Vic's Weblog


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The pa0rdt-Mini-Whip Antenna 一号機の性能確認!

2012年11月27日 16時41分48秒 | その他の BCL Antenna

この透明な入れ物は何でしょうね? ( 大汗" )

紙粘土みたいに見えるのは米国製の エポキシ 樹脂っぽい強力な パテ?で、あっと言う間に固くなり硬化後の強度は相当なものです。

黄金色に輝く Heat Sink を自作! 

上の画像は出力部分に RCA ⇨ BNC アダプター を付けていますが実際の出力端子は RCA です。また電池を別にすることで アンテナ 本体を軽くしています。

早速実験 : ベランダ にて ICF-7600D に繋いでみました。いいですね ~ 少なくても内蔵 ロッド・アンテナ より遥かに良好です。試したのは標準電波 5 MHz, 10 MHz, 15 MHz いずれも ロッド・アンテナ の受信では雑音に埋もれていますが、今回製作の アンテナ に変えたら良好に受信してくれました。こんなに小さく ( 9 cm × 3 cm ), 軽い基板で短波を良好に受信できるなんて素晴らしい!

電源部は 006P ニッケル 水素電池、006P 専用 ケース 2個を対にしています。無負荷で 20 V もあり、無駄を承知で安定化電源回路を追加し 12V で駆動します。アンテナ 基板の裏に 12 V 安定化電源もどきを搭載しました。モビ で使うには消費電力が多そうなので予備の電池が不可欠でしょう。

 P.S.

完成後の試験では 006P 電池で 4 時間ほど連続使用出来ました。

DFS さん、XYZ さん、情報板の提供と情報ありがとうございました。


The pa0rdt-Mini-Whip Antenna 一号機製作開始!

2012年11月27日 02時00分00秒 | その他の BCL Antenna

まずは PCB 基板を 90 mm × 30 mm に切り、銅箔に溝を切り ... 

Antenna エレメント と ベタ・アース 基板を造ります。

そして、およその実態配線図を書き、

基板の ランド と アース へ部品を ハンダ 付けします。2N5109 には自家製の Heat Sink を付ける予定!

電源は 8.4 V,  200 mAh の ニッケル 水素電池 を2個直列 ( カタログ 上は 16.8 V ) で使ってみます。但し レギュレター IC で 12 V へ落として供給する予定にしています。( この使い方は個人的趣味の世界 )

Yaesu VR-500 の公園 モビ、出張先の モビ 用を イメージ すると、如何に アンテナ ・ ケース を小型化するかが課題です。VR-500 本体の BNC レセクタプル へ、純正 Whip Antenna の代わりに今回の手作り アンテナ を直付けしてみたい。

今日はここまで!


The pa0rdt-Mini-Whip Antenna !

2012年11月26日 06時30分21秒 | その他の BCL Antenna

この Antenna 凄く面白そうです。

xyz さん宅の FBDX 技術・ソフトウェア情報板 の中で DFS さんが No.762 として スレッド を上げられた  PA0RDT mini whip  に興味津々 

たった 9 cm × 3 cm の小さな Active Antenna ですが 10 kHz – 30 MHz を カバー しています。 

 

机の中をゴソゴソ、部品を集めたらほぼ揃いました。

半導体 ( 2 個共に米国製 )

 □  J309 ( J310 の代替 )

 □  2N5109

固定 インダクタ

 □   470 μH × 2

セラミック・コンデンサ

 □  0.1 μF × 7

固定抵抗

 □  1 MΩ × 3

 □  10 kΩ × 1

 □  2.2 kΩ × 1

 □  680 Ω × 1

 □  220 Ω × 1

 □  47 Ω × 1

PCB 基板 ( 兼ねて Whip Antenna ) 

出張先の モビ・アンテナ にどうかな ~ 製作しようかな ?


B12 の RAE 15345 kHz 良好!

