主演は、ワン・リーホン、鈴木京香、香椎由宇。
いよいよ京都みなみ会館で9月26日から公開予定です。
上海でミュージシャンとしてのワン・リーホンの才能に圧倒された私。
映画という世界での演技者としてのリーホンにも興味があります。
楽しみです。
『真昼ノ星空』公式ホームページはこちら。
赤い幕の裏で、中国武術の型を4人が次々と決めていく。
ピタッと決めたところで幕が落とされ、ワン・リーホンが登場。
舞台から5メートルほどの高さに立ち、白い衣装。
いっせいに「リーホン」の声がいっせいに飛び交う。
ワイヤーで空中に飛び出すリーホンに「キャー」と「ワー」の無数の歓声!
ワイヤーをつかんでするすると舞台に下りてきたリーホンを中心に、先の4人が絡んでの立ち回り。
リーホンの一挙手一投足に歓声があがる。
リーホンが4人を相手に舞台を動き回り、決めたところで「蓋世英雄」のイントロ。
観客がいっきょに立ち上がった。
観客は「蓋世英雄到来!」「世界是舞台YO!」と大声で叫ぶ。
私も負けじと叫んだ。
コンサートは最初からヒートアップしている。37度の気温の名残と湿っぽい空気の中、一挙に汗が噴出してきた。英文歌詞のところで「SHANGHAI]と入れてまた歓声が。
蓋世英雄のカッコイイギターフレーズから「世界是舞台YO!」が大声で決まって、花火がバンと舞台に上がる。
ギターソロが続きそのまま「BABY 我 愛 イ尓」と続き、「放開イ尓的心 (心中的日月)」へ。
もう観客と舞台は一つだ。
「BABY 我 愛 イ尓」の大合唱。
そして「シャンハイ!」「YO!」「シャンハイ!」「YO!」「シャンハイ!」「YO!」の観客との掛け合いで「愛自己 アイズーチー」へ。「愛イ尓等於愛自己 (公轉自轉)」
ここまで3曲を続けざまに歌うワン・リーホン!
<続き>
私が息子と一緒にホテルの待ち合わせ場所で、配偶者と娘に合流したのは午後7時。リーホンコンサート開始まであと30分。すでに、配偶者と娘はワン・リーホンのポスター(パネル付)2枚、缶バッジ4個、B4大の写真シールを手に入れて準備完了。
さすがに上海8万人体育館は大きい。ホテル内を通って会場に向かう人もいる。私たちは580元のスタジアム内の席。前から42列目。入口が幾つもあるのであっちへウロウロ。こっちへウロウロ。やっとスタジアム内に通じる一号通路を見つけて入場。ここで事件。
娘が持っていた蛍光ステックを入口の警備員が取り上げ、投げ捨てた!
思わず目が点に。頭には???マークが飛んだ。他の人もみんな持っているのになぜ投げ捨てられたかよくわからない。よくわからないまま座席に向かう。会場は巨大。ただし、客は10分前でも7分くらいの入りか。「売れ残ったのかなあ?」などと配偶者と話しながら開演を待つ。正面には舞台が組み上げられ、赤い布に蓋世英雄の文字が映し出されている。その上にLEE HONGの文字をロゴにしたライト。その脇に竜をかたどった電飾。ステージの両脇にはスクリーンが設置され、ずっとリーホンの出た車のPOLOのCMを流している。
時間は午後7時30分を過ぎたがまだ開演しない。客はどんどん入ってくる。売れ残るどころかこの広い席が埋まってきた。7時37分「お父さん、龍に明かりが点いた」と娘の言葉とおりに龍の電飾にライトオン。
次の瞬間、会場全体のライトがすとんと消えた!
ウォー!蓋世英雄の文字が揺れ、そのバックに棒を持つ4人の男が影絵に浮かび、今、コンサートが始まった。
<続く>