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3人兄弟(姉妹)の真ん中ってね

2007-04-22 22:53:01 | ファミリー
 最近の少子化でよく問題になるのが夫婦一組当たりの子どもの数。普通に1.25人とか使って表現しているけど、現実に、うちの子どもの数は1.25人なんていう家庭は存在していないのだから、いかにも統計の無味な数字で本当に嫌いである。

 平均で表せばみんなが納得するとでも言うのだろうか?総務省が平成18年に発表した、一世帯当たりの平均貯蓄額が1728万円なんていうのが出ていたが、ウチにはそんなにない。もし他の平均的な家庭での貯蓄額が1000万円を越えているのならウチの将来は真っ暗ってことになる。

 そしてこの1.25であるが、正式には合計特殊出生率というのだそうで、ある特定の式を用いて女性が産む子供の数の平均値を出すのだそうだ。

 実際のところは、殆どの家庭が一人っ子で、4家庭に1家庭が2人の子どもがいるのではなく、全く子どもを産まない人が増えたことと、3人以上の子どもを持つ家庭がすくなくなってきたことなどが多いことが現実だと思われる。なぜか?それは自分たちの回りには3人の子どもを持つ家庭が多からである。

 さて前置きが長くなったが、この3人の子どもというのは本当にバリエーションが楽しめるのだが、今日のテーマは真ん中の子の話。昔からよく聞く話なのだが、3人兄弟(姉妹)の真ん中の子は妙に“哲学的”なのだそうだ。

 子どもらしからぬ、醒めた感覚だったり、最初の子や末っ子とは違う人生観を持っていたり、自己探求の欲求が強かったりするらしい。「“まんなかの子”学」なんて学問ができてもよさそうな気持になるが、実施には無い。

 初めての子は、それなりにちやほや、あるいはしっかり教育なんて事になり、一番下の子は、いろんなことが許されている場合が多いが、真ん中はその両極端を見て、素朴な疑問を感じるのか、あるいは不安定なのかよくわからないが、何しろちょっと“違う”。

 かくゆう自分自身も上に姉、下に妹と、2人の間にはさまれた男という存在。長男扱いされている割には、やっぱりどこか“人間”探求の欲求が強い。家族の中で、すこし距離を置いたところに精神の中心が置いてあるような気がする。

 もし、このブログを読んでいる人のなかに、真ん中の子がいたり、あるいはそういう子を知っている人は、この言葉に表せない微妙な、真ん中ッコを世界に頷いてくれるのではないだろうか?

 また、もし真ん中の子が何かに悩んでいて、悩みを聞こうと思うなら、長い話に付合う覚悟をした上で聞いて上げるべきだ。そうとうに入りくんだ思いが積み重なっている場合が多いから。もし、うかつにもそういう準備が無くて話を聞こうとして、途中で“この話はいつ終わるねん?”なんて思ったら、もう二度とその子は心からは話をしてくれないだろう。真ん中の子はしっかり相手を見ている場合が多いから。



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2 コメント

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Unknown (あき)
2007-05-11 17:25:42
私も三人兄弟(姉弟)の真ん中っ子です。
うんうん、って頷きながら読ませてもらいました。
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Unknown (リボンの父)
2007-05-12 11:37:03
コメントありがとうございます。
ということはあきさんも複雑系なんですね(^o^)
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