ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

両国の江戸東京博物館へ行く

2013-07-15 10:50:04 | 散歩
7月6日の日曜日に両国の江戸東京博物館へ。
中野駅から中央線快速と総武線を乗り継いで両国駅で下車。

江戸東京博物館は徒歩3分。

まずはお目当ての特別展ファインバーグ・コレクション展へ。
日本美術コレクターであるファインバーグ夫妻が蒐集した、
江戸絵画を中心とする日本美術のコレクションが90点ほど展示。

これほどの江戸絵画のコレクションを見たのは初めて。

琳派の俵屋宗達や鈴木其一、文人画の与謝野蕪村、池大雅、谷文晁、
円山四条派の円山応挙、曾我蕭白、北斎などの絵が一度に見られるのは素晴らしい。
俵屋宗達

鈴木其一

与謝野蕪村

円山応挙

曾我蕭白

北斎



たっぷり堪能したあと常設展へ。巨大な吹き抜け空間に江戸時代や明治・大正・昭和時代の東京の街並みや代表的な建物の縮尺模型や実物資料などが多数展示されている。

あまりにも展示が多いので頭の整理がつかない。

江戸時代では
武家屋敷、町人地、江戸城、河岸、菱垣廻船、などの巨大な縮小模型
芝居小屋や絵草紙屋や神田明神山車など実物大模型などが展示されていた。
武家屋敷

町人地

河岸

菱垣廻船

芝居小屋

絵草紙屋

神田明神山車

美人の浮世絵や、各種の髪形や火消し組を描いた絵馬も面白い。



歴史的には徳川家康が源氏の長に任命された宣旨の模写が面白かった。

浅草天王橋の仇討の瓦版もあった。
仇を討ったのが妹という版と娘という版があった。名前も違っている。
瓦版はあまり正確なものではなかったようだ。

オランダ風説書の実物も面白い。


企画展は各地の最近の出土品が展示されている。
箸墓など宮内庁管理の陵墓から埴輪もあった。発掘が許可されたのだろうか。

明治時代では
銀座煉瓦街の縮尺模型や朝野新聞の西洋建築
浅草の町並みや浅草十二階など
銀座煉瓦街

朝野新聞の西洋建築

浅草十二階

「学問のススメ」や「青踏」の初版などがあった。


第2次大戦時の風船爆弾の模型も面白い。
ほとんど戦果はなかったようだが。

軽自動車のスバル360など個人的に懐かしい展示もある。

常設展を見たのはは初めてだが、これほどの量の展示物があるとは思わなかった。