18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

救急搬送拒否

2007-11-14 22:27:58 | 社会・経済
 病院が、救急搬送を拒否するにはそれなりの理由があるはずだし、そう信じたい。しかしこうもニュースになると、なんか疑わしくもなるというものだ。

 なのでこういうのはどうだろう?

 公立の病院は、不審者の24時間遠隔監視の設備を導入し、かつ、緊急搬送の受け入れ要請を、カメラの様子からあらかじめ、可能性を調べておくというもの。

 搬送されている患者によって、さまざまな緊急度があるはず。病院も救急隊員もお互いに別々の救急の患者を診ている状態だと、どうしても「受け入れできない」という回答になるだろうが、それをしっかり仲介してくれる人が居ればかなりこの搬送拒否の問題は改善されるのではないだろうか?

 もちろん環境にもよるが、救急車内の患者の様子もモバイル通信で画像がスムースに送られればさらにいいだろう。

 何しろ、救急車は「移動」しながら「受け入れ要請を出し」、「受け入れ先を探し」、「患者も診ている」のだから大変な筈だ。1つの病院で粘っているよりも、次々に探すことになる。

 だから、だれかが手分けして探せばいい。しかしそれだけでは勿体ないので、Webカメラを上手く使って病院内のICUだとか、救急病棟の様子だとかを観ながら要請すれば効率も相当上がるし、受け入れ拒否も減るだろう。

 それらをしばらく測定して、人を増やすべき病院や、受け入れ体制の整備に役立てることができるなら1石2鳥である。




 しかし、いつもそんな上手く、救急患者が重なるのかね~?




 
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シザーハンズ

2007-11-13 22:45:02 | 映画
 ジョニーデップとティムパートンによる映画。ティムバートンといえば、ビートルジュース、バットマンなどで有名。独特の世界を作りあげる彼の映像に対する感覚は本当に天才的だとおもう。

 明るい部分と暗闇の部分を上手く対比させる事によって表現するので、暗闇が単なる暗闇ではない、影が単なる影ではない、暗闇なのになにかそこにあるように思える。

 また、チャーリーとチョコレート工場やコープスブライド、このシザーハンズも同じような空気感がある。ちょっと古ぼけた写真のような日なたの映像。空気の存在がみえそうな暗闇の映像。本当に見事である。

 そして言うまでもないのがジョニーデップ。本当に器用な俳優である。素顔はごく普通の青年なのにいろんな役ができる。クセのない役者だから、クセのある役も、クセの無い役も、普通にできてしまうかわった存在である。

 多くのアメリカの俳優達が良く言う、“自分は楽器”という表現。監督や脚本家はその楽器をつかって映画を作るものだという考えを表したものだが、このジョニーデップ、楽器でいえば、見かけは普通のピアノかもしれない。ジャズでもクラシックでもロックでもOK。でも演奏が終わると、静かなピアノ。蓋をぱたんと閉じて静かに置かれている。そんな感じがする。

 さて、この1990年に作られたこの映画、最後はちょっとホロッとさせられる、もの悲しい映画。秋の夜長にちょうどいいかも知れない。



 ティムバートンの世界に浸りたい
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反省して現場復帰

2007-11-09 07:47:18 | 
 元光GENJIの赤坂晃容疑者。即決裁判の手続きに入るそうだ。

 そうそうまだまだ若いのだから、きっちりやり直すこと。今回のことで、自分の心と身体の弱さを知ったのだから、しっかりと頼るべきは人に頼り、弱さをみせるときはみせてもういちど舞台に立って欲しい。




 民主党の小沢一郎代表も、出直すそうだ。自らプッツンした、大人げなかった、感情に走ってしまったという反省のことばとともに出直すことを選択した。

 これもなかなか出来そうで出来ない。ある意味、民主党に対する本音を出したわけだから、関係がぎくしゃくするだろう。それは小沢氏本人が党内で“不器用ながら”対応するしかない。

 


 人間、たくさんの失敗をする。取り返しがつかない事をしたりもする。理由はどうあれ、やってしまったことや起こってしまったことは無くならないし、消えない。



 肝心なのはその後どうするかである。



 周囲からの眼差しは、つめたいものばかりではない。だから反省も大切だが、もっと大切なのは再起を目指すこと。

 反省しなくて言い訳ではない。するべき反省、自分自身で納得できる反省はすべきだ。でもそれで自分の人生自体を否定してはいけない。

 否定できる頭脳があるのだったら、光を見いだすことに力を注ぐべきだ。それが再起。いつからでも、「絶対にここで負けない。」と思うこと。当事者にはことばで言うほど簡単ではないが、少なくとも周囲の人間は、そういう目で見守ってもいいと思う。

 これから冬に向かって季節は移って行くが、その後には必ず春が来ることをもう一度自然全体で私たちに教えてくれていることを確認したい。



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民主党

2007-11-06 08:02:17 | 社会・経済
 小沢一郎氏の突然の辞任表明。民主党の役員会でのやりとりがどういうものだったのかはわからないが、みんなびっくりしたのは間違いないだろう。

 いま参議院では、民主党が第一党である。次の衆議院総選挙では民主党議員や支持者はきっとみんな「勝てる」か「勝てるかも知れない」という期待感を持っているに違いない。

 そういうなかで今回の小沢氏の民主党に対する発言は、唐突だし、見方によっては、いい雰囲気に水を差すものにしか見えない。



 しかしである。何の根拠も無くこういう発言をするという事の方が考えにくい。



 民主党の議員がどういった面々なのかはわからないが、かつて自民党に居た人達はもう高齢化して、政権からしばらく離れてしまい、輝きも老獪さも失われつつある。また方や若手と言えば、批判はお手の物だが、政権を担当し、やり手官僚に屈しないほどの力量も期待できず、自民党以上に秘書を抱えないと何も出来ない可能性も否定できないのではないか。


