プーチンは悪である。悪の論理で回っている。
蛇の道は蛇。では、歴史上で誰に似ているであろうか。
私はヒットラーよりも、スターリンに似ているのではないかと思う。
彼のスターリンはグルジアの本当の悪上がりである。売春宿の用心棒。
そこで人の心の底を知った。所詮この世は欲で出来ている、人の欲を利用しようではないかと。
圧倒的な数のロシアの貧者は、豊かになりたいと言う欲に動かされている。
その欲の塊を使って帝政ロシアを打倒しよう、みんなが共に等しく、みんなが幸せへと。
これは中国の毛沢東にも言える、この等しく、と言うのが共産主義に繋がっていく。
かたやヒットラーは、悪上がりではない。
第一次大戦後の澱んだウィーンの臭気が、この男を狂気へと向かわせてしまった。
世が世であれば、売れない画家での一生があったのかもしれない。
弁護するわけでは毛頭ないが、美を求めていたし、得てもいた。
愛人エヴァ・ブラウン、彼女を得た。淡いほどに、心も綺麗な女性を。
話がいささか脱線してしまった、私が言いたいのはこうである。
スターリンならウクライナをどう攻略するか、である。
……まずベラルーシから南下して、キエフにカチューシャ(ミサイル)を打ちまくる。
ドンバスから戦車隊で進撃し、ドニエプル川を目指す。
クリミヤから東へと回廊を作りアゾフ海を内海にし、ドニエプル川以東を抑える。
軍を二手に分け、オデッサを落し黒海への道を無くす。
モルドバの沿ドニエストルのロシア系をあおり、モルドバから分離させる。
後は、北、東、南からキエフ包囲へと軍を進める。
首都の陥落後は全軍をリビウへと向かわせ、全土を席巻する……
もしやプーチンは、ウクライナ全土の併合を狙っていやしないか。
はたしてドンバス奪取だけで収まるのか、やはりクリミアと繋げたるだろう。
また同じロシア系住民の多い地、モルドバにも矢を向けるのだろうか。
黒海北岸を抑え、ウクライナを内陸国にして海軍を無くす気か。
国そのものを無くし、ロシアの地方にする気なのか、どうなのか。
蛇の道は蛇。
もしやスターリンの再来だとすると、キエフが今度こそ危ない。
かつて独ソ戦で、ワルシャワまでドイツ軍を追い詰め、共に戦おうと市民を蜂起させた。
ところが直前で足踏みし、蜂起軍だけをドイツ軍に対峙させた。
援軍が来ず、ワルシャワ蜂起は大失敗、街は規則正しい程に、徹底的に破壊された。
ソ連は、戦後のポーランド支配を目論み、ポーランド人の削減を狙った。
その為、敵国ドイツまで利用したのである、悪だくみの巧妙な手段として。
そこでキエフである。
今、ロシア軍はベラルーシへと撤退し、東部へと合流しに向かっている。
これからは、再編を計ってドンバス攻略へと集中するかに見える。
キエフ市民は、当面はと、胸をなだめたのかもしれない。
ウクライナ軍は迎え撃つ為に、東部へと主力を持って行く。
ロシア軍のいなくなったキエフに、また、そう持っていったキエフに……
あのスターリンだったら、どうするだろう……
プーチンは、生物、化学、小型戦術核……
悪魔のシナリオは、絶対にあってはならない。
蛇の道は蛇。では、歴史上で誰に似ているであろうか。
私はヒットラーよりも、スターリンに似ているのではないかと思う。
彼のスターリンはグルジアの本当の悪上がりである。売春宿の用心棒。
そこで人の心の底を知った。所詮この世は欲で出来ている、人の欲を利用しようではないかと。
圧倒的な数のロシアの貧者は、豊かになりたいと言う欲に動かされている。
その欲の塊を使って帝政ロシアを打倒しよう、みんなが共に等しく、みんなが幸せへと。
これは中国の毛沢東にも言える、この等しく、と言うのが共産主義に繋がっていく。
かたやヒットラーは、悪上がりではない。
第一次大戦後の澱んだウィーンの臭気が、この男を狂気へと向かわせてしまった。
世が世であれば、売れない画家での一生があったのかもしれない。
弁護するわけでは毛頭ないが、美を求めていたし、得てもいた。
愛人エヴァ・ブラウン、彼女を得た。淡いほどに、心も綺麗な女性を。
話がいささか脱線してしまった、私が言いたいのはこうである。
スターリンならウクライナをどう攻略するか、である。
……まずベラルーシから南下して、キエフにカチューシャ(ミサイル)を打ちまくる。
ドンバスから戦車隊で進撃し、ドニエプル川を目指す。
クリミヤから東へと回廊を作りアゾフ海を内海にし、ドニエプル川以東を抑える。
軍を二手に分け、オデッサを落し黒海への道を無くす。
モルドバの沿ドニエストルのロシア系をあおり、モルドバから分離させる。
後は、北、東、南からキエフ包囲へと軍を進める。
首都の陥落後は全軍をリビウへと向かわせ、全土を席巻する……
もしやプーチンは、ウクライナ全土の併合を狙っていやしないか。
はたしてドンバス奪取だけで収まるのか、やはりクリミアと繋げたるだろう。
また同じロシア系住民の多い地、モルドバにも矢を向けるのだろうか。
黒海北岸を抑え、ウクライナを内陸国にして海軍を無くす気か。
国そのものを無くし、ロシアの地方にする気なのか、どうなのか。
蛇の道は蛇。
もしやスターリンの再来だとすると、キエフが今度こそ危ない。
かつて独ソ戦で、ワルシャワまでドイツ軍を追い詰め、共に戦おうと市民を蜂起させた。
ところが直前で足踏みし、蜂起軍だけをドイツ軍に対峙させた。
援軍が来ず、ワルシャワ蜂起は大失敗、街は規則正しい程に、徹底的に破壊された。
ソ連は、戦後のポーランド支配を目論み、ポーランド人の削減を狙った。
その為、敵国ドイツまで利用したのである、悪だくみの巧妙な手段として。
そこでキエフである。
今、ロシア軍はベラルーシへと撤退し、東部へと合流しに向かっている。
これからは、再編を計ってドンバス攻略へと集中するかに見える。
キエフ市民は、当面はと、胸をなだめたのかもしれない。
ウクライナ軍は迎え撃つ為に、東部へと主力を持って行く。
ロシア軍のいなくなったキエフに、また、そう持っていったキエフに……
あのスターリンだったら、どうするだろう……
プーチンは、生物、化学、小型戦術核……
悪魔のシナリオは、絶対にあってはならない。