11月17日、野菜ソムリエ協会主催で、
タキイ種苗さんの研究農場に見学に行ってきました。
巷に出回っているタネ、苗の数々。
「どのようにして品種改良されているか?」
「品種改良のきっかけは?」
これを知りたくて、今回参加させて頂きました。
この日は絶好の行楽日和。
まず、ハウス棟を見学。
ハウス棟では、トマト、きゅうり、ナス、メロンの育成の様子を
見学させていただきました。
これは、「ハウス桃太郎」を、葉カビ病耐病性(CF)に品種改良したもの。
生産者を悩ませるトマトの病気の1つである葉カビ病の耐病性にすることで、
減農薬栽培できるように改良したものだそうです。
カビ病は、一度発生すると瞬く間に畑に広がります。
…といっても、見た目は普通の桃太郎トマトとかわりませんね…。
これは、ミニメロン。
手のひらに乗るサイズのメロンです。
風味はプリンスメロンに似ているそうで、
順調に行けば1株で20個くらい実がなるそうです。
いつか、育ててみたいと思います。
そして、今、話題になりつつある子どもピーマン「ピー太郎」
ピーマン独特の青臭み、苦味が非常に少ない、
新しいタイプのピーマン。
ハウスでは他に、千両ナス、きゅうりが展示されていました。
そして、子どもピーマンを試食。
手前が浅漬け、左側が子どもピーマンのコロッケ。
(右上は豚汁)
コロッケは今までのピーマンを覆すほど青臭くなく、
食感もピーマンにきゅうりを足した似た感じでおいしかったです。
ピーマンの風味は歯ごたえを楽しみたいのであれば、浅漬けでしょうか。
これは、赤ミズナ。
アントシアニンが豊富なミズナとして、現在研究栽培中とのこと。
まだ市販されていません。
こちらはからし菜です。
アントシアニンタップリ。
サラダセットでもたまに見かけるようになりましたね。
このほか、葉っぱの刻みがこれより少ないタイプのものと、
多いタイプのものがありました。
次に露地の圃場へ。
茎ブロッコリーです。
紫色のカリフラワー。
アントシアニンの紫色がなんともいえませんね。
珍しい種類の大根です。
右上に写っているのが、その葉っぱですが、
どこが珍しいかというと、葉っぱを注目してみてください。
葉っぱが丸葉で、トゲがほとんどありません。
一見野沢菜みたいですね。
こちらは、赤い大根。
この品種はまだ、市販されていません。
極早生品種で、サイズも少し小さめ。
生食向きだそうです。
形は普通の大根と同じで、中は真っ白。
ラディッシュとカブを足したような感じでした。
生食向きの品種は、生育期間が比較的長いものが多かったですが、
これなら、最短で50日くらいで収穫できるそうです。
にんじんです。
左が、カロテンの含有量が従来より約1.5倍多いにんじん。
右が、カロテンとリコピンの含有量の総和が従来よりも約1.5倍、
リコピンが100gあたり6mgも含まれているそうです。
(一般的なトマトの2倍のリコピンを摂取できるそうです)
ちなみに左が西洋にんじんの改良種。
右が東洋(金時)にんじんの改良種です。
実際に試食。
右側は金時にんじんの風味がしていました。
このほか、カリフラワー、白菜、レタス、ほうれん草、小松菜、春菊、
スイスチャード、緑肥など、
いろいろもありました。
こちらは、お花のコーナー
ビオラ、パンジー、ストック、葉牡丹…など
たくさんのお花がありました。
とはいえ、農場、つまり畑は、ボクが子どものころ、遊び場として
公園よりも多く足を運んでた幼馴染の場所。
つい童心に返ってしまい、やたらしゃべりすぎてしまいました。
参加者の皆さん、失礼しました。
とはいえ、いろいろと勉強になりました。
ありがとうございました。
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タキイ種苗さんの研究農場に見学に行ってきました。
巷に出回っているタネ、苗の数々。
「どのようにして品種改良されているか?」
「品種改良のきっかけは?」
これを知りたくて、今回参加させて頂きました。
この日は絶好の行楽日和。
まず、ハウス棟を見学。
ハウス棟では、トマト、きゅうり、ナス、メロンの育成の様子を
見学させていただきました。
これは、「ハウス桃太郎」を、葉カビ病耐病性(CF)に品種改良したもの。
生産者を悩ませるトマトの病気の1つである葉カビ病の耐病性にすることで、
減農薬栽培できるように改良したものだそうです。
カビ病は、一度発生すると瞬く間に畑に広がります。
…といっても、見た目は普通の桃太郎トマトとかわりませんね…。
これは、ミニメロン。
手のひらに乗るサイズのメロンです。
風味はプリンスメロンに似ているそうで、
順調に行けば1株で20個くらい実がなるそうです。
いつか、育ててみたいと思います。
そして、今、話題になりつつある子どもピーマン「ピー太郎」
ピーマン独特の青臭み、苦味が非常に少ない、
新しいタイプのピーマン。
ハウスでは他に、千両ナス、きゅうりが展示されていました。
そして、子どもピーマンを試食。
手前が浅漬け、左側が子どもピーマンのコロッケ。
(右上は豚汁)
コロッケは今までのピーマンを覆すほど青臭くなく、
食感もピーマンにきゅうりを足した似た感じでおいしかったです。
ピーマンの風味は歯ごたえを楽しみたいのであれば、浅漬けでしょうか。
これは、赤ミズナ。
アントシアニンが豊富なミズナとして、現在研究栽培中とのこと。
まだ市販されていません。
こちらはからし菜です。
アントシアニンタップリ。
サラダセットでもたまに見かけるようになりましたね。
このほか、葉っぱの刻みがこれより少ないタイプのものと、
多いタイプのものがありました。
次に露地の圃場へ。
茎ブロッコリーです。
紫色のカリフラワー。
アントシアニンの紫色がなんともいえませんね。
珍しい種類の大根です。
右上に写っているのが、その葉っぱですが、
どこが珍しいかというと、葉っぱを注目してみてください。
葉っぱが丸葉で、トゲがほとんどありません。
一見野沢菜みたいですね。
こちらは、赤い大根。
この品種はまだ、市販されていません。
極早生品種で、サイズも少し小さめ。
生食向きだそうです。
形は普通の大根と同じで、中は真っ白。
ラディッシュとカブを足したような感じでした。
生食向きの品種は、生育期間が比較的長いものが多かったですが、
これなら、最短で50日くらいで収穫できるそうです。
にんじんです。
左が、カロテンの含有量が従来より約1.5倍多いにんじん。
右が、カロテンとリコピンの含有量の総和が従来よりも約1.5倍、
リコピンが100gあたり6mgも含まれているそうです。
(一般的なトマトの2倍のリコピンを摂取できるそうです)
ちなみに左が西洋にんじんの改良種。
右が東洋(金時)にんじんの改良種です。
実際に試食。
右側は金時にんじんの風味がしていました。
このほか、カリフラワー、白菜、レタス、ほうれん草、小松菜、春菊、
スイスチャード、緑肥など、
いろいろもありました。
こちらは、お花のコーナー
ビオラ、パンジー、ストック、葉牡丹…など
たくさんのお花がありました。
とはいえ、農場、つまり畑は、ボクが子どものころ、遊び場として
公園よりも多く足を運んでた幼馴染の場所。
つい童心に返ってしまい、やたらしゃべりすぎてしまいました。
参加者の皆さん、失礼しました。
とはいえ、いろいろと勉強になりました。
ありがとうございました。
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先日、柿オーナー収穫祭で、「御所(ごしょ)」という品種の柿を
少し取り上げました。
ちょっと詳しくお話しましょう。
「御所(ごしょ)」は、奈良県御所市が原産の甘柿品種。
店頭に並ぶ甘柿よりも少し小さめです。
柿のヘタは一般的には4片ですが、
この柿、ヘタが5片なのが特徴です。
ヘタを拡大した写真。
甘さや味の上品さは他の柿とは別格だそうです。
舌触りの滑らかさは「天然の羊羹」と例えられるほどです。
(あいにく先日の柿オーナー収穫祭では、食べることは出来ませんでした。)
「御所」は、甘柿の元祖と呼ばれています。
柿は奈良時代には日本に存在していたそうです。
当時は完全な甘柿はありませんでした。
江戸時代、奈良県御所(ごせ)市で
偶然に完全な甘柿が生まれました。
その為、「御所柿」と呼ばれるように…。
そして、奈良の名産になりました。
当時、極上の柿として、幕府や宮中にも献上されていたそうです。
ただ、収穫量が少ないうえに栽培も難しいことから「幻の柿」に…。
僕が昔読み漁っていた、1980年代の野菜&果物図鑑にも目を通しましたが、
そこでも「幻の柿」として記述がありました。
近年、奈良県御所市では、この「御所柿」を復興させる取り組みが
行われております。
「御所柿」が、奈良の名産品として再デビューできるように、
野菜ソムリエとしても取り組んでいきたいと思います。
