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高周波用増幅管 6DC6 (2009年02月06日)

2009年02月06日 08時31分31秒 | Collins 51S-1
高周波増幅用の 6DC6 について。

Collins の SSB 真空管式受信機のフロント・エンドの増幅に上の写真 6DC6 が使われていることが多いようです。
AM と違って SSB の特性から、変調波に沿って激しく信号が変化するため RF および Mixer への負担はかなり大きいようです。特に最大 Gain で作動している時は初段 RF の球で Noise が決まってしまう。この時に力を発揮するのが 6DC6 で、相互変調歪みが少ないとか。
確かに直線性はグラフで見れば 6DC6 の素性の良さが素人にも分かります。
最近でも 6EH7, 6GM6, 今回記事の 6DC6 など真空管に勝る直線性、過負荷特性に優れる半導体素子は少ないそうです。
( Collins 書籍から引用 )

なんか読んで分かるような気がしますが、51S-1 の RF 初段にも 6DC6 が使われています。写真は 51S-1 用の予備球です。
私はアマチュア無線を聞かないのであまり関係ないでしょうけど、AFRTS の USB 放送とか業務無線など、また AM 放送にも 6DC6 の Low Noise の恩恵が大きいのでしょう。
それだけの違いが分かるかは別として....。(笑)
コメント (4)
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