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ブログ雑記帳

日々の雑記帳です。オストメイトに関することや、パソコン、散歩など、日々の出来事について気が向いた時に書いています。

5月27日 東京支部総会及びオストメイトの集い (東京都社会適応訓練事業)の報告

2022-05-29 14:34:45 | オストメイト
5月27日の金曜日に日本オストミー協会東京支部の支部総会と「オストメイトの集い」が開催されました。
コロナ蔓延の影響のため、支部総会・オストメイトの集いは一昨年、昨年と中止を余儀なくされましたので、今回は3年ぶりに開催となります。
会場は今まで使用して来ていた品川区大井町駅前の「きゅりあん」が改修工事のために使えず、今回は港区三田の東京都障害者福祉会館で開催されました。

午前中は激しい雨が降り、参加を取りやめた方もいらっしゃいましたが、それでも大勢の方が参加されました。
午前10時半より東京支部総会が開催されました。この1年間になくなった方への黙祷の後、議事に入りました。
令和3年度の事業報告、決算報告、監査報告、令和4年度の事業計画案、や収支予算案の説明などがありました。

令和3年度もコロナ蔓延の影響がありましたが、可能な限りコロナ前に近いレベルの活動を維持することに努力したことや、財政的にも毎年大変厳しい状況が続いていて、事務所の開催日の削減(週3回→週2回)や役員の日当や交通費の削減を余儀なくされる等の報告がありました。
報告後、役員紹介や装具メーカー・販売店の製品紹介などがありました。
役員は3年前とは半数近く入れ替わりました。

昼食はおいしい仕出し弁当を味わいました。装具メーカー・販売店の展示コーナーで大勢の方が説明を受けていました。


午後の「オストメイトの集い」は東京都の社会適応訓練事業として開催しました。
最初に東京オストミーセンター代表の大村裕子先生のお話がありました。


大村裕子先生は1981年に米国のクリーブランドクリニックETスクールに留学して、皮膚排泄ケア認定看護師(WOC)の前身であるETの資格を取られた方で、現在は東京オストミーセンターでオストメイトのストーマリハビリテーションに従事される一方、ストーマ装具の皮膚保護剤に関する研究で博士号を取得されています。
大村先生はストーマリハビリテーションやストーマ装具の歴史のついて大変わかりやすく、ためになるお話をして下さいました。

沢山の質問がありましたが、大村先生は丁寧に答えて下さいました。



続いて、オストメイトで東京支部役員である浅見正博氏から浅見氏が携わっておられる「いのちの電話(東京)」のお話がありました。

いのちの電話は電話を受けることにより自殺防止を目的にした活動を50年以上行っている団体で、最近は24時間電話がかかりっぱなしで、電話がつながらない状態とのことでした。
大変、素晴らしい頭が下がる活動を行っている団体ですが、いのちの電話で相談員を務めるには大変厳しい訓練が必要で、しかも訓練に合格して相談員になるのは大変とのことでした。

最後に最後に山本悦秀先生の閉会の辞がありお開きとなりました。

 今回も参加者は有意義な一日を過ごす事が出来たと思います。



5月8日 消化器系ストーマのオストメイト講習会(東京都社会適応訓練事業) 三田の報告

2022-05-15 13:51:30 | オストメイト
5月8日(日)に東京都障害者福祉会館(三田)にて「オストメイト講習会と体験交流(東京都社会適応訓練事業)三田」が開催されました。

まだまだコロナ禍は終息しない状況ですが、感染防止策を取って開催しました。



今回の講師は杏林大学の小嶋幸一郎先生と昭和大学江東豊洲病院の藤尾敬子WOCNです。
装具メーカーのコロプラストや販売店のウエル・カム サポートセンターの方も参加して下さいました。

最初に、小嶋幸一郎先生のお話がありました。
先生は、排便に関するお話をしていただきました。
腸の模型などを駆使して、排便の仕組みや、よい便を出すためにすべきこと、排便の異常(特に便秘)などについて、大変わかりやすい話をしてくださいました。


お話の後、多くの質問が出て先生は丁寧に答えて下さいました。






装具メーカーのコロプラストの方からはブラバ伸縮性皮膚保護テープやオストメイトトイレなどの情報提供アプリ「オストメイトなび」の紹介があり、販売店のウエル・カム サポートセンターからはストーマ装具に関する総合情報サイト「ストーマケア.net」の紹介などがありました。


