2005年もあと2時間で終わります。今日は昨日言っていたように『非情城市』を見ました。淡々と進む映画に重いに内容。台湾人の置かれた環境にいやでも思いを向けました。
この思いを胸に台湾を訪問します。
2006年 新年快楽!
今日はこれからか台湾に行くために泥縄だけど、『非情城市』を見ます。ツタヤのでなかなか見つからなくて、お姉さんに頼んだら「確か一本ありました」って頑張って探してくれました。
2005年もあと3日!
2006年も目前となると今年を振り返っちゃったりなんかしたりして。ってことで、いろいろなことがありましたなあ。(ここらは『花とありす』の鈴木杏ちゃんの声色風でヨロシク! あんまり通じないかって。)
私の今年のハイライトの一つは『ナマ』趙微をみて、歌を聴いたことでしょうか。行ったんですよ!40超えて、大阪まで。10月15日、ポップアジア2005!久しぶりにドキドキしました。正直なところ趙微のファンであっても、この中国一のアイドルであり、女優・歌手として、中国の芸能界(っていうのかなあ)のトップの一人の趙微の認知度は極低いというのが正直なところでしょう。アユやヒカルや今なら、誰だろ(40超えると正直現在の芸能界にうとくなります)、ハロプロ関係のガキタレより認知度は低いんですよね。
日本の芸能界で売れているのは「芸」の力とはまったく無縁です。カイシャの力や売り込むスポンサーの力。それをまとめて垂れ流すTV局の意向でスターやアイドルが生まれます。それでも芸の力や蓄積されたものがあればいいんですが、本人らがよっぽど努力しない限り「売れてる」=「芸」と誤解してそのうち消えて行く芸人や「タレント」の多いこと。それとテレビで本当の芸は放送されません。NHKが「日本の話芸」をやるくらいか。これも終わってますね。それにライブじゃない(テレビの芸ってこと)んで現実よりかなり間引かれている芸だと思います。
それに比べ中国や韓国ではそんなタレントが生まれる余地は極小さい。いまでこそ、タレント発掘番組が大人気でそこからでて素人からプロへの道も広がっているようですが、中華圏や韓国では(一昔前の日本でも)、芸人・歌手・役者=プロフェッショナルの構図が厳然としてあります。趙微も大難関の北京電影学院を主席(?)で卒業してるし、コンリーやチャン・ツイィーも中央戯芸学院で鍛えられてこの世界に来てます。(学校名は記憶で書いているんでうろ覚えです。間違いは訂正します)基本があって、鍛えられて、今がある。「芸」が基礎となっているんです。
思わずウダウダ書いてしまった。
本当は趙微のいいところだけ書いて終わるつもりだったのに。話を戻すとこの日の趙微は良かった。ノッテルって感じ。自然にでてくる踊りもコケティッシュ(死語かな?)。音程もぶれないし、つたわってきました。ジャズから何から音楽好きっていうのも良く分かるステージでした。
これ書く気になったのもたまたま昨日書店で「アジポップ」の最新号を立ち読みしてから。趙微のインタビューが載ってて思わず全部読んじゃったから。わずか2ページの記事だけどちゃんと趙微の映画にかける思い、音楽への情熱など伝わってきてグッドでした。この本はちゃんとアジアの明星の声を伝えてくれていて割りと良く買います。こういう本がせめて「ANAN」や「週刊ポスト」並に売れてくれればこの国ももっと住みやすくなるのにと真剣に思ってます。
趙微はアジアの一大スターなのに全然日本では取り上げられない。アジアと日本の情報のすれ違い、一方通行の姿を感じます。頑張れ、加油!趙微。応援します。
台湾に行ったら趙微のVCDでも仕入れてこよう。今年はじめに陸毅と映画やってていくつも賞ももらってるんですよね。『情人結』だっけ。『緑茶』のVCDはもってるけど、これは趙微自身「あんまり好きな演技じゃない」って言ってたし。CDも『双(ダブル)』は大連で買ったけど、『漂』はまた今度って買ってないし。
残念なことにわが家では趙微の歌も映画もイマイチという評価です。歌は『小燕子』の幼い声が気に入らんと新しいのを聞こうともしない。
ココから変えんとなあ!
テレビもクリスマス特集。日本テレビの9時からの番組を見ました。
最後がジョン・レノンの「Happy X'mas」(1971年)
“War is over if you want it”のフレーズが心に響きます。
ジョンが歌った頃はベトナム戦争の真っ只中だった!
いま、ベトナムを含む東南アジア10カ国はASEANとして東南アジア友好協力条約(ASEAN's Treaty of Amity and Cooperation:TAC)を結び「この地域で戦争は考えられない」という状況を作り出してきています。
ジョンが34年前に歌った願いが、少しずつより現実性を増してきていることに時代の流れと世界の動きを感じます。
今イラク戦争について、アメリカ大統領でさえ12月14日にイラクの大量兵器に関する情報について「多くが誤りであることが判明した。大統領としてイラク攻撃を決定した責任は私にある」と認めました。その尻馬に乗って自衛隊をイラクに派兵したわが国の首相の責任は明らかです。ブッシュ・小泉・ブレアの行動は、世界の平和にとって逆流であることはますますハッキリしています。
けれども長い目でみれば平和の本流が逆流を乗り越え、ジョンの願いが現実となる日が必ず来るでしょう。
“A very merry X'mas.Let's stop all the fight. War is over now!"
あまりに長い間エントリー更新してなかったのでほとんど消滅しかかってました。
心機一転また続けます。今度はまめに更新しよっと!
この6ヶ月は忙しかった。仕事関係で大きなイベントをやったし、ブログも仕事関係のほうばかり更新してたし。
それでも映画は見てましたね。
蒼井優ちゃんの「ニナイカライからの手紙」も見たし。
「リンダリンダリンダ」も行ったし。
「村の写真集」にも行った。今年の邦画ではこれが一番良かった!
配偶者がF4やジェイ・チョウで盛り上がっているのでDVDでほとんど見ました。
「頭文字D」は行かなかったけど・・・
家に大型テレビ(とは言っても26型、AQUOSです)をこの12月に買ったので家でDVDを見る楽しみが増えました。今までの15型のテレビとはえらい違い!
貧乏で今までのDVD環境が悪すぎたんですが。
配偶者はF4関係で神戸の花園カフェなんかにも友人とチョイチョイ行ってます。私も一度一緒に行きました。男性も少しいてホッとしました。
日本版「花より男子」も結構視聴率を稼いでいましたが、「台湾版の方が俳優が段違いにカッコいい!」というのが夫婦の一致した意見です。この盛り上がりでこの正月には台湾へ家族旅行です。
夏に大連に行ったときはペプシの宣伝で街にF4があふれてました。配偶者はしっかりとペプシ缶をお土産に買ってました。空いたペットボトルまで持って帰ってきたし。台湾では何が見つかるでしょうか。楽しみです。