18年にもなりますか

感じた事、出来事、いろんなこと書き綴ってます。

いじめの自殺 山形県立高畠高校校長の発言

2007-11-24 10:46:21 | 
 Yahoo!のニュースによると、山形県立高畠高校で女子生徒がいじめを苦に自殺したことに対して、両親が遺書の内容を公開したが、それに対して、その学校長のコメントがまことにお粗末。

「5人以外の生徒を一くくりにしていじめの加害者とするような内容になっているが、そのようなことはないと学校では判断し、この遺書を、根拠の見えないものと考えている」

のだそうです。

これをわかりやすく解釈すると、学校では「自殺したのは女子生徒の勝手、私たちは関係ありません。」


と言っているに等しい。


なんという学校。


まあ、そういう学校もあるのは事実。



物事を正面から捉えらる勇気がない、年齢は重ねているが、人間的に成熟していない、大人達によって、ことなかれ感覚で毎日を過ごしていると、とくにこういう事になる。



どう考えても、女子生徒が自殺した事実がある。自殺に当って遺書が残されていて、そこには、自殺した女子生徒の主観で書かれたとしても、いじめ行為に相当する対応がなされたことが記されている。



生徒を預かる学校の責任者である、学校長。



いじめが事実であるかどうかを、学校長、あなたに訊ねているのではないのですよ。



こどもを学校に預けている両親の気持を考えれば、自分の学校にかよっていた女子生徒が自殺した事実に対して、学校長として、どういう見解でいるのかを問うているのですよ。



それが理解出来ずにこういうコメントを出すというのは「責任逃れしたい」という態度が見える。



事実を正面から受け止められない学校長。責任ある立場の筈だが、こんな態度では、卑怯者といってもいいのではないか?


山形県立高畠高校のホームページには、青おにくん倶楽部という、学校長による通信ページがある。2007年9月に掲載された内容には、数行この件について触れています。



「今後ともこのことにつきましては学校として誠意を尽くしてまいる所存です。」と記されていますが、学校長の名前が記載されていませんでした。


正々堂々とした態度が取れないのでしょうか?



山形県立高畠高校のホームページ http://www.takahata-h.ed.jp/



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする