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日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

『失敗しないフランス語』 岩間直文(著)

2006年11月26日 | 語学

             “Buildings in Kobe”


夏ごろからかな~りゆっくりのペースでフランス語の勉強をしてみました。やっと初級文法の本を一冊終えた程度です。

私が使ったのは『失敗しないフランス語』というテキスト。この本はもう10年以上前に買ったもので、当時も一通りやり終えていたのですが、内容は全部忘れていました。10年経ってまたやるとは自分でも思わなかった。

横にはロワイヤル仏和辞典を置いていますが、これも当時一緒に買ったもの。まだまだ新品同様のきれいな辞書です。

僕は英語もドイツ語も今はシャープの電子辞書を使っています。本来は英語辞書機能が付いて、ドイツ語はカードを差し込むもの。

語学のできる人の多くは、本の辞書のほうが一目でいろいろな用法をチェックできるからという理由で、書斎や研究室では本の辞書を使うことが多いみたいです。しかしめんどくさがりの私は、いろいろな用法なんてチェックしないので、電子辞書ばっかり使っています。

でもフランス語のカードを買うとなると五千円ほどするだろうし、そこまでフランス語を勉強し続けるかどうかもわからないので、とりあえずは10年以上前に買ったロワイヤルを使ってみたいと思います。独和大辞典なんかよりはよっぽど使いやすい紙質だし。

間隔を空けつつ少しずつ初級文法書を読んだので、最後にたどり着く頃には最初の方の内容を忘れてしまっている可能性が大です。まだまだおさらいが必要。しかしとりあえずこのテキストはおしまいにして、気分転換にべつの初級テキストを次に読んでみたいと思います。それを読み終えるのはいつになるかな?

驚いたのは上記の『失敗しないフランス語』が今でもオンライン書店で扱われていること。類書は毎年のように出版されているだろうに、それでも扱われているのは理由があるのかな?

このテキストは、私にはうまく評価はできません。ただ、最初の最初のとっかかりのための本としてはよいと思いますし、ということはそれで著者の目的は達成されているのかもしれません。

不必要に細かい文法事項は書かれておらず、初歩的なことにのみ絞って説明がされています。また単語も基本単語が重複して出ているので、文法的なことに集中するのにいいように思います。

初級コースへのイントロダクションという感じでしょうか。

ただ分量は少ないので、文法が体系的に頭に入ったという感触はありません。まぁ、最初からそんなに多くを求めるのもよくないかもしれませんね。

でも、何か10年前に買った本をあらためてやり通して、気になっていたものが取れたという感じがします。


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