淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演した韓国パニック映画『非常宣言』を観る。面白かった」。【38日後の春へ】

2023年01月23日 | Weblog
 今日から日常出勤。
 9時から「英語」の後期試験があり、その試験官補助を頼まれる。
 試験教室から外庭を眺めたら、新雪が積もって太陽の光に美しく反射していた。昨日とは異なる、この街独特の冬景色。これはこれで美しい。

 明日辺りから始まるという「十年に一度の大寒波」が気になって仕方がない。東北地方の予想積雪量は60センチから80センチだという。また雪掻きだ。嫌になる。

 昨日まで滞在していた東京で観た映画は2本。
 1本が日本映画。映画「きみの鳥はうたえる」の三宅唱監督が、耳が聞こえない女性ボクサーの実話をもとに描いた、「ケイコ 耳を澄ませて」。 
 そしてもう1本が、ソン・ガンホとイ・ビョンホンが共演した話題の韓国パニック映画「非常宣言」だ。
 「非常宣言」は新宿の「バルト9」で観た。この映画は観たかった。



 飛行機恐怖症の中年男性(イ・ビョンホン)は、一人娘と一緒にハワイ行きの航空機に搭乗する。
 ところが離陸後まもなく、乗客たちが悶絶しながら次々と謎の死を遂げたことで、機内は大パニックに陥ってしまう。
 そんな中、韓国内では飛行機を標的にしたウイルステロの犯行予告動画がネット上にアップされ、その捜査に駆り出されたベテラン刑事(ソン・ガンホ)は、その飛行機に妻が搭乗していた便だったことを知る・・・。

 監督と脚本は「ザ・キング」のハン・ジェリム。
 映画が始まってから、休む暇なく次から次へと畳み込むようにして「見せ場」が作られてゆく。
 神経を逆なでするような不穏な音楽がバックに鳴り続け、観ている側の不安を掻き立て、機内の閉塞感が臨場感をもって描き出されるから、気分が悪くなる観客も多いかもしれない。



 とにかく、最後の最後まで飽きさせない。さすが、韓国映画だ。こういう映画を作らせたら韓国映画に失敗という二文字はない。
 映画の後半、日本国内に緊急着陸を試みようとする場面も出てくる。ここでの緊張感も半端ない。
 まずは観てのお楽しみというところだろうか。

 韓国映画「非常宣言」。
 泣けるシーンもあるけれど、最初から最後までずーっとそのテンションが途切れないところが凄い。
 面白かったです、映画「非常宣言」。






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