ジョニーデップとティムパートンによる映画。ティムバートンといえば、ビートルジュース、バットマンなどで有名。独特の世界を作りあげる彼の映像に対する感覚は本当に天才的だとおもう。
明るい部分と暗闇の部分を上手く対比させる事によって表現するので、暗闇が単なる暗闇ではない、影が単なる影ではない、暗闇なのになにかそこにあるように思える。
また、チャーリーとチョコレート工場やコープスブライド、このシザーハンズも同じような空気感がある。ちょっと古ぼけた写真のような日なたの映像。空気の存在がみえそうな暗闇の映像。本当に見事である。
そして言うまでもないのがジョニーデップ。本当に器用な俳優である。素顔はごく普通の青年なのにいろんな役ができる。クセのない役者だから、クセのある役も、クセの無い役も、普通にできてしまうかわった存在である。
多くのアメリカの俳優達が良く言う、“自分は楽器”という表現。監督や脚本家はその楽器をつかって映画を作るものだという考えを表したものだが、このジョニーデップ、楽器でいえば、見かけは普通のピアノかもしれない。ジャズでもクラシックでもロックでもOK。でも演奏が終わると、静かなピアノ。蓋をぱたんと閉じて静かに置かれている。そんな感じがする。
さて、この1990年に作られたこの映画、最後はちょっとホロッとさせられる、もの悲しい映画。秋の夜長にちょうどいいかも知れない。
ティムバートンの世界に浸りたい
明るい部分と暗闇の部分を上手く対比させる事によって表現するので、暗闇が単なる暗闇ではない、影が単なる影ではない、暗闇なのになにかそこにあるように思える。
また、チャーリーとチョコレート工場やコープスブライド、このシザーハンズも同じような空気感がある。ちょっと古ぼけた写真のような日なたの映像。空気の存在がみえそうな暗闇の映像。本当に見事である。
そして言うまでもないのがジョニーデップ。本当に器用な俳優である。素顔はごく普通の青年なのにいろんな役ができる。クセのない役者だから、クセのある役も、クセの無い役も、普通にできてしまうかわった存在である。
多くのアメリカの俳優達が良く言う、“自分は楽器”という表現。監督や脚本家はその楽器をつかって映画を作るものだという考えを表したものだが、このジョニーデップ、楽器でいえば、見かけは普通のピアノかもしれない。ジャズでもクラシックでもロックでもOK。でも演奏が終わると、静かなピアノ。蓋をぱたんと閉じて静かに置かれている。そんな感じがする。
さて、この1990年に作られたこの映画、最後はちょっとホロッとさせられる、もの悲しい映画。秋の夜長にちょうどいいかも知れない。
ティムバートンの世界に浸りたい
テイム・バートンやウィノナ・ライダーのファンでこの作品を見たのですが、ジョニーはお気に入りの俳優さんになりました。