Vic's Weblog


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Audio Boxに使用した半導体 (2008年09月29日)

2008年09月29日 18時19分15秒 | BCL周辺機器/雑音対策
(2009年01月28日にレギュレーター IC 写真を追加)
Audio Box に使用した半導体の写真を Up しました。
右から 2番目の Sanyo 製グラフィック・イコライザ LA3600 は Parts Shop に在庫が少なくなっているようです。が..Net の通販を探しますと、まだ在庫があります。Net で 90円/個 でした。きっと送料の方が高いですね。
真ん中の三菱 M5218L は Notch Filter 用に 3 個使いました。
一番右のヘッドフォン・アンプ用 JRC NJM4580D は小さく可愛いですね。今回の回路は BCL 用にモノラルで設計されていますが、本来は Stereo 用でしょう、この小さい IC の中に2つの同じ回路が入っています。
結構探すのに苦労したのは左から 2 番目の 2SC3311AR でした。これも、探した割には、まだ在庫は十分あるようです。
一番左は定電圧電源回路の 3 端子レギュレータ IC 78M10 です。この IC は大きくて放熱板?が付いています。
(写真には 78M12 と書いていますが実際の回路には 78M10 を使っています。最後の数字は出力電圧を示しています。)
昔の BCL ラジオ風に [ 6 IC, 1 Transistor ] です。
ΔLOOP7 に搭載した MOSFET や、上の写真の半導体を眺めていますと、宝石に見えて来るのは私だけでしょうか。
[ 電子工作オタク ] の独り言でした。

Audio Box の調整 (2008年09月28日)

2008年09月28日 14時09分04秒 | BCL周辺機器/雑音対策
Audio Box の調整をしました。箱の中の基盤に半固定 VR (ノッチ・フィルター用)がありますが、小さい箱の中に基盤と配線がギッシリと詰まっていますので、ドライバーで外から調整できるように箱の中央に穴を開けました。(カッコ悪いですね.....。)
このヌル調整は一回で終わりですので、調整後の今は無用の穴となりました。

Notch Freq. 用のつまみ(写真中央)ですが、前 Blog で影山さんから指南して戴きましたので(ほんの少しだけ)大きくしました。もう少し大きなツマミへ変えれば穴を隠せそうです。
最初から十分なスペースを確保しておけば、更に大きなツマミが付けることができたはずです。反省その1でした。
※ Notch Freq.の操作は微妙ですので大きめのツマミが適しています。

Audio Box の製作 (2008年09年27日)

2008年09月27日 17時57分09秒 | BCL周辺機器/雑音対策
春から影山さん設計の Audio Box を作るために、部品を集めていました。
部品も揃い、時間ができたので昨日午後から今日夕方まで BCL も忘れて製作に没頭しました。
苦労したのは、部品集めでした。製作過程は [ 工作オタクの私には ] 楽しかったです。運良く作動したので自慢していますが.....。
基盤への部品取り付けは、回路図を3つに分けて拡大コピーして、確認、再確認、しながら作りました。作りながら、再確認で何回も間違いに気付いて救われました。
ΔLOOP7 以来の感激です。ちゃんと作動しています。
グライコも凄い。ノッチ・フィルターもこれから色々試してみます。
BCL が更に楽しくなりそうです。
影山さんの技術開示に感謝致します。

P.S.
調整は Audio Box も Null を取るんですね。ビートのある放送を聴きながら調整しますとスッとビートが取れます。
ノッチを ON-OFF と切り替えますと、その違いが明白です。素晴らしいです!
グライコでも聴きやすくできます。
REC 出力の Through と Audio Box 経由の切り替えも、大変便利です。

ΔLOOP7 防水その (2)

2008年09月26日 10時35分26秒 | ΔLOOP7
2008年09月26日
前記事のステレオ・プラグ接続方法ですが、直接室内まで持ち込めれば完璧?なのですが、取り外しを考えて、防滴箱からおよそ 10 cm ほど離れたところでステレオ・ジャックとプラグを接続して、その上に自己溶着テープを巻いています。(上の写真中央の下)
こうすることにより、トラブルは全く出なくなりました。
自画自賛にてお許しを!

P.S.
写真ではプリ・セレクターの箱を保持する部分が塩ビ・パイプになっていますが、現在の仕様は、強度、アースの関係で左(下)から伸びるステンレス上部でプリ・セレクターを固定しています。
更に上のエレメントの保持だけが塩ビ・パイプです。

ΔLOOP7 防水その (1)

2008年09月26日 10時31分35秒 | ΔLOOP7
2008年09月26日
以前の Blog でかなり防水、防塵に苦労したという記事を書きました。最近はかなり安定しましたので Up します。
写真が逆さで、高所恐怖症(実は私がそうですが)の方には申し訳ありません。
ベランダの設置ではほとんどトラブルがなかった ΔLOOP7 ですが屋上では風と埃(春先の強風による砂)の影響で、たびたび接触不良を起こしていました。現在は BNC から Mプラグへの換装とステレオ・プラグ装着方法の変更で、安定しています。
まず Mプラグは防滴箱を以前の 4台目の箱から5台目の箱に変える時に、上の写真にありますように防滴箱の下方からの取り出しました。自己溶着テープで防水防塵してあります。
一番問題だったのは電源となるステレオ・プラグでした。これは防滴箱に直接ジャックを取り付けるという発想から、コードの取り出口を完全に防水シールで覆う方法に変えました。(写真左の黒い細い線です。)
※ ちなみに写真の防滴箱はアルミ・ダイキャスト製で、防滴に関しては結構優れものです。ガスケットとして防水シリコン・ゴムが内装されています。しかも純粋なアルミ箱と違って加工が楽です。普通に売っていますが....、

Collins 関連の本 (2008年09年25日)

2008年09月26日 09時06分38秒 | Collins 51S-1
久しぶりに秋葉原を徘徊しました。「東京ラジオデパート」でコンデンサやコイルの買い出しついでに、2F「電波堂書店」で写真中央の「コリンズ物語」を買いました。大手の本屋ではなく、ラジオ本は、なるべくここで買う事にしています。
1冊づつ買い集めて、コリンズ関連の本3冊がやっと揃いました。ほかにもあるでしょうか?
・「Vintage Radio Collection」矢澤 豊次郎 OM著 CQ出版社
・「コリンズ物語」海老原 徹 著 CQ出版社
・「コリンズのメンテナンス」上銘 正規 OM著 個人出版?
それぞれ趣があって興味深い内容です。
今回買った「コリンズ物語」も読み物としては面白いです。
しかし、これらの本の値段は、とても一度に買える価格ではないですね。
3冊を合わせると¥10,300 です。最新の短波ラジオが買える値段です。
「コリンズのメンテナンス」は¥1,500 と格安ですが、内容はかなり濃くて充実しています。
この本は本屋にはないと思いましたので、直接以下の [ FR ラジオ・ラボ ] へ注文しました。。
http://www.fr-radio.com/
Collins 51S-1 を買う1年以上前からこの本を買って、何回も読みました
この「コリンズのメンテナンス」以外にも CD 版とかあるようですね。

BCL Log Book Cover (2008年9月23日)

2008年09月23日 18時38分43秒 | BCL受信ログ
BCL の Log Book を自分で作りました。というほど大げさではありませんが...。
昔の Collins のアマチュア無線用 Log Book 表紙 1961年版の Copy です。
当時の Collins のカタログを見ますと Collins Log Book は一冊 1 ドルで売っていたんですね。
ノートのサイズはアメリカの公式文書でも使われているレター・サイズを使います。
100円ショップでレター・サイズのノートがたくさん売っていたのと、ちょうど Collins Log Book の表紙写真の縦横比が合いました。
記入する Log 部分は自分で BCL 用に作って印刷して使います。
アマチュア無線を知らない私には雰囲気だけ Collins Amateur Radio です。
以下 HP の Log Book Covers の項から表紙を Download しました。1969年版もあります。

51S-1 は Fuse が切れて入院しました (2008年09月12日)

2008年09月12日 17時19分09秒 | Collins 51S-1
我が家の癒し系 51S-1 の Fuse が突然切れました。
それ以前に、ちょっと気になる所がありまして、購入元の方と連絡を取っていた所でした。稀に AF の VR 最小位置で「ガサゴソガサゴソ....プチッ」という感じの Noise があったからです。これに対する回答は「AF 回路、電源回路の中のコンデンサーの不具合でしょう。近いうちに修理しましょう。」と連絡を受けた矢先でした。今回の Fuse 切れの原因かどうかは分かりませんが、早速 51S-1 は入院しました。当分机の上が寂しくなります。
P.S.
※ 推定原因ですが、電源回路のプリッジ整流回路のダイオードが不良だったために平滑コンデンサまで壊れ、これが原因でB電源から AF 回路に Noise が発生していたようです。また同じ理由で最終的に Fuse が飛びました。

ところで上写真の Fuse ですが中にスプリングが入っているんですね。はじめて見ました。軍用の規格なのでしょうか?耐久性・信頼性のためでしょうか?ちなみに [ 250V 1.1/2AS, BUSS F02B ] と刻印がありました。Manual では刻印通り 1.5A の規格です。上の Fuse の写真を見ても、かなり年代を感じます。

※ 秋葉原の「東京ラジオデパート」の「鈴喜デンキ2F店」に、このタイプの Fuse がありました。[ 遅延Fuse ] とか?で一個 ¥400でした。いえ、買ってはいませんが...。

51S-1 の Filter について (2008年09月11日)

2008年09月11日 08時28分34秒 | Collins 51S-1
51S-1 の Filter は Original の状態で上写真のとおり、
AM 5kHz LC Filter ( 写真右の小さな2つ )
USB 2.75kHz Mechanical Fileter ( 写真左から)
CW 800Hz X'tal Filter
LSB 2.75kHz Mechanical Fileter
が搭載されていました。Manual を読む限り Original で別の規格もあるようですね。
気になっている Option の Filter は、
AM 6.0kHz Mechanical Fileter
LSB 3.1kHz Mechanical Fileter
USB 3.1kHz Mechanical Fileter
です。業務用無線としては Original の Filter が一番良いのでしょうけど、BCL として音楽を聞いたりするには、もう少し広めの Filter で聞いてみたいです。
Option Filter は結構、レアで高いようですね。

P.S.
この SSB/CW Filter のケースって、後期の 51S-1 と全然違いますね。
PTO のケースの造りも前期と最後期の作品では全然異なります。
これってきっと大切な理由がありそうです。

強烈なノイズ発生 ( その2 )

2008年09月09日 17時37分21秒 | BCL周辺機器/雑音対策
2008年09月09日
と言う訳で、写真の下にあるのは取り外した不良品 M Plug ( 凹 ) です。そして正常な 凹 のM Plug に交換しました。上の写真を見て頂けますとわかりますが、しっかり奥まで締める事ができました。
不良品は金メッキ Type にも関わらず、とても安かったことを思い出しました。
PLC Noise でなくて良かったです。
常時ではなくて、時々のNoiseで、しかも 2 MHz から 10 MHz 付近だけ PLC Noise っぽく出てくる不思議な Noise でした。

いつも悩むのですが、この凹凸の表現って BNC と M そして RCA など「どっちがどっち、どっちも両方の機能があるし...。」と真剣に悩んでいる自分が居ます。