休憩の後、藤尾敬子WOCNのお話がありました。
藤尾WOCNはストーマの基礎知識から消化器系ストーマのトラブルや・対応や日常生活などについて判りやすい話をしてくださいました。

藤尾WOCNのお話にも多くの質問があり藤尾WOCNは丁寧に答えて下さいました。



新型コロナウイルス禍が終息しない中での開催でしたが、今回も有益な会が持てたと思います。



4月17日 オストメイト講習会と体験交流(東京都社会適応訓練事業) 中野の報告

2022-04-19 16:18:13 | オストメイト
4月17日(日)に中野区社会福祉会館(スマイルなかの)にて「オストメイト講習会と体験交流(東京都社会適応訓練事業) 中野」が開催されました。

コロナ禍が収まりきらない中の開催でしたが、多くの方が参加されました。。

今回は講師の国立がん研究センター中央病院の皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)の工藤礼子先生の他、同じ国立がん研究センター中央病院の皮膚・排泄ケア認定看護師の中野祥江先生や、販売店のウエル・カム サポートセンターの方も参加して下さいました。

最初に、工藤礼子先生のお話しがありました。

先生は、ストーマ装具やスキンケア等について大変わかりやすい話をしてくださいました。
参加者からは多くの質問があり、工藤先生や中野先生は丁寧に答えて下さました。





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次に、オストメイトの楠幾代様が、肛門近くにできたメラノーム(悪性黒色腫)によりオストメイトになってから現在までの6年間の生活について、生々しい体験を話して下さいました。

その後の業者の紹介の時間では、
販売店のウエル・カム・サポートの方からは、コロナ禍がストーマ製品の販売に与えた影響に関連して、コロナ禍でのストーマ交換間隔などについて、参加者に問い合わせをされていました。

又、自らもオストメイトである原香織さんからは女性オストメイト用に開発したポケット付きのショーツの紹介がありました。


休憩後、オストメイトの参加者同士の体験交流を行い、全員が自己紹介や様々な悩みを話しました。
体験交流では様々な話題が出て、予定時間を大幅に超過してしましました。


新型コロナウイルス禍が収束しない中での開催でしたが、有益な会が持てたと思います。


2月23日 オストメイトの体験交流と介護に関する講習会(東京都社会適応訓練事業) 三田」の報告

2022-02-26 10:59:52 | オストメイト
2月23日(祝、水)に三田の東京都障害者福祉会館でオストメイト講習会「オストメイトの体験交流と介護に関する講習会」が開催されました。

コロナ禍が収まらず、オミクロン株のウイルスが蔓延する中でしたが、感染防止対策を取ってなんとか開催することが出来ました。参加者は多くはありませせんでしたが、わざわざ横浜から来てくださった初めての方や販売店のウエル・カム サポート センターの方も来て下さいました。

オストメイト講習会はストーマケアなどの内容が多いのですが、今回は介護保険の講演を行いました。

講習会では、最初に足立区訪問介護会社えがおケアの川崎広太氏とプレミア扇居宅介護支援事業所の箕田大ケアマネジャーによるお話がありました。

川崎広太氏は介護保険制度の概要や利用方法、など介護保険の基礎について話して下さいました。
引き続いて箕田大氏は介護保険の申請方法やケアマネ選択、訪問介護、訪問介護、デイサービス、デイケア、老人保健施設や、特別養護老人ホームのなど介護保険利用方法の詳細や、特にオストメイトについて、ストーマ交換などのサービスについて詳しく話して下さいました。
講演後、オストメイトの介護の現状などについて様々な質問があり、両氏は丁寧に答えて下さいました。




販売店のウエル・カム サポート センターの方からも補足説明がありました。


休憩後、オストメイトの参加者同士に販売店のウエル・カム サポートセンターの方も加わって体験交流を行いました。
人工肛門の方、人工膀胱の方、術後2年の方から術後30年を越える方など様々な方が、便の漏れ対策や、装具の使い方など様々な経験を活発に話しあいました。

オミクロン株の新型コロナウイルス蔓延の中での開催でしたが、有益な会が持てたと思います。


12月12日 オストメイトの体験交流と個別相談(東京都社会適応訓練事業)中野の報告

2021-12-13 10:25:07 | オストメイト
12月12日 オストメイトの体験交流と個別相談(東京都社会適応訓練事業)中野の報告

12月12日の日曜日、中野区社会福祉会館(スマイルなかの)にて東京都社会適用事業によるオストメイト講習会「オストメイトの体験交流と個別相談」が開催されました。

今回は、赤羽にある東京北医療センターの遠藤亜希子皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)に初めて個別相談をお願いしました。
また、販売店のウェル・カム サポートセンターの方もいらっしゃいました。

