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日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

『自由学校の設計―きのくに子どもの村の生活と学習』

2008年04月07日 | Book
『自由学校の設計―きのくに子どもの村の生活と学習』を読みました。

著者の堀真一郎さんはもともと大阪市立大学生活科学部の教授だったそうですが、50代でそれをやめ、和歌山に自分の理念に基づいた学校を作ったそうです。

この学校は全寮制。既存の学校教育とは異なり、自然に囲まれた立地を生かして、体験学習のような授業を優先しているそうです。

また普通の学校のように年齢別にクラスが分けられてもいません。テストも宿題もありません。

サドベリー・バレー・スクールの本を読んだときにも思いましたが、こういう自由な発想で作られた学校は、興味深いのですが、実際にどういうことが行われているのか本を読んだだけではよく分かりません。

ではそれはそうでしょう。実際の体験を重視しているのですから。カリキュラムをこまかくきめているわけではないのです。

この学校はサドベリー・バレーのようにまったく自由というわけではなく、ある程度はカリキュラムはあるみたいです。ただそれらを教える際にも、机に向かってカリカリ勉強するというものとは程遠いようです。

この学校も、実際にどういうことが行われているのか見てみたいです。

参考:「学校法人きのくに子どもの村自由学園」


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