『白バラの祈り』

　ども。
　いろんな映画を観てます。

　『白バラの祈り』。これも配偶者が借りてきた一本。

　私はかなり昔に『白バラは死なず』を観てます。最後が衝撃的でかなりショッキングでした。これは「白バラ」として反ナチ・反戦活動を始めて、逮捕・処刑されるまでにポイントがありました。

　今回の『白バラの祈り』は、ゾフィー・ショルの逮捕されて処刑されるまでの５日間にしぼって焦点があてられています。それだけに逮捕後の苦悩、揺れ動く気持ちと「毅然としていた」と看守などが証言するその心境に到達するまでのゾフィの心の動き、取調べと裁判の模様などが細かく描かれます。
　
　圧巻なのは、わずか一日でアリバイのように行われた裁判の模様を描いた場面。ナチを信奉して、思想そのものを裁こうとするファナティッシュな裁判官の姿とそれに対決するゾフィたちをリアルに描き出します。

　私は、この映画を観て、ナチズムに怒りを覚えながらも、日本の極端な暴力的ファシズムとの差を感じました。日本なら、たとえ女性であっても取り調べで殴る、蹴る、殺すことも当たり前。処刑でも、死んでから親族に知らせるのが当然で、処刑前に両親とショル兄弟をあわせるドイツとの差を如実に感じました。（小林多喜二の例を思い浮かべてください。）

　映画のできのすばらしさ、緊迫感、そしてゾフィを演じたユリア・イエンチさんの迫真の演技に、映画にのめりこみました。

　「白バラ」のゾフィたちがつかまって処刑までわずか５日間。

　１９４３年２月２２日、午後５時。
　ショル兄弟たち３名はギロチン台にかけられ命を奪われました。

『ウェディング』

　ども。
　昨日も、今日も残業です。
　きのう家に帰ると配偶者がみていたのがこれ、韓国ドラマ『ウェディング』。
　第２話からなので、よくわからないが、そのままつられて観てました。

　主人公の外交官スンウにリュ・シオン。
　お嬢様でスンウの見合い相手にチャン・ナラ。

　チャン・ナラは「マイラブパッチ」の時の貧乏生活ではないので、天真爛漫でピュアなお嬢様を演じてます。この人は表情が豊かで、観ていて楽しい。

　しかし、私の場合、よっぽど気合を入れて見ないとドラマは最後までたどりつけない。途中で投げ出すパターンがほとんど。
　キチンと見通したのは「射英雄伝」「雨のシンフォニー」「威風堂々な彼女」「マイラブパッチ」ぐらいでしょうか？

　さて、このドラマはどうなるでしょうか？

『たった一度の雪』 チェン・ボーリン

　ども。
　日曜日は午前中バタバタして、息子のエレキギター購入に付き合ったりしてました。昼からは配偶者が美容室に行ってしまったので、風邪を引いて休む娘、部屋でさっそくギターをかき鳴らす息子、中国語学習に励みつつ、合間にテレビを観る私という各人各様の日曜日の午後でした。

　チェン・ボーリンが出るので「録画しといて」と配偶者に言われたこのドラマを観ました。

　チェン・ボーリンは今や売れっ子。私もいろんなドラマや映画を観てます。田中麗奈ちゃんとの映画も良かった。このドラマでも、台湾のおかれた複雑な歴史的な位置とそこに生きる若者の矛盾と悩みを好演しています。神田沙也加ちゃんも頑張っています。ただこのドラマでは、なかなかアスリートに見えないところが難点ですが・・・。
　北海道放送制作ということで、地方局がこのような主張をもったドラマを作り上げたことに拍手です。

　ドラマもアジアを視野に入れた制作が求められていますね。
　ますます、チェン・ボーリンの活躍の場も広がるのではないでしょうか。
　私は、競争もあるでしょうが、アジアの俳優や製作者の交流がもっと広がることを願ってます。
　そこから、面白いものが飛び出してくる可能性を感じてます。

家族で爆笑！『チェケラッチョ!!』

　ども。
　昨晩、家族で爆笑しながら観たのが『チェケラッチョ!!』。
　家族で見るのは、ゲヘゲヘ笑えるものと言うのがなんとなく我が家のルールです。

　「いっちー」市原隼人、井上真央、平岡祐太、柄本祐の高校生４人組がラップでバンド。沖縄を舞台にした青春物。このところ青春シリーズを立て続けに観てますね。４人が元気に弾けてます。

　いっちーが他の３人を「格闘バカ」「勉強バカ」「ただのバカ」と紹介するシーンと各人のキャラクターに大笑い。
　KONISHIKIさんが沖縄に馴染んでいい味を出してます。

　我が家での人気は、玉鉄。
　最初分からなくて、途中から「やっぱり玉鉄やん！」と確認。
　息子いわく「玉鉄は京都の誇り。かっこよさが尋常やない！」。
　文句なしに軽く楽しめる映画に仕上がってます。

『まわし蹴り』

　ども。
　娘が午前２時ごろ「しんどい、気分が悪い」といって突然ゲボゲボして、吐いちゃった今日この頃、寝不足になってるウェイウェイです。
　朝病院に連れて行くと「風邪ですね。まあ３日間ほど安静に」とのこと。結構流行ってるのかもしれません。

