石川遼、２０越えたらただの人？

　石川遼君が調子が出ない。低迷か、本来の腕前か。

　天才も２０才超えたらただの人と言う言葉がある。

　私は遼くんが試合終了後にテレビでコメントするのを何時も「やらない方がよい」と思っている。勝負師は結果が全てだ。それについてとやかく言うべきではない。もし成績が悪ければ次の実戦で証明すべきだ。彼の言葉を聴いていると次も悪くなる感じがする。つまりインタービュウーに答えることで、現在の悪い状態を引きずる、倍加させる方向にある。

　若くしてサービス精神が旺盛な遼君は「息子を持つとすれば理想の人物だ」。しかし勝負の世界は常に「拒絶」の方向にある。運命の女神は意地悪なのだ。

　この点、亀田兄弟は「ワルに近い」。マスコミへの対応で点数を稼ごうとは思っていない。

　石川遼よ、悪者になれ。マスコミで点数を稼ごう、上げようなどと夢にも思うな。敵に回したほうが成績はあがるだろう。

　マスコミの目が気になって仕方がない状態が続いている。一度、断ち切るのだ。今後３回優勝するまでマスコミのインターは受けないと拒否すべきだ。それは自分に向かわなければならない目が他者に向かっているからだ。

　マスコミに嫌われることで遼君は本来の姿が取り戻せると私は思う。