Vic's Weblog


FIAT 500
ラジオを聴く
通信型受信機を愛でる
ヘッドホン・オーディオ

早速 ΔLoop10 故障!

2015年04月22日 21時56分59秒 | その他の BCL Antenna

夕方、部屋に戻りスイッチを入れて短波をサーチしてみた。

いつもと違って、今まで経験したことが無いほど短波のバンド帯で近隣中波のオバケだらけ!

何があったのか?今朝まではオバケは気にならなかったのに。

オバケだらけということは差動回路のバランスが崩れた模様。

取りあえず開けてオバケ退治しようと半固定抵抗を回してみた。

あれっ?VR3の反応がない!

このまま週末まで放置するのは不愉快なので基盤を取りだしてみた。

どうもVR3と隣のR15に導通がないのでVR3とR15の基盤パターンが切れたみたい。

(VRがMaxになっていますが再調整中でVR3の機能は正常)

という訳で裏をジャンパー線で繋ぎなおしてみた。

治った!良かった!

再度ほとんど気にならないくらいオバケを抑え込みました。

でもなぜ?突然プリント・パターンが切れたんだろ?前回のVR調整時に皮一枚になっていたのかな?

おかげで夕飯も忘れて修復に2時間かかってしまった。

今夜は、お腹空いたし、楽しみのRAEも聴けなかった。

今回は製作中のレギュレータIC付近のパターン切れと、今回のVR3付近の2か所のパターン切れで苦労したので、次回アンプを造るとすれば得意?のベタ・アースの基盤で造ろう!

まあ修理できるところが自作の良い点、ということで今夜は安心して寝れそう!


Active Loop Antenna 導入その3 完成!

2015年04月10日 18時00分00秒 | その他の BCL Antenna

詳細調整と防水加工が終わり完成しました。

下の画像の左側は敢えて調整を外した状態で中波のオバケが S=9+10dB 以上出ています。派手にレッドゾーンを超えるオバケですね~ 右側は3つの半固定抵抗で詳細調整してオバケを打ち消した状態!胡麻粒大のオバケが見え隠れする程度、同じアンテナとは思えないくらい抑え込んでいます

←クリックで拡大

詳細調整でこんなに変わるとは!

得意のバスコークを使って防水処理も終わり完成!

しかし定期的に調整することを考えると安易にバスコークで防水するよりもタッパーみたいな防水ケースの方が良かった。

5年前に製作した WSM Loop Antenna も詳細調整できるように3号機として造りなおしてみたい!


Active Loop Antenna 導入その2

2015年04月09日 21時18分35秒 | その他の BCL Antenna

ΔLoop10のエレメントはMK-5212を改造したものを使います。

MK-5212に内装されている同軸ケーブルは抜いて、円形のアルミ・パイプをエレメントとして使います。

アンテナのエレメントのインダクタンスを実測したら1.3μHでした。エレメント自体が小さめの直径69cmなのでゲインは低いでしょうけど、その分インダクタンスは小さいです。アルミパイプが太めで肉厚なのもインダクタンス低下に効いているようです。

素人のこだわりの一つ目が石の選別!最終調整でヌル調整するので同じランクだったら気にすることはないけど、なるべく hfe (直流電流増幅率)の揃ったものを半日かけて選別しました。高周波的な選別は、また別な話だと思うのでhfeだけでは選別できないでしょう。選別は個人の趣味です。

次は電圧確認と調整...

おや?レギュレータICの出力10Vが出ていない?

よくよくテスターで調べていくと基盤のパターンが切れていて220μHのインダクタからレギュレータICのInputまで導通しません。切れている部分は目視では確認できません。しかたなくジャンパー線で繋げました。切れていたのが電源回路の分かりやすい部分だったのが幸いです。高周波部分だったら基盤の切れに気付くのは(私には)無理でしょう。

素人のこだわりの2つめがエレメントまでのラインの太さ! 1.6mm径の銅線を基盤からエレメントまで繋げます。1.6mm径だと基盤の穴には入らないので基盤の穴を大きくしました!素人考えですが少しでもインダクタンスを減らすためです。但しこのやり方だと風の影響などでエレメントの振動が基盤まで伝わり、基盤のパターンが浮いたり接触不良になりやすいので要注意です。

下の画像で真ん中の配線穴GND2は配線忘れではなく基盤の裏で1.6mm銅線を使って配線してあります。アースは太く短く!

改良版の回路図に沿って電圧測定!問題なし!

初段のトランジスタが少し熱を持ちますね、冬はケース内が暖房されて快適でしょう!

早速アルミ・パイプのエレメントに付けて聴いてみました。

結構ゲインが大きい!~、近隣中波局はどれもメーターが振り切れそうです。

電圧調整だけでは2倍と3倍高調波が出るので、次回は半固定VRを再調整してみましょう。

詳細調整は後日にするとして4870kHz RRI Wamenaなど、前祝いの酒を飲みながら聴いています。


Active Loop Antenna 導入その1

2015年04月03日 22時27分48秒 | その他の BCL Antenna

出張先で環境雑音に強いアンテナを模索した結果ΔLoop10 (以前書いてたXは勘違い) を採用することに決めました。自作すると予算が少なくて済むのと保守性が良く、自分で修理・調整でき愛着がわきます。

さて部品を調達、しかし東芝 2SC1815と2SA1015, 日立 2SC1907は製造終了のため、一部入手が難しいようです。

そうなんだ~

では揃えられるものからということでコンデンサ、抵抗などを買いに行きました。

先日、自宅に帰ったら、該当の石が机の中にありました。買ったことも忘れていたこの記憶力の無さに呆れながら、新たに探す手間と費用が節約できました。

すぐにも造れそう、と製作は一気に加速します、2SC1815と2SA1015はランクを合わせることが大切です。

アルミケースは今は使っていない古いケースを使えば加工も要らず、製作時間の短縮と部品代を安く仕上げます。

夕方からNikkeiラジオを聴きながら5時間ほどで ↓ ここまで出来ました。石は hfe 計測中でペア組の最中なのでまだ挿していません。

使い古しのケースなので無駄な穴が開いています。これはアルミ・テープで塞ぎましょう!画像左のM型レセプタクルと左手前金色のRCAレセプタクルはどちらを使用するか決めていませんがどちらか一方を使います。

電子工作は気分転換・ストレス解消!

一気に製作すると楽しみが無くなるので少しづつ!

P.S.

私が造ろうとしたのはΔLoopXではなくΔLoop10でした!