看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

「東チモール県知事日記」

2009-03-31 18:36:10 | 
 ども。

 骨太の本を読んだ。
 それがこれ。
 「東チモール県知事日記」伊勢賢治著 2001年10月刊 藤原書店

 宣伝文句には「2000年3月から2001年6月まで、国連東チモール暫定統治機構の民政官(コバリマ県知事)として勤務した日本人「県知事」の“業務日誌”」(引用)とあります。図書館で借りてきた一冊。

 国連の暫定政府とは何をするのか、この本でやっとイメージできました。
 国連の赤裸々な姿、NGOの役割、国連ボランティアなど各国の人びとが生身の人間として仕事をして、生きている姿が伝わります。

 伊勢崎さんの本は「武装解除」も読みましたが、「平和」を構築するうえで具体的に何が求められているのか常に現実的で、空論にならないところが魅力です。
 頭デッカチで行動が弱くなりがちな私にとって、常に学ばなければいけない姿勢です。

 伊勢崎さんの実践からつぶやかれる「とにかく和解に銃はいらないのだ」という結論が胸に響きました。

チャットモンチー

2009-03-30 12:39:01 | 音楽
 ども。

 昨日は京都・梅小路公園での「仕事と地域に春を呼ぶ3.29府民のつどい」に配偶者、娘とともに参加、5000人分の3人となりました。短い集会とデモでしたら、元気のでる「つどい」でした。
 梅小路公園での強風には参りましたが、春の日差しは結構強いもの。今も日焼けで顔が赤くなってます。

 

 話はゴロンと変わって、チャットモンチーの最新アルバム「告白」。
 どの音楽雑誌でも「傑作」との呼び声も高い。
 赤旗の日曜版でもべたホメ。
 コリャちゃんと聞かないとと思っていたら、頭を茶髪にして大学生らしさを増して家に帰ってきた息子が「バイトして買った」と「告白」を持って帰ってきたので早速パソコンにいれさせてもらい、寝る前や自転車通勤のときに聞いてます。

 「いい!」

 「8cmのピンヒール」
 「ヒラヒラヒラク秘密ノ扉」
 「風吹けば恋」など、どれも鮮烈に耳に残ります。

 3ピースでのバンドではPOLICEのファンでしたが、制約された中で音を組み立てるためには技術の高さが求められる3人バンド。そこで、これだけの実力を示すチャットモンチーには脱帽です。

 4月29日の大阪城ホールでは生でチャットモンチーを見て聴くことができます。
 ラッキー!

 コレを機にチャットモンチーのベースのコピーも頑張ってみようかなと思ってます。

ベスト オブ チャオちゃん

2009-03-28 21:41:59 | 中国映画
 ドモ。

 待ちに待ったお休み。
 大阪・九条のシネ・ヌーヴォへ「初恋の想い出」を見るために夫婦で行ってきました。昼過ぎにJR西九条駅で降りて、安治川の下のトンネルを徒歩で歩いて、京セラドームを見たりと午後4時の開演まで結構ゆったりと九条の町を歩いてきました。

 映画はハルピンの町と高校生・大学生のチャオ・ウェイとルー・イーをソフト・フォーカスで美しく写しながら進みます。
 お互い魅かれ合いながら、一緒になれない境遇を「ロミオとジュリエット」になぞらえる二人。

 悲劇とともに、二人が現代に近づくほど、ピントがシャープになっていきます。
 そしてラスト、本当に美しいチャオちゃんの姿。
 チャオちゃんが涙を静かに流しながら、微笑む演技が秀逸!

 “ベスト オブ チャオちゃん”の演技だと思います。
 すばらしい映画です。

ルパン三世VS名探偵コナン

2009-03-27 23:47:43 | 映画一般
 ども。

 さっきまで金曜ロードショーで放映された「ルパン三世VS名探偵コナン」を娘と一緒に見てました。
 ルパンファンの娘はゲラゲラ笑いっぱなし。
 ただ「とっつあんや五右衛門の出番が少ないし、ルパンの大人の世界がない」とちょっと不満顔。

 私は、けっこう面白く見ました。
 初代ルパンとシャーロック・ホームズの対決は小説みもなっています。その点で、ルパン三世とコナンのアイデアもグッドでないですか?
 できればもっと突っ込んでくれたらと思ってます。
 この二人の対決の必然性を描いてくれたら・・・。
 らん姉ちゃんが騒動に巻き込まれて、コナン君の活躍は目を見張るものがありますが、それに対抗するルパンの必然性が感じられなかったかな?
 ちょっと消化不良。

