MOS-YANの自然観察日誌

身近な自然を探したら…

最近のカワセミ池 その2

2012年06月14日 | 近況報告

今年は、昨年以上に孵化、蛹化などの生態写真を撮らなければならない状況になっています。

自然写真の撮影を再開して3年目、過去2年間の経験から、昆虫の食草などを植えてそれに産卵してくれているのですから、予定通りと言えば予定通りなんですけどね。

しかし、その変態の瞬間がいつ来るか?こればかりは観察して変化を見つけるしかありません。

当然、晴れていてフィールドが絶好のコンディションと思われても、羽化しそうな蛹を放って出かけるわけにはいきませんよね。

徹夜の必要さえなければ、体力的にはまだ余裕はありますが、家の中ばかりにいると性格が暗~くなりそうで‥‥。(-_-)

そんなわけで、出来るだけ出かけようとはしていますが、そんなときこの梅雨のシーズンは辛いですね。

久しぶりにカワセミの様子を見に行ってきましたが、カワセミの雛たちもかなり飛び回るようになってきましたし、カルガモの親子も姿を見せてくれたにもかかわらず、雨が降り出し1時間程で退散です。

次はいつ行けることでしょう?(T_T)

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雛に餌を与える、お父さんカワセミですが、ちょっと遠いし、暗過ぎます。  まあ状況写真ということで…。 EOS 7D + EF400mm F5.6

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こちらも親子のカルガモです。 小雨が降り出して暗いので、やはりシャキッとしません。

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お初のミズイロオナガシジミです。 尾状突起が完全なので、多分若い♂でしょう。

E-M5 + ED 12-50mm  (ノートリミング) シジミチョウクラスだとこのレンズのマクロモードは大変使い易いです。

話は戻りますが、私のところのアオムシ君達は、どうやらモンシロチョウのようです。

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終齢幼虫の拡大ですが、調べたところによれば「気門線上に2つの黄色紋があり、その一つが気門で前側、スジグロシロチョウは黄色紋が一つ」となっていましたので、これはモンシロチョウのようです。

そうなると私の今年の大目標の一つですので、もう一頑張りの必要がありそうです。

先ほど、最初に見つけた幼虫が3頭、前蛹になる準備を始めました。

何とか、旅行の前に羽化して欲しいものです。

追加

蛹になる準備を本格的に始めました。 ゆりかごの糸を張っています。 ちょっとおデブさんになりました。 教わることも無しに良くできると、毎回のように思います。 昆虫って凄いですね。

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E-5 + ED 50mm Macro + EC-14 + FL36R (ディフューザー)

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モンシロチョウ?or スジグロシロチョウ?

2012年06月11日 | 昆虫

すでに蛹になったツマキチョウを、モンシロチョウと間違えた時、餌のために買ったブロッコリーの苗を4株、植木鉢で育てています。

折角買ったので、このまま育ててサラダにでも…と思っていたら、5月の末にコナガが産卵したことがありました。

先週の水曜日のこと、水をやろうと思ってふと見ると、また葉に穴がいくつも空いています。

またコナガかと思い、ピンセットで捕ろうとよく見たら「こ、これは、もしかしてモンシロチョウ?」

他に産卵して間もないと思われる白い卵も10数個、発見!

とりあえず幼虫(多分2齢)と卵を分けて、寄生されないように室内へ。

‥で、図鑑やネットを駆使して探したのですが、幼虫の段階でモンシロチョウとスジグロシロチョウの決定的な違いが解りません。

モンシロチョウの幼虫は、どちらかというと黄緑色、スジグロシロチョウの若齢幼虫は体内が青緑色かと思ったのですが、モンシロチョウの若齢幼虫も、食べた葉の色で青緑色にもなるようです。

両方が混じっていることも可能性としてはありますし‥‥。(*_*)?

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お決まりの孵化シーンです。 この瞬間が撮れると、大成功!(^_^)v

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今回は皆、昼間に出て来てくれました。 大きさはアゲハチョウの半分くらいですね。

EOS 7D + MP-E65mm    ISO 200  1/250  f/11  (3000×2000pixでトリミング)

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最初に発見した幼虫がすでにここまで大きくなりました。 多分、4齢幼虫です。 とにかく成長が早いのに驚きます。

E-5 + ED 50mm Macro + FL300R (ディフューザー使用) ISO 200  1/160  f/16

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今日、「動かないなあ。」と思って見ていたら、また脱皮しました。 すでに20mm近くあるので、これで終齢幼虫かもしれません。 器材は上と同じです。 このくらいになってくれるとE-5が使い易いですね。

お昼にブロッコリーを見たら、な、なんと幼虫が約20頭、卵が全部で10個ほど‥。(>_<)

さすがにもう面倒を見られないので、「ゴメンネ。」と謝ってサヨナラしました。(T_T)

もう産卵されないように、ネットをかけておくつもりです。

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最近のカワセミ池

2012年06月08日 | 近況報告

このところ、カワセミの様子を見に行く機会がずいぶん減っているのですが、それでも週一位では出かけるようにしています。

冬にいつも付き合ってくれた、美子チャンと背美男君はそれぞれ別のパートナーの縄張りに行ってしまい、このカワセミ池には、現在、別のペアが餌捕りに来ています。

このペアの子供達は無事に大きくなったようで、現在、5羽が確認されています。

それに加えて、この池の周りを囲む木は柳が多いのですが、このところカワセミ狙いで三脚を立てている頭の上を、タテハチョウの仲間が飛び回っていることには気付いていました。

