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淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「ブザービート~崖っぷちのヒーロー」山下智久フジ月9新ドラマ。これこそ原点回帰!

2009年07月14日 | Weblog
 最近の月9-いわゆるフジテレビ系列で月曜日夜の9時台のドラマのことだけれど-低調傾向が続いていた。

 前回の中居正広「婚カツ!」は悲惨なまでの低視聴率だったし(勿論、視聴率が高いから、そのドラマは傑作だなんて、そんな短絡的なこと言ってないですが・・・)、その前の「ヴォイス~命なき者の声~」はまあまあだったものの、堀北真希の「イノセント・ラブ」も織田裕二の「太陽と海の教室」も作品自体面白なく、「イノセント・ラブ」の脚本に至っては完全に破綻状態だった。

 やはり、最近数年間における最高傑作はなんと言っても「エンジン」ではないか。
 このドラマ、別に木村拓哉が主演しているからということではなく(確かにキムタクが主演したドラマはどれも素晴らしいのだが)、ドラマ自体が傑作だった。
 井上由美子の脚本の凄さでもあったのだが・・・。

 月9は、ボーイ・ミーツ・ガールという原点に戻るべきなのだ。
 若い男女が織り成す、季節ごとのラブストーリーに回帰すべきなのだ。
 そして、その恋愛物語の周辺に、仲間たちやそれと相反する人間たちをほどよく塗す。そのあとに、スポーツだったり、リゾートだったり、その時々のトレンドなアイテムを付け加えればいいのである。

 第一、月曜日の夜なんて、一週間の中で二番目に厭な曜日なのである(一番は当然、日曜日の夜でしょう!)。
 そんな夜に、深刻でメゲルようなドラマなんて観たいとは思わない。やっぱり、色んな紆余曲折を経ながら、最後には素敵な男女が結ばれる物語、これに尽きる。

 そして、7月13日の月曜日から始まった、フジテレビ系月9ドラマ「ブザービート~崖っぷちのヒーロー」。
 主演が山下智久。
 共演が北川景子、そのほかに、貫地谷しほり、相武紗季、伊藤英明、金子ノブアキ、真矢みき、永井大。

 山下智久が実業団のバスケットボール・チームに所属していて、その恋人が、同じ企業でチアリーダーもしている相武紗季、チームの監督が伊藤英明、同じチームメートに永井大、ライバルが金子ノブアキ、そして山下智久の母親(離婚暦あり)が真矢みきだ。

 ドラマは第一回から盛り上がる。
 主人公が真剣に、そして深く愛している恋人の相武紗季が実は性悪女で、ライバルである金子ノブアキとアヴァンチュールを楽しんでいたり(俺だったら、知った時点で即別れるけどね)、監督の伊藤英明が、携帯電話を忘れた事で偶然知り合った北川景子に一目ぼれしたり、風雲急を告げる展開となる。

 そうなんだよね。
 これが月9の真骨頂なんだよね。こうじゃなくちゃ、月9ドラマは。
 今後の展開が楽しみになって来る(まあ、行き着く先は、今から完全にお見通しではあるけれど)。

 それに「ブザービート~崖っぷちのヒーロー」の初回オンエア、視聴率15.5%を記録した。
 期待が持てそう。



 
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