政府はかなりの力を入れて、ニート対策に乗り出している。働いて税金、厚生年金、国民年金などなどを払って貰いたいからだ。
この猿回しの猿が杉村太蔵議員である。
ある時、ニートに限りなく近い若者に話を聞いた。
彼は「あくせく働いて、中高年になり、ボロボロになった時、国は全面的に面倒を見てくれるか」と述べた。
政府推薦の優等生は、20年後に、闘病に近い状態にある家も知れない。
国は、ないものは出せない。医療費、生活保護費を出したくても、出せない状態にあるのではないか。
私はある代議士から「自給自足を考えた方がよい」と言われ、熱海の近くに比較的安い別荘を3年前に購入した。来年はそこへ移動する予定である。畑として使える空き地が50坪ほどあり、南向きで日あたりもよい。野菜を作るのにも適している。
さて20年,30年後、医療費も生活保護費も政府が面倒見れなくなった場合、病気であれば自給自足できない。例えば1ヶ月1万円で生活するテレビ番組のように、海に潜り蛸やウツボを取る元気はない。
野草や木の根を食う胃腸の丈夫さもない。座して死ぬだけとなるだろう。
一方、ニートさんは健康を害するほど働いていないので体にも、心にも余力がある。国の推薦の優等生がバタバタと倒れる頃、ムックと起き上がり。自給自足に力を発揮するかもしれない。
どんなにお金を貯めていても役に立たない時が来る場合がある。そのときは健康のみが生き残るすべとなる。
私はマイナス思考を皆さんに進めるつもりはない。
問題は日本人による、日本人のための本当の改革は、日本自身では無理だ、もう遅すぎるのだ、を言いたいのである。
外国のスパーマン、50人ぐらいに、超大胆な大鉈を振るって貰うしか生き残る、道はないと言いたいのだ。過去のしがらみ、血縁、地縁、利害などの全てを、切捨てなければ改革は不可能であると断定できるからだ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます