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フリマに進入するダニ

2006年12月24日 06時34分08秒 | 生活・文化


フリーマーケットに出展参加した。

 元高校の広いグランドの空き地を地元のNPOリサイクル団体が借りて行っているものだ。

 朝8時30分。場所決めの抽選の時、7,8人の不思議な男性を見る。グランドの端に立ちなにやら会話をしている。何度かフリマに参加しているご婦人が「又、きている」とつぶやく。

 「お客さんですか」と聞くと「フリマ漁り、ダニよ」と言う。

 よく見ると風体がテキヤに似ている。あるいはヤクザか。

 9時。開店。同時にテキヤ風が現れ、ポケットラジを安く売れと言う。新品で8,000円ぐらいのものを1,000円ぐらいで買い、他に転売するのか。4,000円というと、お兄さん、いやおじさん風は怒る。1,000円で買い、3,500円ぐらいで転売し、2,500円の儲けをもくろむのか。

 午後になれば安くするからと断ると、怒り姿を消す。

 開店と同時に4,5人ぐらいがすべてのフリマを見回り、儲けのありそうなものを物色する。別の男がその目玉商品を買いに来る。物色と購入者は手分けされている。

 9時30分。7,8人のテキヤ風の男性は全て消えて、二度と現れない。今日は不漁か。

 次の人気フリマをNPO法人に予約すると「家電製品、電気製品の出店は規制される」と言う。市が主催でNPOに委託しているので、やくざ、テキヤの参加を厳しく制限しているらしい。

 何しろ盗難、万引き商品は小物で値段の張る、デジカメ、小型製品などを持ち込み商売するダニの進入を防ぐためだという。

 善良な庶民のササヤカな不要品販売までダニが入り込んでいるのだ。

 


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