淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

素晴らしいライブだ! 山下達郎「コンサート・ツアー2009」に行って来た。

2009年01月29日 | Weblog
 山下達郎を初めて知ったのは、1975年に当時のエレック・レコードからリリースされたアルバム「SONGS / Sugar Babe」だった。

 今はもうないエレック・レコードは、吉田拓郎、泉谷しげる、古井戸、ケメなど、70年代を怒涛の如く席巻したフォーク・ロックグループの大御所たちが在籍していた、名門レーベルの一つである。

 僕は、このシュガー・ベイブと呼ばれたバンドのデビューアルバム「SONGS」をレコード店で買い求め、ほんと、毎日のように聴いていた。
 作詞と作曲のほとんどを、グループの山下達郎と大貫妙子が書いていて、どの曲も素晴らしい出来映えだった。

 ところが当時は、このような都会的なサウンドは異端児扱いで、ロックといえば、R&Bやブリティッシュ・ハード・ロックをベースにしたグループが大半を占めていて、LAやロスのウエストコースト・サウンドや、ポップでホットなブルーアイド・ソウルのようなジャンルが台頭するには少しまだ少数派だったように思う。

 山下達郎と大貫妙子という、のちの大物ミュージシャンも、バンド「シュガー・ベイブ」だけに関しては、大きな評価もセールスも上げられないまま、結局は解散の憂き目をみることになってしまう・・・。

 僕は、それ以来の、長~い、長~い、熱狂的なファンである。
 彼のすべてのアルバムを持っているし、LP全盛時にブートレットで発売された超プレミアの幻のレコードも、竹内まりやと山下達郎が結婚パーティで身内の人間のみに配ったと言われている(真偽のほどはよく解りませんが)超レアなベストCDも持っている。

 こんな事を長々と書いたのは、今回のコンサートで、ステージから達郎本人が観客に向かって、「実はお願いがあります! 今回のコンサートの模様を、インターネットや皆さんのブログなどで公開しようとする人も中にはいるかもしれませんが、出来れば、ネタバレになるような事はコンサート・ツアーが終了するまでなるべく控えてくださるよう、ご配慮願います!」と言ったからである。

 それに3月には、八戸市公会堂でのコンサートもまだ控えているようなので、男と男の約束で(でって、別に個人的に約束したわけじゃないけれど)、ここではコンサートの具体的な内容等については書かないことにする。

 ただ。ただひとつ。
 今回の全国コンサート・ツアーは、新作アルバムを引っ提げてのツアーではないので、曲はこれまでのヒット曲のオンパレードになっていて、その意味ではとてもラッキーなコンサートであったといえるのではないか。

 それに。それになんと。
 あの、コンサート嫌いの竹内まりやが、初めての日本縦断コンサートを来年か再来年に敢行するらしい!
 そして、その中に「青森市」が選ばれているのだとか! これはニュースである!
 多分、生で観ることが出来る最初で最後の竹内まりやとなるのではないか。

 そして、当然今回の山下達郎のライブも素晴らしいものだった。
 なんたって、3時間である。
 ぶっ続けでプレイし続け、ラストは全員総立ちの、必殺の名曲オンパレード!

 かっこいいのなんのって、あなた・・・。




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