Vic's Weblog


FIAT 500
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通信型受信機を愛でる
ヘッドホン・オーディオ

KOSE の CM

2010年09月30日 06時48分20秒 | Weblog

最近、気になっている CM があります。

<!-- 倉木麻衣 KOSE -->



このモデルさん、誰だろうと思っていましたが、
この歌を歌っている本人なんですね、倉木麻衣!

気付かなかった。

先日も会社の若い女性に、
「 先日はどうもありがとうございました。」って言われ、??

私の目ってこんなものか、と思い知らされました。歳か?


夏の課題その11、音声出力チェック

2010年09月29日 20時00分25秒 | 真空管式ラジオの修復
RS-350, 中間周波増幅回路まで配線したところで AUX で音が出るのかチェックしました。
" P/U " ( ピック・アップ ) レコードを聴くための接続端子があります。
ここに iPhone から音楽を入力してみました。
うーーん、何かがやっと聴こえる程度 SINPO=22222~11111 ( 汗 ... )
もう一度、回路、ハンダ付けに間違いがないか?チェックしました。

... やはり間違いがありました、ハンダ付けをやり直して、気を取り直して、スイッチ・オン ...
素晴らしい、56 年前のアンプと現代の iPhone がつながり、いい音を聴かせてくれます。
しばし JAZZ " Bill Evans " を聴いていました。
音質は3段階の切り替え付き、いい雰囲気です。


もし高周波回路、中間周波回路がレストアできなくても、アンプ & スピーカーとして使えるか。
と思ってしまいました。

今夜行った工作;
↑ の画像右にある水色シールのチョーク・コイル、本来は出力トランスの定位置です。
出力トランスの行き場が無くなったので ↓ 16 cm スピーカーに背負ってもらいました。

夏の課題その10、電源部、AF と IF 完成?

2010年09月28日 18時31分52秒 | 真空管式ラジオの修復
ハンダ付けを始めた RS-350, 電源部ができたので両波整流管 KX-80 だけを挿して、電源部をチェック、問題無さそう。
次に 6E5 を除いたヒーター配線を済ませて、全ての真空管を挿してヒーターが灯るかチェック。
いい感じの雰囲気で灯りました。

↓ 電源部と電力増幅部


ここで当時の回路図とは違うのですがチョーク・コイルを入れました。
情報によると、この時代の ST 管ラジオは電源ハムが大きいようです。
電源部の電解コンデンサーの容量を大きくしてリップルを減らしたいのですが、
ST 管式の場合、最初の電解コンデンサーの容量を上げ過ぎると整流管が壊れるとのこと。
では整流後の最初のコンデンサーは 10μF くらいに抑えて、その後にチョークコイルを入れることにしました。
↓ 左がオリジナル、      ↓ 右が変更後の回路図。


さて電力増幅部の UZ-42 から部品を付け始め、検波、低周波増幅部、中間周波増幅部まで来ました。

ここまでは、さほど難しいことはないでしょう。
運良く IFT の断線もないです。

問題はこれから RF 部、高1スーパーだけに難しそうです。

ANT Coil には断線修理の形跡があります。
OSC Coil 端子は記号が読めません、どれがどの端子だか?
ここは私の失敗です。
Coil の配線、部品を外す前にどの端子が何の機能か?を確認していませんでした。

先日、高1スーパー用新品コイル、落札直前に居眠りして競り落とせませんでした。
とても安かったのに ...

言い訳は止めて、頑張ってみます。

AC アダプターの予防整備

2010年09月27日 21時51分51秒 | オーディオ
ナカミチ550 カセットデッキ専用の AC アダプター、これも 30 年くらい使っていることになります。
カセットデッキを整備したのですから AC アダプター も開けてみました。
AC アダプター、ネジで開けて整備できると助かります。
以前買った SONY スカイセンサー用 AC アダプター、接着剤を使っているので、分解にノコギリが必要で、相当苦労しました。
分解困難な ACアダプターが多いと思います。
機械は必ず壊れるもの、ナカミチのように修理を前提に設計して欲しいです。