 つまり、言うことは立派だが、行動力はどうだと問われたら、仮に一度ぐらいは政権を担当できたとしても、長期化はままならず、国民の期待を背負う分、期待に応えられる行動ができなければ落胆も激しく、結果として二大政党どころか、自民党一党という体制にすぐに逆流するおそれがもっともありうるシナリオである。


 ならば、連立であろうとも、“与党”になること、“官僚をどう動かすか”ということを、自民連立の傘の下で経験させることがもっとも“2大政党”の実現と継続という理念の実現にとっては、良い方法だとも考えられる。


 いま民主党は、過去のいろいろな問題、肝炎の薬害、年金制度の運用など、省庁や官僚の不正などを突いてきた。わかりやすく言えば、いま仮に衆議院総選挙を行って、民主党が第一党になって、野党になった自民党から同じような追求がなされたときに、本当に民主党は、いま民主党がやっていることをやれると言い切れるのか。官僚を動かし、解体したり、再編したりができるのか?と言われれば、まだまだ何もかも足りないと、小沢氏は感じたのではないか。そういう考察を、参議院で過半数をとった中で感じたのではないか?

 本気で、2大政党を標榜してきた小沢氏からみれば、参議院の過半数確保でうかれている民主党内部に対して、「とってから何をするのかが大切だ!なにを浮かれているのだ」とでも言いたげな、怒りに近い感覚をもったのではないか?

 小泉氏は、道路公団をつぶし、郵政も民営化した。そのまま社会保険庁の再編もやり終えて欲しかったが、いずれにしても「実績」を残した。自民党がやったというよりも小泉氏がやった。

 どんな形であっても、実績を残した。果たして民主党はどうだろう。

 一部の議員からは、「性急すぎる」との声もあるが、いまが最大のチャンスである。大局をみて考えればわかるはずである。いま動かなくていつ動くのか?そういう大局観は多くの人は持てない。


 そういう中での孤独感が小沢氏にはあるのだろうが、民主党が目の前のチャンスをみすみす逃すのかどうか、今後の動向に注目である。




今朝の一句

 民主党。チャンスの前髪見えないの?



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どっちが悪質か?

2007-11-02 02:16:38 | 風景
 元光Genjiの赤坂晃が覚醒剤使用と所持の容疑で逮捕された。そして所属事務所は彼を解雇。つまり、仕事ができなくなった訳だ。


 覚醒剤は何があってもやってはいけない。




 でもさ、




 相次ぐ、食品の賞味期限の改ざんも、覚醒剤以上にやってはいけないことだと思うんだけど・・・





 個人だから解雇され、仕事ができなくなって、企業だからしばらくの間、販売停止で終わるっていうのはどこか釈然としない。





 比内鶏については、販売当初から原材料偽装をしていたわけで、もともときちんとした商売をしようとしていなかったわけだ。

 “死にきれなかった”などとほざいた社長がいたが、はっきり言って恥を知れ!だ。
業界全体の信用を、私利私欲で儲けるだけ儲けて、“死にきれない”とはいい年して言うか?普通。

 本当に申し訳ない、やり直させて欲しいと思うならば全財産を信用回復の為に差し出して、もう一度丁稚から再出発させるべきだ。こういう情けない連中が大人として社会のなかでいるのだから、そういう連中に育てられた人達はほんとうに不幸だ。


 


 子どもを平気で手にかける親のちょうど親に当たる年代の連中の、なんともお粗末きわまりないこの状況。拝金主義、利益の為なら何をしても、わからなけりゃいいなんて言う育てられ方をしたら、そりゃ、自分の子どもも平気で手にかけられるわなぁ。正直ものはバカを見る、ズルした奴が儲けて、儲けたやつが勝ち組なんていう発想だから、“額に汗する”なんてばからしいと思うし、自分の楽しみのためなら実の子だって“殺す”こともやる。


 人と人の心の繋がりを大切にするよりも、自分のメリットを優先する。メリットのためなら何をしてもいい。しないやつはバカ。なんていうのが“常識”だと思っている。




 しばらく続くなぁ。


 


 社会を裏切った大人は、社会から“解雇”されても当然だろう。会社ぐるみで大嘘ついて、消費者をだましたということは、つまり“詐欺集団”ってことだ。詐欺は立派な犯罪、消費者が詳細を知り得ないことをいいことに、食い物にしたわけだ。お年寄りをターゲットにした、補強工事商法と同じ。いや、もっとひどいかも知れない。

 店ののれんに平気で泥を塗ることができる無神経さは、本当にどれだけのことばで比喩しても足りないぐらい、情けない、ハズカシイことだ。

 そういう企業だらけの日本。これもハズカシイ話だが、こういう企業は即廃業、即事業停止、即操業停止すべきだ。そこに勤める人が職を失うから・・・なんてかばうことはない。みんな一緒になって消費者をだまし続けたのだ。当然その責任は問われる。たとえアルバイトやパートであってもだ。不正を見つけて、会社に言っても何もしてくれないのなら、保健所にでも告発すればいい。


 まだまだ出てくる筈だ。



 いずれにしても、退場願う。企業もその店舗も、社長ら経営陣も。







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