70才。役に立つ話が次々現われる。

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働くとは身を削ることか ?

2005年11月18日 18時30分21秒 | 病気と栄養
何時も行くファーストフードのお店で、若い綺麗な女の子が手袋をしている。まことにチャーミングで男の子にもてるだろうと思う。
 
 他の店でも手袋を見た。

 「どうしたの」と聞くと、手袋をはめていない手を見せた。割れていて中の赤い肉がみえた。
 「何で」と聞くと
 「洗剤かしら、テーブルやトレイを拭くし、手を頻繁に洗うからかな」といった。
 
 中性洗剤は体によくないと言われたのは随分前だ。
 
 「昔の固形石鹸が未だ売っているから使えば」と忠告した。
 
 アスベストをはがす人はどうなのか。
 どんな安全装置をつけても小さな繊維は体に入るだろう。30年後に命を落とす覚悟で働いておられるのか。毒を吸いながら仕事を続ける典型だ。

  1日、16時間も働く職業がある。酷いときは24時間、完全徹夜である。それは映画のフイルムの編集者やテレビの裏方である。ある時間内に完成させねばならない。

 私もテレビの芸術祭参加ドラマのアシスタントをした時に、3ヶ月間、殆ど眠らなかった。テレビ局の傍に隠れ家のような宿泊所があり、そこでほんの2,3時間、睡眠した。それもできない日が多くあった。そのせいか我々の作品は賞を貰った。

 映画の美術のアシスタントをした時は、胃腸を壊し、急性胃腸カタルで下痢ばかりした。食べられるのはパンとチーズのみで、1ヶ月間、それで生きていた。

 アメリカ大学院の時も殆ど眠らなかった。勉強が多くて、その上、全て英語である。37才の身でよく卒業できたものだと、今は呆れている。
 
 70才まで生きられたと不思議で仕方がない。

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