 でも、この映画でやっぱりルパン、峰不二子、次元大介、石川五右衛門、銭形警部は私のアイドルだと再確認できました。
 引き続く新作を期待しています。

♪ディスコ、ディスコ、ワンルーム・ディスコ♪

2009-03-26 14:15:07 | PERFUME
 ども。

 残業を終えて家に帰ると、PerfumeのNEW SINGLE「ワンルーム・ディスコ」がアマゾンから届いていた。

 NHKの「春うた'09」でもワンルーム・ディスコを初披露。
 
 この間YAHOO動画で見ることのできたPVも改めてみると、かなり凝り凝り。
 資金と手間ひまのかかった世界です。

 音はさすが、中田ヤスタカの世界。
 イントロのキャッチーな作り。
 
 「23:30」では私の好きなJAZZYな世界で、ベースはコピーしたくなる音。
 何度も聴きこむとそのたびにいろいろな楽しさが味わえるつくりのCDです。

「シネマと書店とスタジアム」

2009-03-25 17:48:37 | 
 ども。

 活字中毒の私はいろんな本を並行して読んでいます。
 その一冊が「シネマと書店とスタジアム」沢木耕太郎著 新潮社 2002年。

 この前「凍」を文庫で読んだつながりです。
 沢木耕太郎は学生時代に「敗れざるものたち」や「若き実力者たち」を読んだ記憶があります。
 この本は映画と書物とゲームについてのコラム99編を集めたものです。
 興味の向かい方が私と一緒なので読んでいて楽しい。
 物の見方、深さ、鋭さに教えられたり、気付かされたりします。

 これを機会に沢木耕太郎を全部読みたい衝動にかられています。
 私は好きな作家、物書きの本を片っ端から読む癖があり、それが本多勝一であり、藤沢周平であり、高村薫であり、宮部みゆきなわけです。
 一時期熱中して、その熱が冷めるのですが。

 その中に沢木耕太郎も入るかも。

奪い合う経済から育てあう経済へ

2009-03-24 17:36:31 | 政治・経済
 ども。

 ますますアメリカ型投機資本主義の破綻があらわになっている今日この頃です。

 今年は仕事の関係で秋には研究・交流集会の開催に携わります。
 そのスローガンが「奪い合う経済から育てあう経済へ」。

 アメリカの略奪型投機経済を理想として、「金融立国」めざしてひたすらこの国の政治・経済を「構造改革」してきた日本。

 その模範であるアメリカの投機資本主義が大破綻したいま、「虚業中心から実業を大事にする国」に根本的な政治・経済の転換が求められています。
 このことを多くの人の一致点にするために、今日も夜の会議です。
 では。

好調!グランパス

2009-03-23 17:34:12 | フットボール
 ども。

 仕事でずーっと「国際金融・サブプライムローン・金融投機化」の関連の本と論文を読み続けています。
 読めば読むほど、この世界のデタラメさを痛感。(怒)

 げんなりします。

 その一方で、サッカーではわがグランパスは好調そのもの。
 楢崎がもどって、守備が安定。
 攻撃ではダビィの加入で得点力アップ。
 現在、勝ち点7。2勝1分けの負けなし。

 配偶者は「雑誌ナンバーのピクシー特集を買って帰る」と連絡がありました。
 コレも楽しみ。

 配偶者は秘かに「トヨタスタジアムデビュー」を目論んでいますが、仕事が忙しいのが難点です。

 私もスタジアムでドーンと応援をしたいもの。
 「嫌な気分」も吹き飛びます!

「音楽と人」4月号

2009-03-22 18:17:40 | PERFUME
 ども。

 パソコンSOSもたいしたこともなく復元して、今日は買物に行きました。
 書店で購入したのは「納棺夫日記」と「音楽と人4月号」。
 「音楽と人」は表紙がPerfumeのアップ!!

 家に帰って早速インタビューも読みました。
 前から感じていましたが、Perfumeのインタビューを読むと3人の頭の良さ、プロ意識の強さを本当に感じます。
 プロとして何を求められているか、わずか20歳の3人が自分たちをここまで客観的に見て、求められることに全力で答えていく姿が、この3人の魅力を増幅させているのだと思います。

 

 閑話休題。
 昨日エントリしていた「略奪的金融の暴走」は読了しました。コレも考えさせてくれる本です。
 どっかでキチンとまとめておかなきゃ・・・。
 

「略奪的金融の暴走」

2009-03-21 14:15:50 | 
 ども。

 ぽっかぽかの京都。昨晩の冷え込みと強い風が嘘のよう。
 これから、奈良の実家へパソコンSOSの呼び出しでいかねばなりません。
 たいへんだ・・・。

 表題は今、仕事の関係もあり読んでいる本。
 「略奪的金融の暴走 金融版新自由主義がもたらしたもの」鳥畑与一 学習の友社。

 シリーズ●民主的改革のための経済学① となっているのでこれからもこういう本がドンドン出されるようです。

 理論的解明が運動上の実践的要請から迫られている「金融」の課題。
 いま、一番ホットな話題です。

 消費者金融から、中小企業金融までカバーして、新自由主義が何をもたらしてきたかを明らかにしていて、面白い本です。
 仕事の必要からもノートを取ることが求められていて、なかなか進まないけど、今日中には読み終えたい。