淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「There's One in Every Crowd」

2013年12月28日 | Weblog
 12月27日金曜日は「御用納め」。
 今日で一応、今年の仕事が終わる(とは言っても、年末年始も色々と仕事が入っているけれど・・・)。

 なので、夜の6時半からは我がオフィスの忘年会。
 今夜は「もつ鍋」ということで、雪が激しく吹く中を、みんなで歩いて会場まで。
 飲み放題2時間。

 さすが幹事さん。
 今回もかなり凝った趣向で、女性2人の若い幹事さんが、クイズに豪華賞品にと、全員を最後まで飽きさせない演出をしてくれた。
 ありがとう。

 宴会はそのためか大いに盛り上がり、近くの「カラオケ」屋さんに駆け込んで続く2次会が繰り広げられた。
 女性軍はコスプレ衣装に着替えてAKB48を大熱唱し、こっちも負けずと歌いまくり、あっという間の2時間が過ぎてゆく。

 ああ、楽しかった!
 ストレスもかなり解消されました。
 本当にありがとね。

 帰りは同僚と2人、タクシーに相乗りして帰宅する。
 それにしても激しい雪が舞っている。こういう光景を見るたびに気分は少し滅入ってくるけれど・・・。
 
 続く12月28日土曜日。
 ゆっくり起きて、朝刊を斜め読みしながらお餅を食べる。
 とにかく餅に目がない。大好きなのだ。一日三食食べても大丈夫。

 吹雪の中、スポーツジムへ。
 今日は11時半からの「ボディ・コンバット」。
 最後の数分を早めに切り上げて、ジムのお風呂へと駆け込んだ。
 1時から、近くの珈琲ショップで友人と待ち合わせをしているからだ。

 汗がまだ完全に引かないけれど、仕方がない。
 急いでジムを出て、近くの珈琲ショップへ。

 外は猛吹雪。
 嫌んなる。
 駐車場に停めてある車はどれもこれも真っ白に雪化粧している。気温もかなり低い。

 友人と珈琲を飲みながら、暫し雑談に耽る。
 映画の話、友人が癌で倒れた話、コンピュータの話、政治の話、死についての話、そんなとり止めのない話が、あっちにいったりこっちにいったりしながら進んでゆく。

 持つべきは友である。
 何でも話せる、そして批判さえも厭わない、そういう友人がいない人間は不幸である。
 うわべだけの薄っぺらな知り合いだって数多くいるけれど、自己犠牲の精神に立てるか立てないかがその分岐点かもしれない。
 もちろん、どこまで他人のために一肌脱げるかは、とても曖昧で微妙な問題ではあるけれど・・・。

 店を出て、互いに車を停めてある場所まで一緒に歩く。
 「友人が重い病に倒れたことなんかを耳にしたりすると、やっぱり落ち込むよなあ」
 「だよな。俺らもいつかは死ぬんだ、この世から必ずいなくなる日が来るんだと思うと、一日一日、ちゃんと生きなきゃってマジで思うよな」
 「歳、取ったんだなあ。そういう事を考えるってことは」
 「悔いのないように生きないとなあ。後悔しない、そういう人生を送らないと・・・」

 友人と、途中で右と左に別れた。
 まだ吹雪は止まない。街が完全に冷え切っている。

 車のエンジンを入れ、厳寒の師走の街へと飛び出した。
 AKB48の「恋するフォーチュン・クッキー」をフル・ヴォリュームで流す。

 なぜか、少し涙が零れた。






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