Vic's Weblog


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ペルセウス用にモバイル電源

2015年02月26日 20時42分10秒 | スペクトラム・アナライザ

ネットでみると皆さんペルセウス用のモバイル電源は色々と工夫されています。

最近ペルセウス用にモビにも使えるDC電源を探していました。以前モビ用ではないですが自分でペルセウス用にトランス式の5V/3A電源を製作しました。これは雑音軽減策として製作しましたが、実のところペルセウス付属のスイッチング式ACアダプターがどの程度雑音に影響しているかは未検証です。従いまして付属のACアダプターが雑音を発生させるなどと言うつもりは全くありません。今回は気分的にバッテリー駆動の方が雑音が少ないハズ!との思い込みでまずは室内でパソコンもペルセウスもバッテリー駆動してみます。

新たにペルセウス用バッテリーを探さなくても手元にありました。iPhone/iPad用に使っている外付け予備バッテリーです。AOR取扱説明書によるとペルセウスの電源規格は5V/0.7Aと書いてあり、今回使うバッテリー出力は5V/2A, 容量は15Ahなので十分ではないかと思います。ちなみにこのバッテリーの出力は1Aと2Aを選択できます。以前トランス式のアダプター製作過程でペルセウスに供給する電源が5V/1.0Aよりも下がるとフリーズしたことがあるので使うなら2Aの出力の方が良いかもしれません。

このバッテリーのUSB出力からペルセウスのDCレセプタクルへの接続は、変換ケーブルが比較的安価で売っています。ペルセウスに合うDCプラグは外径5.5mm,内径2.5mmでセンターが+(プラス)になります。

今回の5V,15Ahのバッテリー連続使用で15時間程度使えたので容量としては十分です。

ということで室内でパソコン、ペルセウス共にバッテリーで使ってみました。

初期報告としては、雑音の程度(NF)にほとんど変化なし!です。もう少し聴きこんで効果があれば付け足しますけど。

(以下蛇足)

モバイルということで、出張や旅行で飛行機内に予備パッテリーを持ち込む際の制限を調べてみました。(ANA社)

 W時定格量が100Wh以下のものは個数制限なし

 W時定格量が100Whを超え160Wh以下のもの2個まで。

※ 貨物室への預け入れ(受託)は不可なので手荷物として客室に自分で持ち込みます。

※ これはリチウムイオン電池に限った制限なので他のバッテリーだと制限は異なります。

ということでリチウムイオン電池に関しては5V/20Ah(100Wh)以下の容量だと機内持ち込み個数に制限は無く、更に大きな5V/32Ah(160Wh)までの容量だと2個までの機内持ち込み制限となります。



二重反転ターンテーブル!

2015年02月22日 08時42分36秒 | オーディオ

先日の休みに電子パーツ店を徘徊していたら、高級オーディオ試聴会が行われていました。買えるはずもないのに中に入って聴いてみました。

中でもカナダ製の二重反転式のターンテーブルのレコード・プレーヤーが光っていました。レコードを乗せるのは上ですけど、上と下のターンテーブルが逆方向に回っています。確か二百数十万円と紹介されていました。

昔の演歌とかフォークソングなどのレコードが聴に使われ、多くの年配の方々が熱心に質問されていました。

(蛇足)

旧ソ連の飛行機は二重反転プロペラとかソ連製ヘリコプターでは二重反転ローターが得意でしたね。何でもトルクを相殺させるとか。二重反転と聞いたら思い出しました。


分配器と減衰器

2015年02月14日 09時37分57秒 | BCL周辺機器/雑音対策

今回は安易にこんなもの買いました。

監視カメラ、映像用って書いてあります。 

AntennaからPerseusとポーダブル・ラジオへ信号を分岐させます。

国内のネットでBCLに使えるConbiner & Splitter(混合器・分配機)を探しましたが、選択肢も少なく、定価で一万円前後します。

今居る劣悪環境ではインピーダンス合わせたり、損失を減らしたりする程の受信品質ではないので、これで十分でしょう。 以前のように分配機を手造り製作する ほどのこともないかな?とかなりいい加減になっています。

そうそうポーダブル・ラジオが飽和しないようにApexRadioの 35BNC-AT2 連続可変減衰器を介して繋ぎました。


RadioShackがついに破産を申告!

