ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

東京国立近代美術館で日本近代絵画を鑑賞

2013-01-18 11:50:00 | 散歩
1月13日の日曜日に竹橋の東京国立近代美術館に。
中野から竹橋までは地下鉄東西線1本で行けるので便利だ。

東京国立近代美術館では東京国立近代美術館 60周年記念特別展「美術にぶるっ!」 ベストセレクション 日本近代美術の100年 なる展覧会が開催されている。
重文13点を含む明治以降の日本の名作を一挙公開ということだ。

会期末だがそれほど人は多くないのがありがたい。
日本画では狩野芳崖 仁王捉鬼図、村上華岳 日高河清姫図、川合玉堂 行く春、安田靫彦 黄瀬川陣、
土田麦僊 湯女などが目につく。
狩野芳崖作、仁王捉鬼図

村上華岳 日高河清姫図

川合玉堂 行く春

安田靫彦 黄瀬川陣

土田麦僊 湯女

横山大観の「生々流転」なる大作もある。

2011年に重文に新指定された下村松園の「母子」の人気が高いようだ。

洋画では萬鉄五郎の「裸体美人」、和田三造の「南風」や岸田劉生「道路と土手と塀」など。
萬鉄五郎 裸体美人

和田三造 南風

岸田劉生 道路と土手と塀

テレビ番組「開運! なんでも鑑定団」に出展されたのが契機で東京国立近代美術館が購入したという絵もあった。

戦争画は宮本三郎の「山下、パーシバル両司令官会見図」や藤田嗣治の「アッツ島玉砕」
や「サイパン島同胞臣節を完うす」など。
宮本三郎 山下、パーシバル両司令官会見図

藤田嗣治 アッツ島玉砕

藤田嗣治 サイパン島同胞臣節を完うす

藤田嗣治の絵は戦意高揚というよりも戦争の悲惨さを表現しているように感じた、

彫刻は新海竹太郎の「ゆあみ」など。

版画では横尾忠則の「責め場」が印象的。

最近の実験的な作品も多かったが正直なところよくわからない。
2階のロビーにジュリアン・オビーの「日本八景」が飾られていた。

休憩室からは皇居や大手町ビル街がよく見えた。


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