joy - a day of my life -

日々の体験や思ったことを綴ります(by 涼風)。

広~い広~い

2005年09月01日 | 店舗を観察して
ほぼ日課となっている夕方の散歩を、今日は郵便局とダイエーに寄るかたちでしてきました。

ダイエーは店舗の整理中なのか、かなり広いスペースに何もない状態のフロアがあります。一応そこでは無料のメディカル・ケアが行われていて、若い男の子の店員が僕にもチラシを配り、「試しにどうですか?盛り上げに一役買ってくれませんか?」と言ってきました。

そのフロアに来た途端にチラシを渡されたので少し驚いた僕は、慌ててさっと立ち去りました。でもその男の子は一見ぼんやりしてそうだけど、感じは悪くなかったです。

セールスでは、この「悪くない感じ、いい感じ」というものをセールスマンがもっているだけで印象が全然違います。作った笑顔ではなく、自然に「いい人そう」というだけでホントは十分なのかもしれない。でも、それがまた一番難しいのかも。

ダイエーはこれからどう変わるのだろう?ダイエーの店舗は「だだっ広い」フロアにいろんな物が工夫もなく整然と置かれてきました。でも、いろいろな物があるということは、逆に言えばそこには何もないのと同じですね。「ダイエーでなければ」という物がないんですね。

安い衣料ならユニクロに行くし、本屋ならジュンク堂や紀伊国屋に行くし、等等。今はホームセンターやユニクロや本屋や電化製品や家具など、ある特定のジャンルの商品に特化した専門店の大型店舗が郊外にあります。何かを買おうと思えば、みんな思いつくのはそうした郊外の店舗にクルマで行くことです。

結果的に、ダイエーの近くに住んでいる人たちが食料や日用品を買うのに利用するだけなので、あまり売り上げは伸びない。

もっとも大型スーパーはどこも赤字で、コンビニ業界でトップを走る鈴木敏文率いるセブンイレブンと同じグループのヨーカ堂ですら赤字を出していますよね。

私たちの感覚が変わってしまったんですね。大きな場所でただモノを与えられても有り難味がなくなってしまった。いろんなものが置いてあるスーパーよりも、専門店に行くほうが、主体的にモノを選んでいる気分になれます。

ただ色んなモノがおいてあるだけでは駄目なのならどうすればいいのだろう?ダイエーの店舗の特徴は、郊外の専門店とは違い、街中にあることが多い。街中に大きな建物を所有している。その広大なスペースに人を呼び込むにはどうすればいいのだろう?


涼風



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