70才。役に立つ話が次々現われる。

世界で最低の日本人の声を改善する方法を95%まで独自に確立しました。

紅白、ガラクタ歌手歌合戦

2012年01月04日 18時50分00秒 | Weblog

 
 大みそか恒例のNHK紅白歌合戦。いい加減に中身を変えてくれと怒りがこみ上げる。

 歌手は声に始まり声で終わると言われている。その中心的存在の声が押し並べて壊れて

 いる。よって「ガラクタ歌手大会」と言うわけだ。

 ネットでパソコンを開くと「ジャヤンク」と但し書きが沢山ある。大した欠陥がなくて

 も100%完璧ではない場合、入札者をだますことになるのでジャンクと表示する。

 さてNHKはジャンク歌手の大会を堂々と大金を使って毎年繰り返している。何故ジャ

 ンク歌手歌合戦とめい打たないのか。そんなジャンクなんてご出演いただく歌手に失礼

 だ,とお叱りを受けるだろう。

 信用を重んじるメーカー、商店は欠陥品を絶対堂々とは売らない。購入後もし何らかの

 欠陥が見つかれば、送料負担で完璧なものに交換する。一方、NHKは欠陥品・歌手

 を何の恥じらいもなく、50人(組)近くご披露する。破廉恥ではないか。

 ガラクタ歌手とは何か。音声発声構造に欠陥があるからだ。普通の人が耳で聞いていて

 はっきり、声の欠陥が分かる歌手は相当重症だ。品物で言えばD級品だ。では私のよう

 な専門家は自分の耳だけでは判断しない。声は好みがあり、Aさんは嫌いと言ってもB

 さんは大好きと言う。この判断は大変非科学的だ。

 そこで音声の研究者は科学的判法を探した。結果はAさんの肺活量を測り、一声で出せ

 る声の長さを秒数で測る。次に肺活量を秒数で割る。例えば3,000ccを15秒で

 割れば1秒間に200ccの呼気を消費すると出る。

 この数値で300ccを超えると音声障害、つまり「ジャンク声」と言うわけだ。紅白

 に出ている歌手で400ccにもなろうと言う大ジャンクもみられた。私はどのように

 して今、歌っている歌手のジャンク具合を調べるかと言うと一息で続けられる声の長さ

 を調べるのだ。これで科学的測定と大差がない判断をしている。

 さてジャンク歌手は声帯トラブルが多い、3回から5回以上声帯手術をしている歌手が

 紅白出場の3割ぐらいはいる。

 もしNHKが信用を取り戻したいなら、健全な声の歌手のみに絞るのだ。しかしその数

 は10人(組)前後になるだろう。それが日本の歌手の現実だ。

 では声のジャンクは直せるのか。イエスだ。問題は歌手の怠慢と担当のボイストレーナ

 ーの無知・未熟さにある。

 人気女性歌手Aさんは私の教室に3回ほど参加した。なぜか極端に毛嫌いして所属事務

 所の社長に「行っています」と嘘をついてサボった。これがばれて社長に大変の怒られ

 た。それを根に持ち、テレビや週刊誌で私の悪口を言いまくった。それで自分の気分は

 おさまったが声はどんどん壊れて行った。挙句の果てはテレビの歌番をドタキャンする

 羽目になった。一方、吉川晃司君は18歳の時、故渡辺プロの社長、渡辺晋さんに勧め

 られ、約1年私の教室でトレーニングに励んだ。それから20数年後、彼とあるパーテ

 ー同席した。「先生今でも声は大丈夫です。あの時、先生に教わったのが役に立ってま

 す」と感謝された。今、手元に別の生徒の年賀状がある。「6年前に習った声のトレー

 ニングが今でも役に立ってます。感謝、感謝」とあった。今ではこの時よりも3ランク

 レベルも私の方法は進歩している。98%完成していると思われる。

 さてジャンク歌手でも短時間に私は直せるわけだ。NHKさんよ一度ジャンク歌手は紅

 白には出さないと一線を引いてみては。それはやくざと関係した歌手は出さないと同

 じなんですがね。まこのブログがNHKの関係者の目に触れることはないと思います

 が。彼らも怠慢なんでしょうね。