看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

胸の宝物 『真昼ノ星空』

2006-09-30 13:25:53 | ワン・リーホン
 「週末にみなみ会館へ」というのが3週続いてます。
 今回はワン・リーホン『真昼ノ星空』。お待ちかねです。

 映画は映像が本質的なのだ、ということを実感させてくれた映画です。
 せりふは最小限に、説明もほとんどなく、場面がつながれていく。
 一つひとつの映像が、胸に波紋を広げます。

 なんといってもこの映画を成立させているのは、鈴木京香さんの俳優としての力。キレイなのに、どこか疲れていて、投げやりだけど生きていくことに懸命でという女性をリアルに感じさせてくれました。それに、リーホンや香椎由宇さんがからんでいくと本当に詩的な映像が生まれました。

 OKINAWAとTAIWAN、山と海と風と、夜の街。コインランドリー。プールと水のきらめき。いくつもの場面が胸の小さな宝物となりました。

 言葉のないラストの場面も、観客の想像力を膨らませて大好きです。

『大地の子』

2006-09-29 22:22:51 | ドラマ
 山崎豊子さんの本は大好きで何度も読んでいる。
 中でも『大地の子』は繰り返し読んだ。
 スカパーで、『大地の子』をやっているので思わず観ている。
 何度観ても涙なしには観られない。

 現実に小説にあるような、大変な苦労をされてやっとの思いで日本に帰ってこられた中国残留孤児の方もいらっしゃる。

 そんな方に対しても日本政府は冷たい対応しかして来なかった。
 そもそも、日本政府は同胞である日本人を中国に捨て去ったに等しい扱いしかしてこなかった。何としても同胞を日本に帰国させるという真剣で熱意ある対応は皆無であった。自国民を虐げる国は、容易に他国の人をも虐げる。

 今、中国残留孤児の方々は裁判で日本政府の不十分な施策改善を求めて闘っている。ぜひ、勝ってほしい。

『F.I.R』を聴きながら

2006-09-27 22:09:29 | 音楽
「F.I.R」知ってますぅ?

 今、彼女たちのサードアルバム『飛_行(Flight Tribe)』を聴きながらエントリー書いてます。
 台湾の3人組ロックグループ。女性ボーカル「FAYE 飛」に、キーボード「IAN」、そしてギターの「REAL」。3人のイニシヤルから「F.I.R」ってわかりやすい。

 配偶者のお友達が貸してくれました。
 いろいろお貸しいただいて大変喜んでいます。
 ウォー フェイチャン ガオシン!!

 フェイの声、結構好きです。REAlのギターが私のツボです。オーソドックスなロックの響きとフレーズのディストーションサウンド。
 
 こちらのブログではF.I.Rの台湾ミニライブをA4版18ページにわたって写真、動画も交えて詳しく報告されています。
 ぜひ、ライブの様子、3人組のF.I.Rについて詳しく知っておくれなまし。

 『愛いっぱいゆえに毒申スーじぇい

『Love Letter』

2006-09-26 23:36:06 | 日本映画
 家に帰って、つい最近我が家に導入したスカイパーフェクトテレビを家族でチェックしていたら、邦画チャンネルで見たことのある場面が・・・。
「あっ、これ『Love Letter』や。岩井俊二監督や!」との配偶者の言葉で、家族そろって観ました。これは1995年製作の映画。

 配偶者は「岩井監督の作品でこれが一番好き、5回は観た」。
 息子は「トヨエツの関西弁はおかしい」と突っ込みながらも「ラストがいいんだよね」とのこと。
 ミポリンはこのころ可愛いオーラが飛んでます。
 時間があっという間に過ぎました。
 やっぱりラストに感動します。

観たい映画いっぱい!