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11/6(日)、コミュニティ奈良一行で、
御所の柿農園に、柿オーナー収穫祭に行ってきました。
柿オーナーとは、1本の柿の木を貸してくださり、
その世話が出来、とれた柿は持って帰ることができるというものです。
コミュニティ奈良でも、加入させて頂いており、
1本の柿の木の世話をさせて頂いております。
今日はオマチカネの収穫の日。
で、コミュニティ奈良の柿の木は・・・。
見てください!この柿。
ブルームも出ていて、ボリュームがありますね。
品種は松本早生。
甘柿としてメジャーな品種「富有」の早生の品種です。
まず、農園の会長さんから収穫の説明を受けました。
そして、いよいよ収穫。
沢山の柿が取れました。
収穫が終わったあと、
集荷場で懇親会。
集荷場には沢山の品種の柿が展示されていました。
中でもこの柿、奈良のご当地の柿である「御所(ごしょ)」という品種。
ヘタの形を見てください。5片ですね。これがこの品種の特徴です。
収穫量が少なく、「幻の柿」と呼ばれています。
詳しくは後日…。
「御所」から派生した品種も沢山あります。
例えば…
お花のような形をした水島御所
表面に絵が出るのが特徴の絵御所
そのほか、長野御所、袋御所…など、いろんな品種があります。
この後、それぞれの柿の試食をしました。
おなじみの柿の食べ比べです。
品種は、
早秋、新秋、太秋、次郎、平核無、松本早生(富有の早生品種)の6種類。
早秋、新秋、太秋は、食べた感じがフルーツという感じですね。
爽やかな甘みとジューシーさが、若年層(…といっても僕もその1人ですが…)に
親しまれそうな味でした。
懇親会では、獅子鍋、
地元のヒノヒカリの新米で作った手作りおにぎり、
柿羊羹を頂きました。
どれもボリューム満点!
こちらは、GreenCharmsのHirocoさんが作ってくださった柿のサラダ。
もぎたての柿を使用しました。
柿の甘みとドレッシングの相性が絶妙で、おいしかったです。
(食べさしの画像で申し訳ありません。本来なら柿が入っています。)
GreenCharmsのブログにも収穫祭の記事がありますので、
こちらをご覧下さい。
この柿の木オーナー。
実際に柿を育てながら勉強できますし、収穫の楽しみもあり、
しかも、柿農家など地元の方との交流も出来るのが魅力です。
こういったイベントには、また、参加したいですね。
僕は農園に行くとつい童心に返り、
口数が増えないように気をつけないといけませんが…。
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御所の柿農園に、柿オーナー収穫祭に行ってきました。
柿オーナーとは、1本の柿の木を貸してくださり、
その世話が出来、とれた柿は持って帰ることができるというものです。
コミュニティ奈良でも、加入させて頂いており、
1本の柿の木の世話をさせて頂いております。
今日はオマチカネの収穫の日。
で、コミュニティ奈良の柿の木は・・・。
見てください!この柿。
ブルームも出ていて、ボリュームがありますね。
品種は松本早生。
甘柿としてメジャーな品種「富有」の早生の品種です。
まず、農園の会長さんから収穫の説明を受けました。
そして、いよいよ収穫。
沢山の柿が取れました。
収穫が終わったあと、
集荷場で懇親会。
集荷場には沢山の品種の柿が展示されていました。
中でもこの柿、奈良のご当地の柿である「御所(ごしょ)」という品種。
ヘタの形を見てください。5片ですね。これがこの品種の特徴です。
収穫量が少なく、「幻の柿」と呼ばれています。
詳しくは後日…。
「御所」から派生した品種も沢山あります。
例えば…
お花のような形をした水島御所
表面に絵が出るのが特徴の絵御所
そのほか、長野御所、袋御所…など、いろんな品種があります。
この後、それぞれの柿の試食をしました。
おなじみの柿の食べ比べです。
品種は、
早秋、新秋、太秋、次郎、平核無、松本早生(富有の早生品種)の6種類。
早秋、新秋、太秋は、食べた感じがフルーツという感じですね。
爽やかな甘みとジューシーさが、若年層(…といっても僕もその1人ですが…)に
親しまれそうな味でした。
懇親会では、獅子鍋、
地元のヒノヒカリの新米で作った手作りおにぎり、
柿羊羹を頂きました。
どれもボリューム満点!
