joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

『夢をかなえるお金の教え 豊かさの知恵』『カンタン、儲ける会社のつくり方』

2005年05月04日 | Book
「ボクは本当にとんでもない勘違いをしていました。
 ボクは、投資してくれた人たちは、金儲けをしたいから出資してくれたんだと思っていたんです。利益計画も出していたし、銀行に預けるよりよほど利息もいいというプレゼントもしていましたから。でも、そうじゃなかったんです。
 ある人は『君に投資したのは、お金儲けのためじゃなかったんだよ。君が夢を追いかけるのを応援したかっただけだよ』と言って、よろこんで追加の投資もしょうだくしてくれました」(本田健著『夢をかなえるお金の教え 豊かさの知恵』p.91)。


本屋さんで『ホリエモンの新資本主義! お金持ち三択ドリル』を見かける。最初のほうだけパラパラ読んだけど、結構面白そう。図書館で借りようかな。

ぼくは堀江さんの本は2冊読んだけれど、どちらもきわめてシンプルに商売の原則が書かれてあったり、彼の企業の苦労話があったりで、面白かった。

ただ、その題名に『カンタン、儲ける会社のつくり方』とかあるけど、彼の本を読むと、かなりあぶない橋を渡ってきたことがわかる。ある程度幸運に恵まれて危機を乗り越えてあそこまでライブドアは大きくなったことがわかります(借金の返済話など)。

それを読むと、起業は簡単でもなんでもないという印象をもちます。

僕が好んで読むビジネス書の中に本田健さんと神田昌典さん、そして堀江さんがある。そしてビジネスに関する考え方はこの三人はとても似ていると思う。

商売のテクニックという点では神田さんと堀江さん、本田さんはほぼ同じことを言っている。キャッシュフローが大切なこと。利益率が大切なこと。単に売るだけではだめで、いかに商品に付加価値をつけることが大切なこと。組織の規模の変化に応じてグループ・マインドに変化が訪れ、人材の構成に変化が不可避なこと、などなど。面白いぐらいに似通っている。

ただ、本田さんが「得意なことではなくて、好きなことをビジネスにすることで幸せになれます」と言うのにたいし、堀江さんは「好きなことではなくて、得意なことをすべき」と言います。

この二つは完全に反対なのだろうか?意外と堀江さんの言っている「得意なこと」というのは、人が気づいていないその人の才能という意味かもしれないし、それだと本田さんの言っていることと違うわけでもない。

また、神田さんや本田さんは会社の規模を大きくするというゲームから降りたのに対し、堀江さんはそのゲームに乗り続けている。それも、神田さんや本田さんは会社の活動以外の執筆等に面白みを見出したのに対し、堀江さんは商売で人にサーヴィスすることに面白みを見出すことに無限の楽しみを見ているのでしょう。

じゃあ、どこに違いがあるのかというと・・・という問いに興味がある人は(もしいたら)、その人それぞれがその答えを見つけていくのがいいんだと思います。


涼風


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