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遂に始まった7月からの新テレビドラマ。
まだまだ控えているドラマもたくさんあって目が離せないけど、今から密かに期待しているのが、TBS「笑うマトリョーシカ」、同じTBSの「ブラックペアン」、日本テレビ 「降り積もれ孤独な死よ」、テレビ朝日「スカイ・キャッスル」、そしてフジテレビの「新宿野戦病院」だ。
もちろん、ちゃんと本編を最後まで観ないとその評価なんて出来ない。観たら期待外れで失望することもあるだろうし、また逆に意外に面白いドラマだったという嬉しい誤算だってあるだろう。
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そして7月3日からフジテレビ系「水曜22時枠」で始まった新ドラマが、「新宿野戦病院」だ。
1月TBS系ドラマ「不適切にもほどがある!」の脚本を書いたあの宮藤官九郎が、フジテレビの連続ドラマで脚本を手掛けるのは「ロケット・ボーイ」以来23年ぶりになるらしい。意外だ。宮藤官九郎=フジテレビというイメージがあったからだ。それに、今回はなんと歌舞伎町の病院を舞台とした「救急医療エンターテインメント」ドラマだという。
期待は膨らむ。
早速、観ました!
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舞台は新宿歌舞伎町。
猥雑で雑多なこの街の片隅にある廃れた「聖まごころ病院」には、その歌舞伎町という土地柄もあってか、ワケありな救急患者たちが次々と運ばれてくる。しかしこの病院の「赤ひげ先生」と慕われている院長(柄本明)はアル中で手が震え、しかも高齢から既に引退を宣言していて、外科医が不在ときている。
院長の甥で、美容皮膚科医(仲野太賀)を含めて何人かの医師はいるものの戦力には到底ならず、それでも救急患者の受け入れ要請の電話がかかってくることから、応急処置だけでてんやわんやの状態が続いている。
そんなある日、外科医不在だからと緊急の患者を断ったにもかかわらず、頭から大量な血を流したホスト男性と、急性アルコール中毒の謎めいた女性(小池栄子)が運ばれてくる・・・。
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初回から面白いっ!
宮藤官九郎節、全開である。
なかでも小池栄子が怪演! 笑わせる。いいねえー、小池栄子!
色んな伏線も途中途中にばら撒かれていて、これらの回収も楽しみだ。
それと主題歌!
「サザンオールスターズ」なのだ。新曲の「恋のブギウギナイト」。ディスコティックなEDM路線で、こういうアップテンポな夏の楽曲を待っていたんですよ、わたくしは!
もう好き過ぎて、今日も何回も聴いている。いいです。
フジテレビ系「水曜22時枠」で始まった新ドラマ「新宿野戦病院」。
観るべしっ!