ツークラ関東GUMI

ツーリングクラブ関東GUMI

バイク好き、ボルティー好きの仲間が集まって作ってます。
元Volty関東組

まだまだ

2006年11月05日 | けんたの部屋
ピットへはバイクを入れずに、ガススタンド脇にある水道へ直行。
カウルを外しながら、付いた泥をブラシで洗い流す。

損傷はというと、
アッパーカウルの左側マウント付け根がバッキリ割れてて、
スクリーンは上半分なくなってるよ。
上下のカウルステーも曲がってる。
ステップは心配したけれど、何ともなかった!
ファンネルに入った泥もほんの少しだ。


大体泥を落とし、ピットへバイクを入れる。
その時まで僕はもうこのバイクは走れないと思っていたのだけれど、
大将とOさんはガムテープやら工具やらを取り出して修理にかかリ始めた。
慌てて僕もお手伝い。


スクリーンは割れたトコが尖っているので、ガムテープで縁取り。
カウルの付け根はウエスを巻いてその上からガムテープでグルグル巻きにし、
その勢いで直したステーにこれまたガムテープでグルグル巻きにして固定。
アンダーカウルも少し割れているトコがるけど、特に問題はないのでステーを直して固定しなおす。
これで外見はOK!
問題は…


ボルティでコケた時もそうなんだけれど、
フロントフォークとホイールが曲がるんだよね。
大将が確認するのを不安に見守る僕。



「ホイール微妙に曲がってるね」

ギャース!なんてこったい!!

またまたやっちゃった感いっぱいになったよ。

フロントフォークは蹴って大体直したけれど(←乱暴)
ホイールはなぁ。
大将が一本一本組んだことをOさんに聞いていたし…。


3本目の走行時間が始まった。
急いでファンネルを外し、キャブをクリーナーで掃除して装着。
NZに跨りOさんがピットを飛び出していく。
大丈夫かなぁ。(←Oさんは大丈夫なことは分かってるよ。バイクがだよ)

順調に周回を重ねる0さん。
やっぱり上手だね。
大体20~21秒でタイムをまとめてる。

無事に走行時間を消化し、戻ってくるOさん。
感想を聞いてみると
「最終でハンドルにチャタが出て怖い。あと振動がすごいんだけど、単気筒はこんな感じなの?」

Oさんは4気筒意外乗ったことがなくて、振動に大分戸惑っているみたい。
話を聞いていくと、ハンドルのチャタはバックストレートの最高速付近でも出ないみたいだから、もしかしたらホイールのせいではないのかも。(←希望的観測。ホントは出ないわけがない)


もう僕達の取った走行枠の最後は始まっているけれど、
フロントを持ち上げてスポークの調整に入る。
何本かをチャッチャと締め直し、
「これで走ってみて」とバイクを渡される。
もう一回走らせてもらえるんだなぁ。
今度はコケないようにしなきゃ!!(←最初から思え!)


ピットロードを走っていると大将とOさんが手を振ってるよ。
後続を確認しながら、左手を上げてコースへと入る。
うまい具合に前後に誰もいない。
ガーっと行きたいトコだけれど、
今度コケたらもう顔を合わせられない。
慎重に走る。



1周回ってきて気づいた。




首が痛いよ!

やっぱり結構な勢いでコケてたんだねぇ。
まぁそんな泣き言を言っている立場ではないので頑張る。
3周目くらいまで23秒くらいで走ってたけれど、
それ以降徐々にペースを上げる。
20秒台。
コケた時もこれに毛の生えたくらいだったのに。

更に17秒半ばくらいまで上げる。
いいペースだ。


で、
ここでまた気づいたことが。




このバイク、すごく体力を使うよ!!


ポジションが合わないせいか、走っていて全身から力を抜くことができない。
バックストレートとメインストレートは休み処なんだけれど、
ここでも力が抜けないから休めない。

Oさんの言っていた最終コーナーのチャタは、ボルティのそれと比べて大分少ない感じ。
サスかな?フレームかな?


そんな中でも
「もう少しタイムをあげようかなぁ~」
なんて悪い癖が出てくる。
ペースを上げんがために最終で少し頑張ると…

膝を擦りはじめたくらいに、前後タイヤがズルッときて、
ねずみに耳をかじられたドラえもんくらい青くなる。
あ~びっくりした!
今度コケたらクビだよ。


そんなこんなと頑張っていたけれど、
ものすごい勢いで疲れちゃって、タイムは18秒台に落ちてきてた。
これじゃイカンと思い、気合を入れなおした途端に終了のチェッカーが。
ついでにガス欠。
大将、燃料計算通りだったよ。



1枠ちゃんと乗れたことでこのバイクの問題点も見えてきた。
これをどう解決していくかだね。


                     お昼をどこで食べるか悩みながら次回へつづく