講習会では最初に内藤支部長と遠藤亜希子先生が挨拶し、次に販売店のウェル・カム サポートセンターの方のPRがありました。



ウェル・カム サポートセンターは令和4年度に日本オストミー協会東京支部との共催の講習会を企画する予定とのことです。
ウェル・カム サポートセンターは、同様の交渉会を横浜で行い、100人以上の参加者があったとのことでした。

参加者は、コロストミー(人工肛門)、ウロストミー(人工膀胱)の
2グループに分かれて体験交流を行いました。


体験交流では、各人が自分の体験やストーマのトラブルなどの様々な悩みについて、大変活発な話し合いが行ないました。
私の参加したウロストミーのグループでは皆さんが皮膚保護剤、剥離剤、潤滑消臭剤、レッグバッグカバーなどのアクセサリーを紹介して下さり、大変参考になりました。
体験交流の合間にウエルカムサポートセンターの方と相談される方もありました。


体験交流と並行して、別室の和室で遠藤WOCNと参加者のオストメイトの方との1対1の個別相談があり、ストーマの悩みなどを話されたようです。皆さん大変熱心に話し込んでおらました。

最後に遠藤先生からの感想がありお開きとなりました。
今回も参加者には大変有意義な会になったと思います。


11月14日泌尿器系ストーマのオストメイト講習会(東京都社会適応訓練事業)の報告

2021-11-16 14:58:09 | オストメイト
11月14日の日曜日、三田にある東京都障害者福祉会館にて、東京都社会適応訓練事業による泌尿器系ストーマのオストメイト講習会が開かれました。

晴天に恵まれコロナ禍も少し収まっているためかたくさんの方が参加されました。講習会の開催が新聞や東京都の広報にも掲載されたためもあるかと思います。

講師は東京医科歯科大学病院の福田翔平Dr.と東京医科大学病院の帯刀朋代WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)です。

今回は装具メーカーのコンバテックや販売店のウエル・カム サポートセンターやソリュウションの方も参加されました。



福田先生は泌尿器や膀胱がんの基礎知識、各種のストーマ造成術や自排尿型代用膀胱(新膀胱)造成術、最近のロボット支援手術などについて判りやすく話して下さいました。


講演の後、多数の質問が続き、福田先生は判りやすく答えて下さいました。






装具メーカーのコンバテックや販売店のウエル・カム サポートセンターやソリュウションの方のPRの後、20分休憩。


休憩の後、帯刀朋代WOCNのお話しがありました。
帯刀先生は皮膚やスキンケアの基礎知識、皮膚障害やストーマ傍ヘルニアなどの合併症などについて詳しく説明してくださいました。
又、ストーマ保有者のための新しいエクササイズプログラム「me+リカバリー」について、コンバテック社のyoutubeの動画により、詳しく説明してくださいました。


帯刀先生のお話にもたくさんの質問がありました。





今回も大変有益な会を持てたかと思います。

10月17日 杉並・中野・新宿オストメイト体験交流会の報告

2021-10-23 11:14:07 | オストメイト
10月17日 杉並・中野・新宿オストメイト体験交流会の報告

10月17日(日)の昼、「がんこ」新宿西口店にて恒例の杉並・中野・新宿オストメイト体験交流会が開催されました。
会場の「がんこ」は和食中心の関西系のお店で昨年の「北海道」と同じ建物にあります。

今年も新型コロナウイルスの影響が残り、参加者は7人とやや少なめでしたが
3区の参加者の他に大田区や中央区の方も参加して下さいました。
コースは飲み放題とのことでビール、日本酒、ワインなどをたっぷり楽しみながら体験交流を行いました。

体験交流では、ストーマケアの体験をはじめ、新型コロナウイルスへの対応、各人の抱える持病、オストメイトの方々の消息や思い出など様々な話題がでて話が弾みました。
支部長からは東京23区にストーマ装具の給付金の増額の要望書を送ったとの報告がありました。
最後に全員の集合写真を撮ってお開きとなりました。

