
これだとまったくキリがない。片づけても片づけても降り続ける、止まない雪のようだ。
「Amazonプライム」や「ネットフリックス」や「ディズニー+」で制作されたり配信されたりする新作ドラマやオリジナル映画のことだ。
次から次へと新作コンテンツが配信され、その数はあまりにも膨大だ。加えて日本の新ドラマも次々と放送されるから、観る側としてもアップアップしてしまう。じゃあ観なけりゃいいじゃないかと一喝されたら、返す言葉もありません・・・。
ドラマや映画好きの哀しいサガなんだと開き直るしかない。
昨日の日曜日も、ジムで汗を流した以外はずっと家に籠って韓国ドラマ三昧だった。何度もここで書いてきたけれど、別に韓国という国に対して特別の思い入れがあるわけじゃないし、アメリカやヨーロッパや日本のドラマに対するこだわりも別にない。観てみたいと思う基準、それは単に「面白そう」か「興味を惹かれるジャンル」かという、それだけだ。
するとどうしても「韓国」のドラマや映画へと行き着いてしまうのだ。とにかく面白い。その一点に尽きる。制作予算に掛ける経費も半端ないことが観ていてすぐにわかる。脚本の練り具合もどこかの国のドラマとは段違いだし・・・。

ということで昨日は、昨年末から配信されて大反響を引き起こしていた「ネットフリックス」のソン・ガン主演によるファンタジー・ロマン「マイデーモン」の15話と16話、つまり最終話までを一気に観た。
これもまだ観ていない人のためにネタバレに気をつけるけれど、全16話は少し長過ぎたように思う。よく出来た物語ではあるものの、途中に差し込まれるエピソード群が散漫で、全体を通しても冗長だった。
もっと短くまとめたら、ギュっとしまったドラマになったと思う・・・残念だ。
そしてやっと「マイデーモン」全16話を観終えたので、あとは「私の夫と結婚して」の次回配信を待つだけだと思っていたら、やれやれ、またまた新しいドラマや新作のオリジナル映画の配信が次々始まるじゃあありませんか。

「ネツトフリックス」では「ソンサンー弔いの丘ー」というおどろおどろしいミステリードラマに、1月26日から独占配信されるマ・ドンソク主演のオリジナル映画「バッドランド・ハンターズ」が。

「Disney+」ではコメディタッチの「財閥×刑事」に、謎の殺し屋集団から命を狙われる女子大生が主人公の「殺し屋たちの店」と、面白そうなドラマや映画のオンパレード状態が続いてゆく。
こうなると、睡眠不足とのし烈な闘いが待ち受けることを覚悟しなければならない。
でも観るしかない。
頑張って観続けるしか、ほかに一切の選択肢は存在しない・・・。