こちらは、GreenCharmsのHirocoさんが作ってくださった柿のサラダ。
もぎたての柿を使用しました。
柿の甘みとドレッシングの相性が絶妙で、おいしかったです。
(食べさしの画像で申し訳ありません。本来なら柿が入っています。)
GreenCharmsのブログにも収穫祭の記事がありますので、
こちらをご覧下さい。
この柿の木オーナー。
実際に柿を育てながら勉強できますし、収穫の楽しみもあり、
しかも、柿農家など地元の方との交流も出来るのが魅力です。
こういったイベントには、また、参加したいですね。
僕は農園に行くとつい童心に返り、
口数が増えないように気をつけないといけませんが…。
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11/1(火)
お世話になっている薬膳の先生、
長谷(ながたに)真由美先生のお店
「旬薬zenみんカフェ」がオープンしました。
長谷先生は、これまで野菜タップリの薬膳料理の教室を行っていましたが、
もっと多くの人に旬の薬膳料理を知っていただこうと、
旬の薬膳の料理をランチとしていただけるお店として「みんカフェ」が
オープンしました。
薬膳というと、漢方や薬草…などと難しいことを連想しがちですが、
身近にある旬のものを上手に摂取することが、薬膳のもう1つの考え方でもあるのです。
かわいいメニューですね。
ちなみにこのメニュー、野菜ソムリエ仲間のDさんお手製です。
彼女はめちゃめちゃ器用ですよ!
しかも、メニューにはそれぞれの食材の効能も書かれています。
さて、ランチですが、
左上から時計回りに
・奈良の黒枝豆
・プルーンのコンポート
・里芋と春菊のくるみソース
・古代米五穀もちのきのこ柚子あん
・パプリカのピクルス
・大豆とごぼうバーグ
・ブロッコリーの柿ハーブあえ
・山芋のポタージュ
そして、玄米と黒もち米のごはん。
(※写真忘れました。)
これに、コーヒーor紅茶もついています。
ランチの効能の詳細は、みんカフェ スタッフブログでご紹介されています。
こちらをご覧下さい↓
http://blogs.yahoo.co.jp/biu_nagamayu/1330723.html
どれも、こだわり野菜の味がしっかり生きていて、
自然のパワー、そして栄養タップリ頂いている感じで、とてもおいしかったです。
また、お店では、雑穀米や黒もち米、くこの実、コンフィチュールなど、
県内各地のこだわりの食材も売られています。
そして、オープン記念として、奈良・飛鳥産こだわりの黒枝豆も販売中!
普通の黒枝豆とちょっと違います。
黒枝豆にしてはちょっと黄色いですが、
実は、こちらの黒枝豆、この状態が一番おいしさがMAXなのです。
拡大写真。
さやの表面に生えている産毛の勢いよさがお分かりでしょうか?
これが、おいしさの証明です。
豆独特の青臭さがなく、かめばかむほど甘みが出てきます。
最後にお店の情報をご紹介…
■季節ご飯~旬薬zen みんカフェ
TEL 0745-31-2338
営業時間 11:30~18:00
定休日 水曜
住所 奈良県北葛城郡河合町広瀬台3-3-9 2F
※西大和イオンの(中山手2丁目交差点)北東側ななめ前
なお、ランチはこだわり食材を使用しているため、1日限定30食です。
また、月替わりランチです。
お越しの際は、予約なされた方がいいでしょう。
是非、薬膳ランチをお楽しみ下さい。
******************************
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