京王線国領駅から調布駅まで電車に乗る。
私は狛江に住んでいるので、自転車やバスで国領まで毎日のように出かける。
最近までは京王線に踏切があり、朝、夕は開かずの踏み切りで有名だった。やっと開くとすぐしまり、車も人もみんなイライラしていた。
3,4年は工事をしていたと思うが、やっと地下に潜った。
さて何時もはバスで調布まで行くのだが、今日は国領から調布まで新しく潜った電車に乗ってみた。
驚いた。本当に驚いた。なんと線路への転落防止の柵と扉があるではないか。何しろ国領は通過する電車が多い。この時も4台が物凄いスピードで通過した。
もっと驚いたのが布田駅ホームだ。全面に柵があり、出入りの扉も人の背丈よりも高いよく見ると線路とホームが完全に遮断されている。何でこんなに背丈の高い扉にしたのか?
すぐにわかった。布田駅は各駅停車以外は全て通過する。ホームの奥行きが狭いので通常の低い柵、扉だと、物凄いスピードで走る電車の風を強く受ける。帽子など吹き飛ぶ。そこで電車が通過しても一切風の影響を受けないように、完全に遮断したのだ。なるほど、なるほど・・・・。
国領と調布駅のホームは比較的奥行きと余裕があるので低い柵と開け閉めする扉にしたわけだ。
この手の柵と扉は渋谷新線などで見るが、全面遮断は初めて見た。これが未来の電車ホームのモデルと言うわけだ。特に地下のトンネルのような駅では必要だと思う。
気持ちのいい、120円の旅であった。