会の開催・運営に協力して頂きました皆様のご協力に大変感謝いたします。

9月19日消化器系ストーマのオストメイト講習会(東京都社会適応訓練事業)の報告

2021-09-22 09:57:17 | オストメイト
9月19日の日曜日、東京都中野区社会福祉会館(スマイルなかの)にて、東京都社会適応訓練事業によるイレオストミー講習会が開かれました。

心配された台風の影響もなく晴天に恵まれました講習会日和でした。

講師は杏林大学医学部付属病院の吉敷智和Dr.と昭和大学病院の山崎正雄WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)です。

装具メーカーのコロプラストや販売店のウエル・カム サポートセンターの方も参加されました。

吉敷智和先生は大腸の役割、大腸がんの治療方法、がンの手術の方法、などについて、動画を駆使して判りやすく、判りやすくかつ面白く話して下さいました。


ご講演後の後の質疑応答では、最近普及しているロボット手術など様々質問がありました。

装具メーカーのコロプラストと販売店のウエル・カム・サポートセンターの方のお話の後、休憩に入りました。

休憩後、昭和大学病院の山崎正雄WOCN(皮膚・排泄ケア認定看護師)のお話しがありました。

山崎先生は、皮膚排泄ケア認定看護師(WOCN)の役割、ストーマの種類、食事、入浴、服装、外出/旅行等の日常生活や、コロナの影響などについて判りやすく話して頂きました。

講演後の質疑応答では、ストーマ外来の役割、イレオストミーの比率など様々な質問に対し山崎先生や吉敷先生や業者の方、東京支部の役員も加わって活発な議論がが交わされました。




今回も大変有益な会を持てたかと思います。

6月20日イレオストミー講習会(東京都社会適応訓練事業)の報告

2021-06-23 15:29:39 | オストメイト
6月20日の日曜日に東京都中野区社会福祉会館にて、東京都社会適応訓練事業によるイレオストミー講習会が開かれました。

コロナ蔓延による非常事態宣言下ではありましたが、十分な感染防止策を取って開催を行ないました。

イレオストミー(小腸による人工肛門)の方はオストメイトの中でも比較的少ないため、イレオストミーの方を主な対象とした講習会は全国的にも珍しいかと思います。

講師は間遠医院の間遠一成Dr.と昭和大学病院の遠藤由布皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)です。
装具メーカーのコロプラストや販売店のソリュウションの方も参加されました。

間遠一成先生は小腸の機能、イレオストミーの種類や歴史、イレオストミーが必要な病気などについて判りやすくお話しくださいました。
最近はイレオストミーの数は増えていて、今まではオストメイトの方の5%程度だったのが、現在は2割程度になっているかもしれないとのことです。潰瘍性大腸炎などで大腸を全摘する方が増えていることや、大腸がんの手術で小腸による一時的ストーマを造るケースが多くなっているためではないかのことでした。
又、新型コロナウイルス蔓延の中でのストーマケアについても興味深いお話をしてくださいました。

質疑応答ではコロナ感染下でのストーマケアなどの様々な質問があり先生は丁寧に答えて下さいました。




装具メーカーのコロプラストと販売店のソリューションの方のお話の後、休憩に入りました。



休憩後、昭和大学病院の遠藤由布皮膚排泄ケア認定看護師(WOCN)の話がありました。

遠藤先生はストーマや皮膚保護剤、皮膚やストーマのトラブル、臭い対策、災害対策について、判りやすいお話しをしてくださいました。

質疑応答でも両先生は判り易く答えて下さいました。



新型コロナウイルス蔓延中でしたが有意義な会を持てたかと思います。

5月9日 消化器系ストーマのオストメイト講習会(東京都社会適応訓練事業)三田の報告

2021-05-16 16:40:27 | オストメイト
5月9日の日曜日に日曜日に港区三田の東京都障害者福祉会館で東京都社会適応訓練事業による消化器系ストーマのオストメイト講習会が開催されました。

講師は丸山総合病院病院長の大石崇Dr.と町田市民病院の平林祐子皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)です。
相変らず新型コロナウイルス感染拡大の影響が大きく、参加者は少な目でしたが、装具業者のコロプラストやソリュウションの方も参加されました。

大石先生は「消化器系ストーマ(人工肛門)と大腸癌」というタイトルでストーマ造成の理由、ストーマの種類、大腸癌検診などについて大変わかりやすいお話をしてくださいました。