2006-09-25 20:36:19 | 映画一般
 いよいよ明日からは京都みなみ会館でワン・リーホン『真昼ノ星空』上映開始。土曜日にしか観にいけませんが・・・。楽しみです。

 23日からは観たい映画が続々と公開されています。

 台湾映画だと田中麗奈ちゃんとチェン・ボーリンの『幻遊伝』。田中麗奈ちゃんがタイムスリップしてキョンシーたちとたたかったりする武侠片。田中麗奈ちゃんのお父さん役に大杉漣さんというのも観たい理由です。30日からは『ジャンプボーイズ』。台湾の体操を舞台にした映画。NHK中国語会話で監督と少年たちがインタビューに出ていました。
 
 ハリウッドものでは『イルマーレ』。韓国映画のリメイク。

 邦画では『出口のない海』『バックダンサーズ』『フラガール』など。

 『フラガール』はさっそく配偶者は見てきて「よかったよ」との感想。
 若いカップルが観ていて男の子が終わった後「俺、思わず泣いちゃったよ」と言っていたのが印象に残ったそうです。「結構みんな泣いてた」との配偶者情報です。

水餃子完売!

2006-09-24 21:19:47 | 日々のこと
今日は「京都まつり2006」に朝から参加。
テントで水餃子を販売しました。
他にかぶる店もなく、いい天気のもと、ツルツルッとおいしい水餃子は完売しました。幻の焼酎も合わせて販売。すこし自家消費しすぎて酔っ払ってしまった。
 おやすみなさい。

みなみ会館 『緑茶』

2006-09-23 16:11:02 | 中国映画
 今日は午前10時から、京都みなみ会館へ待望のチャオ・ウェイ主演映画『緑茶』を観るためにいそいそと出かける。結構人がいたのでウレシイ驚きです。

 原作は新進気鋭の個性派の女流作家「金仁順」の文芸作品。

 この原作「水辺のアテイリヤ」と映画化された「緑茶」については、「研究誌 季刊中国 №80」(2005年3月1日発行 季刊中国刊行委員会)で伊藤敬一東京大学名誉教授が『水辺のアテイリヤ 金仁順の短編小説とその映画化』という文章を書かれておられ、大変参考になりました。

(以下に一部引用します)
「(金仁順の)第二の代表作は、短編小説『水辺的阿狄麗雅(水辺のアテイリヤ)』(雑誌「作家」2000年2月号)で、金仁順らしい特色を円熟した筆致で示した代表作中の代表作である。朗朗の話が面白く、プロットの主線とも各段落の核ともなって光っており、朗朗が次第に主人公である「私」の分身ないし、同一人物ではないかという暗示を強める過程が、「私」と陳明亮との相互理解と愛情の進行に重なって描かれるという興味深い構成を見せてくれる。・・・心憎いことに、この作品は、「私」と朗朗が別人なのか同一人なのか、結局最後まではっきり断定せず、読者の想像に任して、不思議な余韻を残している」

 映画化にあたっては金仁順自身が「衛視小説」として映画脚本を書いたものが『緑茶』で、主人公に名前が与えられ、視覚上も一人二役で朗朗も主役の一人として登場しています。映画のクレジットにも金仁順の名前が入っていました。映画化は、張元監督、姜文と趙薇の主役が評判で中国で大成功しました。

 日本では上記の予備知識があればもっと深く味わえると思います。何も知らずに観てどう感じるか?多くの観客は「?」というマークが浮かぶかも。

 私には大学院生を演じるチャオ・ウェイのアップ。朗朗のことを話す表情。姜文の行動に感情を揺らしながら、徐々に心を許していくチャオ・ウェイの演技を十分楽しむことができました。

 ちなみに「水辺のアテイリヤ」はリチャード・クレイダーマンのピアノ曲『渚のアデリーヌ』のことだそうです。

パンクで予定が・・・

2006-09-21 22:25:58 | 日々のこと
 ども。ども。

 『威風堂々な彼女』は第5話まで見ていよいよ面白くなってきたところ。
 これについてもっと書こうかと思っていましたが、帰宅途中に自転車の後輪がパンクすると言うアクシデント発生。
 自宅まで残り3キロを大汗かいて今やっと帰宅しました。合わせて書き込む元気も消えうせたので今日はここまでにしときます。