AC アダプターの上下にネジが付いていて簡単に分解できます。

30 年使ってきたコンデンサー 2,200μF/16V を 2,200μF/50V へ交換しました。
同じ容量でも耐圧 16V から 50V へ交換、でも最近の技術でしょう、むしろ小さくなっています。
ちなみに現行の 2,200μF/16V は頼りないくらい小さいので大きめの耐圧 50V にしました。
手前にあるのが取り外した古い電解コンデンサーとダイオードです。


ダイオードはトランスが中間タップ付きなのでブリッジ ( 4個 ) ではなく2個です。
画像中央手前のダイオードがそれです。
中にダイオードが2個入っているわけですが、同じ規格のダイオードが見つけられなくて
普通の整流ダイオード2個へ交換しました。


ちなみに交換したダイオードを見ると足が黒く腐食?していました。

占めて 280 円の「 予防整備 」という安心感です。
早速、NAKAMICHI 550 で音楽です。

夏の課題その9、オシレーター改造

2010年09月25日 16時45分51秒 | 真空管式ラジオの修復
前回 455kHz のオシレーター
を造りましたが、

今回は 455kHz と 500kHz を切り替えれるように改造しました。

左上 500kHz のセラミック発振子を追加して 455kHz とスイッチで切り替えます。

センター周波数をスペアナで見たら 500kHz の方は ほぼ 500kHz,


455kHz の方は前回とは別なセラミック発振子へ交換したら、こちらもほぼ 455kHz,


少し、自己満足に陥っています。

さて、オシレーター ではラジオ聴けないので、
肝腎な RS-350, ほぼ部品も揃ったのでハンダ付けを始めます。

中道研究所 NAKAMICHI 550

2010年09月24日 15時53分32秒 | オーディオ
昔々のテープ・レコーダーの話。

30 年くらい前、当時人気は SONY のデンスケ TC-D5 でした。


でも " あまのじゃく " な私は、せっせと貯金をして
↓ NAKAMICHI 550 を買いました。


すでに 30 年くらい?経過し駆動部分、電気的に不調となりました。
30 年間、大きな故障無く使って来たこと自体が奇跡かもしれません。
NAKAMICHI の HP を見ると、当製品はサービス終了とありますが、当然でしょう。
やっと修理してもらえる工房さんを見つけました。

修理には相当に苦労されたようです。
そのため修理に要した期間も2ヶ月と長かったです。
でも途中経過も含めて、どういう修復を行っているか逐一画像をメールしてもらえます。
工房さん自ら、米国から中古をもう一台取り寄せて修理して戴きました。( ニコイチ )
( 2台分のボディ、部品から1台を造ることを「 ニコイチ 」というそうです。 )



工房からメールを受け取る度に、素人的にも大変な作業だと想像できます。
メーカーが修理不能という器材を修理するのですから。
大変、親切に対応して頂きました。

捨てるのは簡単?でも修理して大切に使う習慣って大事です。
( 10 年前、故障した RF-2200 を捨てたことへの猛反省です。 )


懐かしいカセット・テープ " Stevie Wonder " の " Part Time Lover " を聴いています。
素晴らしい、当時の音がそのまま出て来ます。



このPeak Level Meter も癒しです。

このカセット・レコーダーの特徴で思い出すのは、当時としては珍しい DC-DC コンバーターが付いていて、
電池駆動で電池の容量の最後の最後まで電圧は下がらないというものでした。
電池を使って、蒸気機関車の音を録音に行ったことを思い出します。
ジャズ喫茶のセッションの録音に使ったこともありますが、電池を使ったのはそれくらい。

また使用するテープに応じてバイアスを変えて最適な状態で録音すると言うものでした。
他にも至れり尽くせり、友人の SONY TC-D5 と比較したものです。

※ この NAKAMICHI-550, 何に使うか?
  古いミュージック・テープを聴く、他には ..... 悩むところです。

SINGHA Beer

2010年09月23日 15時18分05秒 | Weblog
タイへ出張です。
出張の楽しみは、現地でラジオを聴く ... でも今回はラジオ不携帯です。

次の楽しみは、現地麦酒、これに尽きます。


" SINGHA " は「 シンハー 」と発音すると思い込んでいたら、
「 シン .. 」でした。
「 シンハー 」では全く通じなくて「 シン .. 」ならあるというので
注文したら " SINGHA " が運ばれてきました。


