淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「降り積もれ孤独な死よ」361

2024年07月09日 | Weblog
 7月スタートの各局新ドラマ、まだ序盤でこれから始まるドラマも何本かあるけれど、どれも中々出だしは好調のようだ。前期ドラマよりも全体的に充実しているような感じがする。もちろん、始まったばかりなので良い悪いの判断までは出来ないですが。
 そしてその中でも特に印象に焼き付いたドラマが、日本テレビ系日曜ドラマ「降り積もれ孤独な死よ」(日曜夜10時30分から)だろうか。
 このドラマ、最初はまったくのノーマークだったのだが、予告のスポットを観て俄然興味が湧き、直ぐに観てみることにしたのである。
 7日の夜がその初回だった。



 主演が成田凌。
 ある大きな屋敷の地下室で、白骨化した遺体13体が発見される。
 遺体はすべて子どもと見られ、地下室の壁には六角形の謎のマークが描かれていた。調べでは全員餓死と見られ、壁には子どもたちが抜け出そうと試みたのだろう、強く掻き毟った痕がいくつも消えずに残されていて、もがき苦しみ泣き叫んだ様子が垣間見える。そんな凄まじい室内だった。
  担当刑事の冴木(成田凌)は、屋敷の持ち主でありながら行方の分からない灰川という男(小日向文世)の行方を追うなか、警察署に灰川を父親と呼ぶ若い女性が自ら現れ、灰川とは血の繋がりも戸籍上の繋がりもないものの、母親から酷い虐待を受けて育児放棄された自分を救ってくれ、6年前までは本当の家族のように暮らしていたということを告白する。



 そして担当刑事の冴木たちが捜査してゆく過程で、屋敷で暮らしていた子どもたちは全員で19人いたことも判明し、13人の遺体は19人の子どもたちの誰かである可能性が高いと考えられ、残る6人を早急に探し出すことになるのだが・・・。
 ドラマは初回から飛ばす飛ばす。
 様々な謎が提示され、伏線がはられてゆく。
 このドラマ、過去の13人に及ぶ大量殺人事件と並行するかたちで、現在の謎の通り魔事件が絡み、今は担当刑事だった冴木が、警察を辞めて道路工事の作業員として暮らしていることも観る側に提示される。
 どんな理由から彼は刑事を辞めてしまったのか?



 初回があまりに面白かったので、ネットで調べてみたら、なんと原作は「マガジンポケット」で連載中の「降り積もれ孤独な死よ」(原作・井龍一、漫画・伊藤翔太)だというではないか。
 これは読んでみたいと思い、今週末になったら本屋さんに駆け込んでみようかとさえ考えた。ただ、未完で現在も続いているというのがちょっと気になるけれど・・・。
 まあそれはそれとして、テレビドラマとしての「降り積もれ孤独な死よ」、今後の展開が滅茶苦茶気になる。初回からこんなり飛ばして最後までもつんだろうかと、いらぬ心配までしてしまった。
 まだ間に合います。今からでも是非!


 
 

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