　そんなことになるとは思っていないその数時間前に観たのが、韓国映画『まわし蹴り』。何の予備知識もなく、観ましたが楽しめました。
　K-POPの旗手「神話　SHINWHA」のヴォーカル、キム・ドンワンと今注目の的のヒョンビン。昔名門だった万世高校テコンドー部、今は落ちぶれたこの部の復活を描いた青春スポーツ物。優秀な監督も去り、ただ一人残った主将役にヒョンビン。落ちこぼれて、学校の処分保留と引き換えにテコンドー部に入ったのがキム・ドンワン。訳ありの監督、半端な彼を励ます妊娠中の彼女、異色のマネージャーと、舞台がそろって、選手権で優勝をめざしていくストーリー。

　落ちこぼれの描き方に、愛情のある目を感じます。
　「変わりたい」「半端じゃなくやり通したい」というスポーツ成長物の典型ですが、肯定的に捉えていて好感もてます。私には韓国の学園物は、面白いジャンルの一つです。



　昨日の『GOAL!』のエントリにトラバいただきました。
　ロナウジーニョの神業的なテクニックが動画で見られます。
　ホント、ビックリ！
　一見の価値があります。

　
　

『GOAL!』

　ども。
　息子といっしょに昨晩観たＤＶＤ。
　息子は映画館にも行って、昨日も楽しんで観ていました。

　サッカーシーンがリアルでスピード感にあふれてます。
　ストーリーは、移民の少年が抜群のテクニックを見出されプロへの夢を実現していくというもの。分かりやすい！残業後遅くから観はじめて、午前１時になってしまいました。

　ベッカムなど本物の選手が出てくるところがリアルです。
　まだ日本未公開ですが、２・３と続きを観たいですね。

　コメントやトラックバックありがとうございます。
　カレン・モクは、レスリーのコンサを思い出します。

雨降り前？

　ども。
　残業を終えて、愛車で帰ってきたら結構汗かきました！

　今日の京都は、雨降り前なのか妙に生暖かい。
　ビールを飲んで、ＤＶＤでも見ようっと。

明星大好き！のエネルギー

　ども。
　このブログの発端は、配偶者の明星大好きエネルギー＝「迷」パワーだ。
　
　２００３年４月１日。レスリーが亡くなってから、私たちの疾風怒濤、チャイナ旋風が吹きまくったのだった。
　それまではあくまで１人のありふれたレスリー迷だった配偶者は、インターネットを駆使して、ウェブで情報を集め、共有し、そしてさらに仲間を見出してはつながりを広げていったのです。
　私も、その渦の中に巻き込まれた一人。
　レスリーからはじまり、無数の映画を観て、音楽を聴き、コンサに出かけ、今まで全然行く気がなかった中華人民共和国にまで飛び出して行ったのだ。
　
　今、配偶者は年約６０本以上の映画を見て、中国語教室に通い、あまたの
ＤＶＤ／ＣＤを所有するに至った。中華つながりのポンヨウと時々のみに行ったりする。

　この３年１１ヶ月を振り返り、つくづく、「迷」のあふれるエネルギーには驚くばかり。だけど、一直線に「好き」を貫くエネルギーが世界平和につながるのかもしれないと思う今日この頃なのだ！

　とここで、陳坤「迷」のアディさんからコメントをいただいたので、そのエネルギーと「陳坤迷」拡大に協力させていただき、ディープな陳坤ファンサイトを再度ご紹介します。前回「お針子」を紹介したエントリでは中国語サイトに行ってしまうそうな。日本語サイトはこちらです。トップページから日本語を選んでね。

　アディさん、おおきに！

『リトルイタリーの恋』

　ども。
　忙しくても何とか映画を観る時間を作りたいウェイウェイです。
　というところで日曜日にＤＶＤで見た『リトルイタリーの恋』。
　2004年のオーストラリア映画。

　1950年を舞台に、オーストラリアのイタリア移民の恋を描きます。
　主人公はアンジェロとジーノの兄弟。
　シャイでビミョウな兄貴とハンサムな弟。結婚するために何度も写真を故郷のイタリアに送るも振られ続ける兄。そこで弟の写真を入れて送ったところロゼッタからＯＫの返事が。そこから始まるドタバタを暖かい視線で描きます。
　結構笑えるシーンが多くて、面白い映画です。
　我が家では配偶者のお気に入りの一本。
　娘もいっしょに最後まで見てました。

　アンジェロ役にジョバンニ・リビシ。
　ジーノ役にはアダム・ガルシア。
　ロゼッタ役にはアメリア・ワーナー。
　この人きれいです。
　「息子が見たことある」と言ってましたが、コリン・ファレルと2001年に結婚してわずか4ヶ月で離婚したことで有名らしいです。
　知らんかった。
　最近はシャーリーズ・セロンの「イーオン・フラックス」にもイーオンの妹役で出ているそうです。

忙得要命！

　ども。
　あまりに忙しくてエントリの更新も忘れるほど。
　明日は映画について書きます。
　再見！