創業 1933 年と書いてあります、瓶のデザインがお気に入りです。
もちろん味もしっかりコクがあって美味しいです。
何気なく入った店、後で気付いたらデザート専門店でした。
道理でタイにしては料理が辛くなかったです。

スーパーで " SINGHA Beer " の値段を見たら、
小瓶 93 円
中瓶 148 円
でした。

iPhone にて

妻が FEN ( AFRTS ) を聞き始めた。

2010年09月20日 09時42分23秒 | BCL受信ログ
先日、妻が FEN ってどうやって聞くの?
と楽しい問題を提供してくれました。

マンションなので電波は弱いのですが、 AM 810kHz AFRTS, 指向性があるのでラジオの置き方を教えてあげました。

一時的なものかな?
と思っていたら、結構点けっぱなしで毎日聴いているようです。
どうも下の本の影響です。


この本には、
「 運転中に FEN を聞き続けて英語をマスター 」
と書いてあります。

昨日は " Eagle 810 " でカントリーが流れていました。
「 懐かしい。 」としきりに言っています。
大昔、テキサスに居た頃によく聞いていた曲のオンパレードでした。


こんな時にクーガでジャイロ・アンテナを " ジィーー .. " と回すと、
BCL への理解、効果的でしょうね。
昔、処分した RF-877, RF-2200 悔やまれます。

P.S.
最近、車のカー・ラジオ ( 古い表現 ) も 810kHz, AFRTS に Tuning されていました。

夏の課題その8、455kHz オシレーターの製作

2010年09月18日 20時40分06秒 | 真空管式ラジオの修復
RS-350 用に IF 調整 455kHz オシレーターを製作しました。

秋葉原で 455kHz セラミック発振子 .. やっと見つけました。
上の画像でオレンジ色のキャラメルみたいな部品です。

LED がターミネーターの眼のように赤く光っています。
無駄を省くため、スイッチを省略、電池の外し忘れ防止になります。

455kHz の Filter は沢山販売されています。
でも 455kHz セラミック発振子は、以外と店頭にありません。

やっと見つけた 東京ラジオデパートのアイコー電子2号店さん には部品が置いてあります。
455kHz だけでなく480kHz、500kHz も在庫がありました。
500kHz と言えば コリン's 51S-1 の IF です。調整に使えるかも?

東芝 IC 4069 は 30 円でした。こんな値段で利益があるのでしょうか?
しかも中身の 1/3 しか使っていません。

精度は?
IC-R75 + スペアナ で発振周波数を計ると約 454.5kHz, IF の調整には誤差の範疇だと思います。

※ IC-R75 は計測のため AGC-OFF でメータは振れていませんが AGC-ON だと S=9+20dB ほど振れます。

変調をかけた方が使い易いでしょうけど、
今回はテスターで調整する予定なので変調は要りません。

P.S.
455kHz セラミック発振子 で Google 検索すると「 イーエレさん 」が出て来ます。
muRata 製作所の製品ですね。

夏の課題その7、トランスの巻き直し

2010年09月17日 05時00分00秒 | 真空管式ラジオの修復
電源トランスをそのまま使うことは、見た感じ、トラブルを起こしそうな予感がしました。
真空管式の場合、出力トランスにも 300V 近い電圧がかかるので、
思い切って、両方とも巻き直しました。
いえ私が巻いたのではありませんが .....


西崎電機さん ではアマチュアの私にも親切に対応して頂きました。
どんなに古いトランスも1個から巻き直してもらえるようです。
このような技術屋さんに今後も頑張ってもらいたいものです。
巻き変え作業がとても早く、早速、巻き直しが完了して送って来ました。


早速、電源トランスをシャーシーへ装着しました。
整流管 KX-80 のヒーター電流は 5V / 2A の規格です。
将来 KX-80 の入手に不安があるので、互換の球を増やすため両波整流管 83, 5Z3 用に 5V / 3A へ容量を増しました。
( すでに KX-80 は 3 本も確保してあるので不用? )