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6月最後の日曜日。もう明日からは7月。なんて速いんだろう。あっという間に月日が過ぎてゆく・・・。
今日もまた映画館に映画を観に行く。
ウィル・スミス&マーティン・ローレンスの主演映画、「バッドボーイズ RIDE OR DIE」だ。
混んでいるかと思って行ったら、客は8人だけだった。まあ、隣に誰もいなければそれでいい。とにかく、近くに人がいるのが一番嫌だ。
ポップコーンと珈琲を持ち込んで、それを食べたり飲んだりしながら開演を待つ。この時間が好きだ。
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北米映画週末ランキングで、今回の最新作「バッドボーイズ RIDE OR DIE」がボックス・オフィスのNo.1に輝いたという。3日間の興行収入は5600万ドル。ヒットしている。
本作は、あのジェリー・ブラッカイマー製作(ワンパターンの大味アクションだとよく言われていたりするけれど・・・)による、「バッドボーイズ」シリーズの4作目となる。
監督が、前作「バッドボーイズ フォー・ライフ」のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーだと聞いて、ちょっと戸惑った。前作はそれほど面白い出来栄えだとは思えなかったからだ。
それに主役のウィル・スミスは、例のアカデミー賞の授賞式でのクリス・ロック殴打事件があったし、第1作からすでに約30年も経ったアクション・コメディ映画のシリーズ第4作である。マンネリ化は免れない。
面白いんだろうか?
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ところが、今回の「バッドボーイズ RIDE OR DIE」、ウィル・スミス主演映画としては18本目のオープニングNo.1を獲得してしまったのだ。
ウィル・スミス、完全復活である(前作「バッドボーイズ フォー・ライフ」も、世界興収4億2650万ドルを稼ぎ出す大ヒットを飛ばしている)。
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そして今回も、これまでのシリーズのテイストはちゃんと受け継いでいる。
マイアミ市警の凸凹刑事コンビ、バッドボーイズ(ウィル・スミスとマーティン・ローレンス)の2人は、ある日、殉職した上司警部が麻薬組織から多額の報酬を受け取っていたという事実を知る。しかし、ぬれぎぬを着せられた上司の無実を証明しようと独断で捜査を始めるが、麻薬組織の罠に嵌って警察と犯罪組織の両方から容疑者として追われる身となってしまう・・・。
映画の前半は少しダルい。どうでもいいようなエピソードが挟まってちょっと苛々する。
ところが後半からはいつもの「バッドボーイズ」節が炸裂して、最後までド派手なアクションがフル・スロットル!
確かにワン・パターンではあるけれど、そのワン・パターンがまた心地いいのだ。前半、もう少し引き締まった展開を見せていたら、もう少し評価は高かったんだけど・・・。
でも、大画面で観る「バッドボーイズ」、やっぱりスカッとします。