大勢の方からたくさんの質問があり大石先生と平林WOCNは丁寧に答えて下さいました。参加者からはストーマの形状に関する提案などもありました。




その後、装具メーカーのコロプラストや販売店のソリュウションの方からも製品の紹介などがありました。

休憩後、平林先生のお話がありました。

先生はストーマケアや装具交換、日常ケア、トラブル対処方法などについて、詳しくかつ分かりやすく話して下さいました。

平林先生のお話にもたくさんの質問があり、平林先生や大石先生は判りやすく答かつ丁寧に答えて下さいました。


今回も内容が充実した参加者には有意義な会になったと思います。

4月18日のオストメイト講習会(東京都社会適応訓練事業)中野の報告

2021-04-24 21:29:59 | オストメイト
4月18日(日)に中野区社会福祉会館(スマイルなかの)にてオストメイト講習会「講習会と体験交流(東京都社会適応訓練事業)」が開催されました。

講師は国立がん研究センター中央病院の工藤礼子皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)です。
今回も新型コロナ感染防止のため工藤先生自身はいらっしゃることが出来ず、工藤先生が本講演会のために作成したナレーション付きスライド提供によるご講演という形になりました。

ナレーション付きスライドでは日常生活、災害対策などについて分かりやすい話を聞くことが出来ました。また新しいオストメイト向けの運動「me+リカバリー」も紹介して下さいました。
オストメイトのコロナ感染病棟に入る際の注意点などの話もありました。
講演後の質疑応答には役員が対応しました。

質疑応答後、装具メーカーの方のお話がありました。
コンバテックの方は、工藤先生のお話の中に合ったオストメイト向けの運動「me+リカバリー」とその運動のプログラムを利用できる「コンバテック・クラブ」を紹介されました。コロプロストの方からは、コロプラスト社が支援するオストメイトの実態調査の紹介がありました。

休憩後、オストメイト同士の体験交流を行いました。


腎瘻用の人工膀胱の悩み、畜尿袋の扱いの悩み、腎臓病の悩みなどッグバッグを使用する方の感がはずれる悩み、など様々な内容について活発に話し合いました。

相変わらず新型コロナ感染拡大が収まらない中で開かれた講習会でしたが、参加者には非常に有意義な会になったと思います。

3月30日 春の散歩会「大島小石川公園」の報告

2021-04-03 13:09:55 | オストメイト
3月30日 春の散歩会「大島小石川公園」の報告

3月30日(火)に日本オストミー協会東京支部の行事として春の散歩会が開催されました。目的地は桜満開の大島小松川公園です。
11時に都営地下鉄新宿線の東大島駅小松川口改札に集合。計8人が参加しました。

駅前から桜が咲く公園が続いていますが私たちは荒川の堤防に向かいました。

荒川の堤防蔵には約1000本の小松川千本桜が植えられていましたが、まさに満開でした。


荒川堤防を歩いて大島小松川公園の中心となる自由の広場に向かいます。
この広場は中央には広大な芝生があり、周囲にはソメイヨシノと大島桜など
340本の桜がゆったりと植えられています。

このあたりの桜も満開です。
平日にもかかわらず、かなりの人がでて桜を楽しんでいました。
自由の広場の周りの桜に木の下で、ソーシャル・ディスタンスを取って、持参した弁当で昼食を取りました。



おつまみなどの差し入れもあり、新型コロナウイルス蔓延などについて話が弾みました。
昼食後、全員集合の記念写真を撮ってから、自由の広場の周りをまわりました。

自由の周辺には、桜をはじめとして、花壇のチューリップやネモフィラ、レンギョウなど色とりどりの春の花が咲いていました。




相変らず新型コロナウイルスの蔓延の収まらない昨今ですが、楽しい一時を過ごすことが出来ました。

2月11日「オストメイトの体験交流と話し合い 三田」の報告

2021-02-13 15:42:53 | オストメイト
2月11日(祝、木)に三田の東京都障害者福祉会館でオストメイト講習会「オストメイトの体験交流と講習会」が開催されました。

新型コロナウイルス蔓延の非常事態宣言の発令中でしたが、感染防止対策を取って開催することが出来ました。初めての方や販売店のソリュウションの方も来て下さいました。

講習会開始前にNPOイーパーツから寄贈されたパソコンのテストを行い、スマホを介した無線インターネット環境でも一応使用できることを確認しました。

講習会では、最初に昭和大学横浜市北部病院の小松美奈子 皮膚・排泄ケア認定看護師(WOCN)によるお話がありました。



小松先生は「毎日を快適に過すために」という題目でストーマの基礎知識やオストメイトの食事、排便対応、入浴、服装、仕事、外出、などについて
判りやすく話して下さいました。


