サッカーの大きな試合において日本は何度、同じ負けを繰り返しているのか。
代表的な例は「ドハーの悲劇」である。今、ドイツの悲劇がまるで同じVTRテープを再生するかのように起きた。残り9分で3点も入れられた。
以前、私はこのブログで「日本人はサッカーに向いていない」と述べている。
今まさにその言葉どうりが起きている。
経済大国。サッカーの環境も悪くない。なぜだ。世界大会で負けるのは。
それはサッカー選手の中に生まれている「ラフなプレーで選手を怪我させて、場合によれば選手生命を奪うかもしれない、そんな荒っぽい行為は慎もう」が最大の原因と思われる。
プロのサッカー選手として生活がかかる選手同士が、自分のラフなプレーで相手を怪我をさせて、選手生命を失う。自分も相手もやりきれないし、周りからは「ひどい、冷酷、エゴ・・・」と公言、暗黙の非難を浴びる。
これが知らず知らずにブレーキとなり、優しい・おとなしい動きになっている。
その姿勢で国内で多くのプレーをしてきて、数年に1回の世界大会で「野獣になれ」と言われても変身するわけはない。
勿論、野獣としてのスタミナもない。
日本人のサッカーは日本だけで通じる別のサッカーにするべきだ。
以前、アメリカ大リーグの選手が日本に来て「海の向こうに別の野球があった」と痛烈に批判してアメリカに逃げ帰った。
海の向こうに別のサッカーがあってもいいではないか。モンゴールなどと優しい・楽しいサッカーをすればいいのだ。FIFAランク100位ぐらいが日本人の適正だ。
最後に日本のサッカーはこの島から出てはいけないのだ。そして島の外のサッカーも呼ばないのだ。