ども。
全く個人的で小さいことを書く。
私はチーズケーキが好きである。
ていうか、ケーキ類はチーズケーキ以外ほとんど食べない。
白い生クリームも、チョコレイトケーキも、モンブランも目の前にあって、勧められるなら普通に食べる。
でも、自分から買ったり、食べたいとは思わない。
敢えて、自分でお金を出してケーキを食べるとすれば、それはチーズケーキしかない。
レアチーズも、ベイクドも好きだが、チーズケーキである。
だから、チーズケーキ以外、今の季節ならクリスマスケーキだろうが、別に固執しない。食べたいと思わないから食べない。
ただそれだけの理由である。
これは、私が大学生の頃からだろうか。
自分の味覚と趣味を自覚しのだ。
先日、お歳暮で弟が美味しいチーズケーキを贈ってきてくれた。
3種類のチーズケーキのセットだった。
(弟は私の趣味をよく知っている!)
届いたその日に、そのうちの一つを配偶者と娘と分け合って食べた。チーズが濃厚で非常においしかった。
私はあとの2種類も美味であることを少しも疑わなかった。新しいチーズケーキに対する期待も大きくなった。
ケーキは真空パックのようで、少し日持ちもするらしい。
「また別の日に」と私の楽しみが増えた。
ところが、である。
ケーキが届いて2・3日後、配偶者と娘を乗せて、車で買物に行く途中、二人の会話を聞いていると、なんと2種類目のチーズケーキを食べてしまったらしい。
私は非常に不快になり「なんで私名義に送られたものを勝手にたべるの?それも、私がチーズケーキしか食べないことを知っているくせに。他のケーキだったら何にも言わない。けどチーズケーキは別でしょう、ひどいね」と怒りのこもった声で二人を非難した。
すると二人はギャハギャハ笑いながら「そんなに怒んなくてもいいやん。ホント、尻の穴の小さな男だね!」と逆に私を非難するのである。
尻の穴がどうであろうとほっておいてほしい。
それより、チーズケーキである。食べられた上に、非難されては立つ瀬がない。
これを読んで「なんて小さい男!」と思われても、かまわないのだ。
私はこの件では、配偶者と娘を恨んでいるのである。
チーズケーキの恨みは深く、深く、根深いのだ。