看一看電影

アジア映画、ワン・リーホン、チャオ・ウェイ大好き! 近頃はPerfumeとグランパス、ベースにもどっぷり。

『日記2 鳳凰わが愛中国滞在録』

2007-11-11 14:11:26 | 
 ども。

 昨日娘といったアバンティブックセンターで買い求めた『日記2 鳳凰わが愛中国滞在録』キネマ旬報社 中井貴一著。

 帰りの電車内で読み始め、夜ふとんに入っても読み、朝起きて続きを読み、また出勤の電車内で読み、仕事の休憩中に読みふけって、今読み終わりました。

 おもしろい。

 前作の『日記』も発売されるや否や買い求めました。最初は、チャオ・ウェイファンとしての興味から手に取りましたが、読みすすむうちに、中井貴一という役者の、そして中井さん一個人の中国社会(それも新彊ウイグル自治区というチョー辺鄙なところが主)と中国映画製作との『異文化ファーストタッチ』物語として、ぐんぐんおもしろくなりこの本も一気に読み終えました。

 今回の『日記2』でも中井さんの「異文化コミュニケーションギャップ」「中国のホテルのお湯事情」「中国トイレ観察」「中国映画製作システム」など読みどころが満載で、おもしろいです。特に今回は映画プロジューサーとして、役者として二役をこなす活躍ぶりで、「プロジューサーとしての映画製作へのかかわりと役者としてのかかわりの矛盾」があるという文章は、外から出来上がった映画を見る立場としては興味深く感じました。

 中井さんがチャオちゃんと夕食をとるとの記述もあり、チャオちゃんとの交流が続いていること、前回の中国体験から多くの友人を得て交流が広がっていることがわかります。ファンとしては「今度日本映画に出る」とのチャオちゃんの発言には注目ですが「監督の突然の死去」でこの件はどうなったんでしょうか・・・?

 この本を読んで「鳳凰わが愛」への期待がより一層わいてきました。
 映画は京都シネマで現在公開中。
 時間調整して行かなきゃ!!

 ちなみに、中井貴一さんと私は同年代。1961年生まれ。ちょっとしたことですが親近感がわきます。


じゃんすさんのトラバをいただきまして、中国での「鳳凰わが愛」の人民大会堂での上映の様子がわかります。中井さんカッコいいです。トラックバックからコチラもどうぞ。