Vic's Weblog


FIAT 500
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ヘッドホン・オーディオ

SP30 (2009年02月10日)

2009年02月10日 09時23分54秒 | PALSTAR R30 / SE-3
出張から帰ると PALSTAR SP30 Speaker が届いていました。
出張から帰る時の足取りの軽い事。
早速、R30A の隣においてペアにしました。お似合いのカップルです。
銀色のアルミ・コーンがいい雰囲気です。
この Speaker で聞きたかったのは Radio Nacional de Venezuela です。
SP30 は見た感じ「スペイン語」の切れの良さが堪能できそうと直感したからです。
13680kHz の放送を聞いてみました。切れが良く、想像通りです。

※ 撮影のため R30A は Tuning Knob のジョイントを外して Original へ
  戻してみました。

高周波用増幅管 6DC6 (2009年02月06日)

2009年02月06日 08時31分31秒 | Collins 51S-1
高周波増幅用の 6DC6 について。

Collins の SSB 真空管式受信機のフロント・エンドの増幅に上の写真 6DC6 が使われていることが多いようです。
AM と違って SSB の特性から、変調波に沿って激しく信号が変化するため RF および Mixer への負担はかなり大きいようです。特に最大 Gain で作動している時は初段 RF の球で Noise が決まってしまう。この時に力を発揮するのが 6DC6 で、相互変調歪みが少ないとか。
確かに直線性はグラフで見れば 6DC6 の素性の良さが素人にも分かります。
最近でも 6EH7, 6GM6, 今回記事の 6DC6 など真空管に勝る直線性、過負荷特性に優れる半導体素子は少ないそうです。
( Collins 書籍から引用 )

なんか読んで分かるような気がしますが、51S-1 の RF 初段にも 6DC6 が使われています。写真は 51S-1 用の予備球です。
私はアマチュア無線を聞かないのであまり関係ないでしょうけど、AFRTS の USB 放送とか業務無線など、また AM 放送にも 6DC6 の Low Noise の恩恵が大きいのでしょう。
それだけの違いが分かるかは別として....。(笑)

BCL Control Box の裏側 (2009年02月05日)

2009年02月05日 06時20分29秒 | BCL周辺機器/雑音対策
自作 BCL Control Box の裏側です。
一週間ほど使ってみた印象は Noise がとても減ったように感じます。
R30A を使うとフロア・ノイズ・レベルが下がって、信号がない周波数では S・メータが
" スパン " と左へ振り切れるのが、気持ちいいです。

これまで配線がゴチャゴチャだったので、本来の状態に戻ったということでしょう。
伊藤健一氏の Noise 関連の書籍のおかげです。
「ノイズといえばアース、アースには2種類あって....、電気を使う人のアースは第3種接地工事で、第1種は不要.....。」
という興味深い記事があります。
この Box の中の配線は同軸ケーブルを使って、アースに気を使いました。
試しに同軸ケーブルのアースがない状態だと信号が漏れることを確認しました。
( たとえば ALA1530 からΔLOOP へ信号が乗り移るなど。 )

またストレー・キャパシティを減らすことは、費用対効果が抜群と感じます。

Noise を隣家のエアコンのせいにしたりしていましたが、それもあるのかもしれませんが、今までに経験した明らかな Local Noise は Antenna Plug の接触不要だったり、今回のストレー・キャパシティなど、周辺配線に起因する Noise が多かったのかな?と思えて来ました。

※ 赤と金色の部分は 51S-1 Antenna 接続用 RCA レセクタプルです。プチ贅沢に
  金メッキのレセクタプルにしましたが、効果は?(笑)。
※ マジック手書き部分は正面からは見えない部分なので...ご愛嬌。

ちょっと、自作の品を褒めすぎたかも?

真空管 7543 (2009年02月03日)

2009年02月03日 12時24分51秒 | Collins 51S-1
真空管 " 7543 " と " 6136 " を買いました。
上の写真左が " 7543 " 右が " 6136 " です。一般的には同じ仕様で、使用する目的
も同じです。
2本ずつ計4本も、2本しか要らなかったので " 6136 " の2本は無駄でした。
通信機専門の店でも" 7543 " は " 6AU6A " " 6136 " が同じ系列として売って
いました。

Collins 専門書によると、
「 " 6AU6 " のスペシャル・タイプが " 6136 " で、その Low Noise Type の真空管
が " 7543 " 」だそうです。
素人の発想で「 " 7543 " が一番良いのでは?」ということで回路図とおりの
品番を買いました。実は先に " 6136 " を買ったのですが、これは無駄です。
" 7543 " は Collins 51S-1 の心臓部 PTO と BFO に計2本使われています。
" 7543 " は Net で探してみると少ないようです。でも安かったのが救い。

写真右の " 6136 " ですが " 7543 " とは違う店で買いました。
この " 6136 " はテープをグルグル巻きにされ、テープが劣化して、剥がすのに
苦労しました。
しかもこのテープにより緑の印字が剥げてしまいました。
真空管を管理するためにラベルを貼るのはしかたないとしても、劣化し易いテープ
を真空管に巻くのは、素人から見ても良くないと思われます。
しかも " 6136 " の表示に上書きで " GE - 6AU6A " と書いてありました。
何がなんだか判らなくなるので、上書きは止めて欲しいです。
専門の店で買っただけに不満.....。

一方 " 7543 " の方は Original のままでちゃんと箱入りでした。こちらの方が安いし。
Collins 51S-1 に入れ替える必要がある時は " 7543 " でしょう。
色々と不満はあっても、結局は、性能、信頼性、耐久性.....と。

R30A たくさんの " Mike " ? (2009年02月01日)

2009年02月01日 04時13分09秒 | PALSTAR R30 / SE-3

以前も blog に書きましたが、R30A 搭載 コンデンサ の再登場です。
電池交換のためではなく R30A は時々開けてみたくなります。

R30A の中の [ 6 Auto Switchable Input Filters ] の回路に使われている コンデンサ の拡大写真です。相変わらず、この コンデンサ の タイプ が不明ですが.....、

この緑色の コンデンサ は近くで見ると モンスターズ・インク の " Mike " の
体型と色に、そっくり!です。

※ 後書き

  コンデンサ ではなく インダクタ でした。(^^ゞ