2012年11月22日 19時06分39秒 | BCL受信ログ

ここ数日 B12 Schedule 19:00 - 20:00 JST の RAE 15345 kHz を聴いていますが、

今迄の難局が嘘のように ..... いえ、まあそこまでではないにしろ、ほぼ聞き取れる程度に良好に受信できます。

☆ === ☆ === ☆ === ☆ = 蛇足記事 = ☆ === ☆ === ☆ === ☆

5 kHz 低い周波数 15340 kHz に強力な大陸からの CRI がありますが、同期検波の上側波帯選択で十分排除・無視できる程度まで混信 ( 被り ) を押さえ込むことができます。もちろん RAE の強さと CRI の相対的な強さの度合いにもよりますが ...

また同期検波ではなく単に側波帯の上側波帯受信でも同様にほぼ CRI を排除できますが、RAE のように周波数が不安定というか、周波数が動く放送局を片側の側波帯だけでしばらく聴くと ビート が発生するので時々同調し直す必要があります。こちらは少し面倒かな。

同期検波だと搬送波を自動追尾してくれるので安心して楽しめて音質も側波帯受信よりは格段に良く Wide Filter だと更に音質が良好です。

☆ === ☆ === ☆ === ☆ === ☆ === ☆ === ☆ === ☆ === ☆ === ☆

蛇足記事が長くなりましたが、今夜の ラエ の信号は弱めの放送開始 ... SINPO = 24332 というところ。

< Chiba Rx: R8B, Ant: Handmade Small Magnetic Loops >


Denge Kurdistan

2012年11月20日 06時14分09秒 | BCL受信ログ

Denge Mezopotamya から Denge Kurdistan へ放送局名が変更されたんですね。

ウィキペデイア によると

クルド人は 2,800 万人とも言われる国家をを持たない世界最大の民族集団である。 

とあります。

時には勇ましい軍歌調、また時には物悲しい雰囲気の音楽でした。

今朝は弱かったので明日も聴いてみます。05:00 の放送終了までに起きれるかな?


☆☆☆☆☆ //_/__/___/____/_____/______/_______/________/__________/

Stn ; Denge Kurdistan.

Freq ; 11510 kHz.

Time ; 19:15 - 19:45 UTC ( 04:15 - 04:45 JST ).

Date ; 19 Nov 2012.

Rx ; PALSTAR R30A / Sherwood SE-3.

Ant ; ΔLoop7

        Chiba, JAPAN.

☆☆☆☆☆ //_/__/___/____/_____/______/_______/________/__________/


真空管の立ち上げ時 パワー・サーミスタ による突入電流の防止効果

2012年11月11日 18時50分44秒 | オーディオ

こんな感じで NTC  8D-18  3D-22 ( 思いつきでこちらへ変更 )  パワー・サーミスタ を ヒータ の電源回路へ直列に入れてみた。

動画開始 2 秒後に電源を入れています。

どうでしょう?かなり改善されました。ECF82 の加熱に 30 秒以上かかっています。ゆっくりと立ち上げた方が真空管の ヒータ にとってはより負担が少ないと思われます。

これで電源を入れるときの心臓 ドキドキ の不安感は無くなりました。 今後生産されることのない貴重な真空管を末長く大切に使っていくには良い方法でしょう。

P.S.

後日、整流管 6203 の ヒータ にも NTC 3D-22 を直列につなぎました。目的は B 電源の立ち上げを遅らすため。最初の HP-AMP-1 キット からかなり改修してしまいました。今度こそ改修を完了させます。


NTC Thermistor ( パワー ・ サーミスタ ) を使った改修の検討

2012年11月10日 08時29分20秒 | オーディオ

Negative Temperature Coefficient Thermistor, パワー ・ サーミスタ 正式には長い名前です。

事の発端はこちら

入手したのは 3D-22 と 8D-18 という 2 つの パワー ・ サーミスタ、3D-22 と 8D-18 それぞれ ゼロ 負荷抵抗が 3 Ω と 8 Ω, 飽和抵抗値が 0.137 Ω と 0.365 Ω, 最大許容電流が 5.4 A と 3.1 A となっています。

さて ECF82 真空管の ヒータ の規格は 6.3V / 0.45 A で並列 2 本の合算抵抗値は計算上 7 Ω、2 本に流れる電流の合計は 0.9 A, 消費電力は 5.7 W となります。