2015年02月07日 08時57分45秒 | Weblog

あのRadioShackがついに破産を申請しました。

1921年創業と言いますから老舗だったんですね。米国の大都市はもちろん地方の田舎町にもあるラジオ屋さん、電子部品屋さんということで米国へ出張した時はNetで近くのRadioShackの店舗を調べて行ったものです。私のGrundig G5とG3は米国出張時に地方田舎のRadioShackで手に入れたものです。日本でRadioShackの店舗を見たことはありませんがアジアには多くあったと思います。マレーシアのクアラルンプールの店にも出張のついでに行ったことがあります。クアラルンプール店には玩具、オーディオ機器、パソコン機器がほとんどでラジオや電子部品は置いていませんでしたけど。

破綻しても再編で何らかの形で残る店舗や部門もあるでしょうけど、ラジオ、通信機器、電子部品などは一掃されそうな気がします。これから先は店舗事業よりAmazonに代表されるNet通販やオークションeBayなどが主流になるんでしょう。店舗で見て触って判断という時代の終焉ですかね。

Radio Shackという名前からラヂヲ・ヲタクをワクワクさせてくれたんですけどね、日本の手作りの原点の秋葉原や大阪の日本橋もこうならないことを願うしかありません。


電源用コモン・モード・フィルター導入

2015年02月06日 09時35分13秒 | BCL周辺機器/雑音対策

大進無線さんの電源用コモン・モード・フィルター DCK-SRHを導入しました。以前から同社のDCK-RM3も使っています。

両者を比較するとそれぞれ特性が違います。

↓ 以前から使用中のDCK-RM3;インピーダンス最大 9kΩ/0.5MHz.

↓ 今回導入のDCK-SRH;インピーダンス最大 20.1kΩ/14MHz.

取扱説明書には「無線機のAC電源コードに挿入して電源コードから流出するコモン電流を阻止する。」とあります。流入を阻止ではなくて流出を阻止?まあアマチュア無線用だとは解ってはいましたが流入も阻止するはず!と信じて使ってみます。

データは以下をクリック!

既に使用中のDCK-RM3 

今回導入のDCK-SRH 


この一カ月で行った環境雑音対策 ..

1 Passive Shielded Magnetic Loop Antennaの採用、

2 ベランダ内アンテナの移動、ループの回転、

3 Common Mode ChokeとGalvanic Isolatorの中間接続、

4 20個のフェライト・コアをパッチン、パッチン ...

5 ACラインのコモン電流阻止

 もう万策尽きた感があります。金の浪費だけで効果がなかなか出ない!

一番強烈に効いたのはなんといってもシエスタ氏設計Common Mode ChokeGalvanic Isolatorでしょう。ペルセウスで見ていて明らかにNFLがガックンと落ちました!これは特筆すべきことなのですが ... あまりに環境が悪過ぎって感じです。

全体として環境雑音にはなかなか勝てませんね~ ... どなたかが仰せのように都会から遠く離れた電気も無い孤島でランプの灯りと電池でラジオ聴くしかないかも?


パッチン、パッチン!

2015年02月02日 09時34分01秒 | BCL周辺機器/雑音対策

フェライト・コアはどれくらい環境雑音の抑制効果があるのか?

何もしないよりも、気休めにはなるでしょう!

フェライト・コア の使い方(注)

☆ 内径が極力小さいものを選択! (最重要)

☆ 外径よりも長さが長いものを! 効果は「内径」→「長さ」→「外径」の順

☆ 基本的に巻き数の2乗で効果

☆ 巻き数を増やすと効果は低い周波数へ移行

 (注) muRata製作所の「フェライト・コアの基礎知識」から引用 

 ケーブルの太さにピッタリ内径のサイズを選びます。細い同軸ケーブルに密着するフェライト・コアを付けた方が効果があるのかな?

長さが長いものを?ということで数珠繋ぎにして長さを稼いでみた!

無駄使いか?長く!という意味合いが違うかも?

一般的にプラスチック(PP)は紫外線を浴びると崩壊します。太陽光の当たる場所にパッチンしたら何らかの対策しないと紫外線であっという間に容器がボロボロになるでしょう。私は日光が当たる部位にフェライト・コアを使ったら融着テープを巻いて表面の容器がバラけないようにしています。紫外線に比較的強いポリカーボネート(PC)製容器なら耐候性があるとは思いますが。