でも、殆ど留まることが無く、蝶の種類が解らないことがちょっと気になっていたのですが、やっと留まったのを確認したので早速撮りに行きました。

結果は…。

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ちょっと遠いのですが、カワセミの雛です。 まだ胸の羽毛は茶色ですね。

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これは、給餌ではありません。 雛に上げる餌を、雄が雌に渡しています。 自分で行けばいいのにねえ。

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頭上を飛び回っていた蝶です。 この位置では種類を特定出来ませんでしたが、位置が変わると…。

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是非、撮りたかったコムラサキの雄でした。 周りに柳が多いと言うことは、ここで繁殖しているんでしょうね。 これは生態写真を撮れる!と思うと、ニンマリとしてしまいます。

器材 EOS 7D + EF 400mm F/5.6 

やはりこのレンズで手持ちは辛いです。(^_^;)

次はマクロレンズを用意して、カワセミ達がいない時にコムラサキの幼虫などを探すつもりです。(^_^)v

PS  コムラサキを見つけ喜んでいたら、自宅のブロッコリーに幼虫と卵がたくさん…。

「またコナガかよ‥。」と思って捨てようとしたら、何だかちょっと違うようなので、アップで見たらスジグロシロチョウのようです。

これはこれで良いのですが、とても全部面倒を見られない程、数が多く…。

またまた、どうしよう‥になってしまいました。(^_^;)ゞ

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群馬レポート その4(最終回)

2012年06月05日 | 昆虫

今回はたいしたネタもないので、これが群馬レポートの最終回です。

マイナーな虫もありましたが、また何かの機会に上げるとして、今回はE-5+ ED50-200mm SWD で撮った蝶を選んでみました。

この組み合わせを改めてじっくり使って見た感想は、「間違いなく安心して使える」の一言です。

私の撮り方は、いわゆる図鑑写真で

①全体の形、模様がよく解ること。

②出来るだけ昆虫の全身にピントが来ること。‥が優先なので、絞りを開放近くで使うことはまずありません。

その上で、バックが美しく処理できていれば言うこと無しですね。(^_^)v

出来るだけそんな写真を集めてみたので、再登場のカットも出て来ます。

器材はもちろん E-5 + ED 50-200mm SWD 、①のみEC-14を使い、すべて自然光の手持ち撮影です。

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①ウスバシロチョウ ISO 640  1/200  f/6.3  280mm

2度目の登場ですが、今回一番の成果でした。 前回は現像が適当だったので、今回は白飛びも押さえて真面目にやりました。 (現像ソフトはLR4.1です。)

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②アオスジアゲハ  ISO 640  1/800  f/8  165mm

ハルジオンのピンクが美しいですね。 アオスジアゲハはグレーの体毛が猫のアメリカンショートヘアーのようで、大きな複眼も可愛らしく、大好きなアゲハチョウです。

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ツマグロヒョウモン クモガタヒョウモン ISO 640  1/640  f/8  194mm

ツマグロヒョウモンではなく初ゲットのクモガタヒョウモンでした。(ヒナさん、ありがとうございました。) 

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④ジャコウアゲハ ISO 640   1/640   f/8  200mm

今回一番よく見かけた蝶でしたが、残念な事に、皆、翅がかなり傷ついていました。 この写真は上手く傷が隠れた状態で撮れた貴重な1枚です。

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⑤ヒメウラナミジャノメ ISO 800  1/400  f/ 5.6  158mm

ジャノメチョウは地味なので、花の引き立て役になっているかもしれませんね。

以上、群馬の蝶シリーズでした。

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群馬レポート その3

2012年06月03日 | 昆虫

まだトンボの季節にはやや早いのですが、それでもこの時期でないとなかなか見つけられない個体もあるので、トンボの撮影もそれなりに楽しめるようです。

でも、以外に種類の特定が難しく、今回も100%の自信が無いものばかりです。

もし、①~③で違うんじゃないの?というものがありましたら、ぜひご指摘ください。

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ニホンカワトンボ E-5 + ED50-200mmSWD + EC-14 ISO640  1/500  f/8

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アサヒナカワトンボ E-5 + ED50-200mmSWD + EC-14 ISO640  1/125  f/8

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オツネントンボ クロイトトンボ E-M5 + ED50mm MACRO + EC-20 + FL300R  ISO400  1/125  f/11 (ノートリミング)

E-M5にED50mmを使って見ました。 EC-20を使っても問題ないようです。

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③の追加 ③と同じトンボだと思います。

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クロスジギンヤンマの頭部 E-M5 + ED50mm MACRO + FL300R   ISO400  1/125   f/11 (1500×1200pixでトリミング)

産卵中のクロスジギンヤンマですが、複眼撮影のためにEC-20を付けるべきでしたね。 黒い唇のような模様が面白いです。

マクロ撮影の場合、マニュアルでピントを追い込む事も多いので、E-M5にED50mm+EC-20はかなり使えそうです。

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