 

以下の計算では 8D-18 パワー ・ サーミスタ を ヒータ 電源に直列で入れたと仮定します。( 後日、実際には 3D-22 を使用したので 8D-18 は事前計算のみ ) 電源投入時の 8D-18 抵抗値は 8 Ω なので ヒータ に掛かる電圧は 6.3 V ⇒ 2.9 V, 電流は 0.9 A ⇒ 0.4 A へとそれぞれ下がり、計算上は冷温時の突入電流をほぼ半分に減らせる ( ハズ ) です。

また パワー ・ サーミスタ が暖まった後の飽和抵抗が 0.4 Ω, ヒー タ にかかる電圧はほぼ 6 V, 電流は 0.8 A、ヒータ の消費電力は 5.1 W となります。まあ ヒータ 本来の規格から 10 % 減、許容範囲としましょう。

それでも引き続き問題なのは 「 ECF82 真空管は冷温 スタート 時だけ ヒータ 電流が多く流れる。」 ということ。ヒータ の抵抗値が冷温時には更に低いということなので予備の真空管 ECF82 で実測してみました。

※  冷えているときの ECF82 の ヒータ 抵抗値は 2.8 Ω, 実際には 2 個並列で 1.4 Ω になります。

  パワー・サーミスタ 無しで冷えている時の突入電流は 4.7 A となり、

  異常発光時の ヒータ 2 本の消費電力は瞬間最大で 29.4 W にもなります。

  真空管 2 本の合計値ではあるけど白熱電球並みの電力になることが判りました。

  ここで 8D-18 パワー ・ サーミスタ を直列に挿入すると電源投入時の初期電流は 4.7 A 0.7 A まで下がり、

  電源投入瞬間の ヒータ 消費電力は 29.4 W 4.2 W に落ちます。

  だいぶ 異常発光を抑えれるのではないかと予想します。

また暖まった後の パワー ・ サーミスタ 自体に流れる電流が 0.8 A で常時 0.3 W の電力を消費し続けることになります。

さて、サーミスタ 装着による音への影響は?今回の パワー ・ サーミスタ の挿入箇所は ヒータ 回路に限定する予定なので、信号回路には影響は無い?と考えているのですが .....


チューナー には繋いでいないのに アンプ から FM 放送が ...

2012年11月01日 11時41分10秒 | オーディオ

2年前に キット で製作した 2W × 2 の IC LM4755 アンプ を台灣へ持ち込んだら アンプ に何も入力していないのに FM 放送が流れます。どこから FM 電波が混入したのか?この IC アンプ のどこで 同調、検波 が行われているのか?田舎なのに FM の強電界地域なのか ?疑問だらけ!

最初は AC 電源からの FM 電波の混入を疑いましたが シロ でした。シロ と判断した理由は アンプ 側の DC プラグ を抜いても、しばらくの間は 電解 コンデンサ に蓄えられていた電気で FM 放送が鳴り続けるから。

それから アンプ から離れてみると ラジオ の音は小さくなるような ? アンプ に近づいたり、アンプ の アルミ・ケース を触ると音が大きくなります。

ということは アンテナ + 同調 + 検波 の回路は自分の体だったりして。

聴きたい短波放送はなかなか聴けない劣悪な電波環境! しかも邪魔な FM 放送が混入するので アンプ として音楽すら楽しめないのは困ったものです。

混入した FM 放送は日本の演歌の オンパレード ? 一瞬、ここは日本? と錯覚してしまうくらい。実際には当地台灣の FM 局でした。

折角、ヘッドホン で疲れた耳を スピーカー から流れる音楽で癒そうと 小型 アンプ、小型 SP を持ち込んだのに ...使えませんね、これ!

※ P.S.

  Linkman (株) へ問い合わせたら FM 電波を カット する追加の

  HPF の回路を設計して戴きました。

  Linkman の担当者さま、恐れ入ります。後日改修してみます。

P.S. 

HPF 回路図↓ クリック

 ← クリックで拡大します。