講演後、初めて参加された方を中心に様々な質問があり、小松先生は丁寧にかつ判りやすく答えて下さいました。参加者の会員の方やソリュウションの方などからも有益な助言がありました。



次にソリュウションの三木氏からは装具メーカーのコロプラストの情報誌やお得情報の紹介があり、休憩に入りました。


休憩時間にはソリュウション社の展示コーナーで製品の説明を受ける人もいました。


休憩後、参加者のオストメイトの間で十分ソーシャル・ディスタンスを取って
輪になって体験交流を行いました。

人工肛門や人工膀胱の手術の術式、ストーマからのガス抜き、オストメイト・モデルのエマさん、トイレの使用方法、認知症など様々な話題が出て大変盛り上がりました。

新型コロナウイルス蔓延による非常事態発令中の開催でしたが有益な会が持てたと思います。

オストメイト講習会「オストメイトの体験交流と講習会(東京都社会適応訓練事業)中野」の報告

2020-12-15 11:01:24 | オストメイト
オストメイト講習会「オストメイトの体験交流と講習会(東京都社会適応訓練事業)中野」の報告

12月13日の日曜日に中野のスマイルなかの」にてオストメイト講習会「オストメイトの体験交流と講習会(東京都社会適応訓練事業)中野」が開催されました。

今回の講師は金沢大学名誉教授で日本オストミー協会東京支部幹事、本部執行理事の山本悦秀先生です。
実は今回オストメイト講演会は、当初(1)オストメイト間の体験交流、に加え(2)帝京大学医学部付属病院の皮膚・排泄ケア認定看護師の藤丸麻依子様による個別相談、を予定していましが、
新型コロナウイルスの感染拡大により、藤丸麻依子様が出席されないことになりましたので、藤丸様の個別相談の代わりに、山本悦秀先生の講演を行うことにしました。

講習会はコロナ感染の拡大のため」参加者が少ないことが危惧されましたが、予想外の大勢の方が参加されました。装具業者のコロプラストやコンバテック、販売店のウエル・カム・サポート・センターの方々も来てくださいました。


最初に山本先生のお話がありました。
先生は自己のプロフィルや、大腸がんの3度の手術を経てオストメイトになった経験や、ストーマや装具などの使用体験、学会動向、医療者オストメイトとしての執筆・講演・メディア出演などについて分かりやすくかつ面白く話してくださいました。



質疑応答の後、装具業者の方や販売店の方に消臭潤滑剤などの紹介や新型ウイルス感染拡大の影響などについて簡単に話していただきました。


休憩の後、オストメイト同士での体験交流を行いました。
全員が自己紹介やストーマケアや装具などの体験などを話しました。参加した皆様からはさまざまな意見がありました。


コロナの感染拡大という困難な時期でありましたが有益な講習会であったかと思います。



11月26日 秋の散歩会「紅葉の小石川後楽園」の報告

2020-11-28 11:39:45 | オストメイト
11月26日(木)に日本オストミー協会東京支部の行事として秋の散歩会が開催されました。
目的地は紅葉の小石川後楽園です。

11時にJR中央・総武線の飯田橋駅東口に集合。先に小石川後楽園に向かった1人を含めて計10人が参加しました。会員以外の方も1人参加されました。

飯田橋駅から小石川後楽園まで徒歩10分。横断歩道を使えば歩道橋を使わずに到達できます。



小石川後楽園は江戸時代に水戸藩の徳川光圀(水戸黄門)が完成させた大名庭園で中央に池があり周りを回るように造られています。

紅葉はほぼ見ごろを迎えていて、中央の池の周辺や円月橋の周辺などで美しい紅葉を見ることができました。




池にはカモも泳いでいました。

日本庭園を廻る道は高低差が大きくて結構険しく、一周するのに約30分もかかりました。
12時半に隣接した涵徳亭(かんとくてい)に入り、全員集合の記念写真を撮ってから、ソーシャル・ディスタンスを取って、持参したお弁当で昼食をとりました。


おつまみやビール・日本酒などの差し入れもあり、新型コロナウイルス蔓延などについて話が弾み、14時に解散いたしました。

有志は16時近くまで涵徳亭に居残ってオストミー協会の有り方などについて歓談を続けました。

新型コロナウイルス蔓延の不安のある中でしたが、楽しい一時を過ごすことが出来ました。