
ども。
ウェイウェイファミリー二日目の上海は、バスでの観光旅行に挑戦して『朱家角』に行ってきました。
朱家角一日旅行券<バス代各種入場料込みで一人80元>も無事に買い込んで上海体育館横の観光バスセンターから上海観光4号線で約1時間30分。午前10時のバスで昼前に到着。観光バスは満員です。
出発前の上海旅遊集散中心で、私は生まれて初めて通称“ニーハオトイレ”を経験。男性用トイレの「大」は、7つほど並んで膝から腰までほどの板が入り口となっていて、中は7つのトイレを貫いて溝があるだけ!おっさんがしゃがんでタバコを吸いつつ座っているのが外から見えます。少し水があってゆっくりと流れています。排泄物もそのまま流れていく仕組み。奥にはゴミ箱が置いてあって使用後の紙はここに入れます。うわさに聞いていたがここで出会うとはと思いつつ、「話のタネ」と使用しました。途中で清掃人が床を拭きつつ「個室」を覗いて個室の私の足のそばまで拭いて行ったのは、「早く出ろ」という嫌がらせか?それとも「コイツ汚してないだろうな?」という確認作業かはわかりませんでした。感動して、配偶者に話すと女性用トイレはいたって普通の日本と同じ個室トイレだったらしい。なぜ男性用だけが進化していないのか、と新たな疑問も抱えつつ出発したのでした。
朱家角は明・清時代の建物が保存された水郷古鎮です。石畳の狭い町並みを歩き、太鼓型の橋を渡り、船でゆらゆらと揺られてゆったりとした時間を味わいました。
失敗したのは「城隍廟」というところ。たまたま横に観音がまつってあり人がたむろしているので寄っていくといきなり線香を3本渡され、お参りしろとせかされ、その後、おみくじのようなお札を渡されておっさんの前に座らされると、おっさんがメモにおみくじの解説をえんえんと書き始めました。「何だ、なんだ」と思っていると、メモを書き終わったおっさんがそれをこちらに見せるので、読むと運気は好調だが少し難があるなどと書いてあるらしい。おっさんはやおらここに名前をと奉加帳を取り出しました。みると日本人の名前で300元とか1000元とか法外な値段が書いてある。ちょうど細かいお金がなくて仕方なく50元を出して「メイヨウチエン」(金がない)で振り切りました。さすが金には強い配偶者は3元で振り切ったらしい。50元ならビール大瓶5本は飲めたなあと少し悔しく思いつつ人のいい日本人は後で後悔するのでした。えー、お金がなくて気の弱い日本人は近づかない方がいいでしょう。