おかんのネタ帳

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時代小説の朗読会

2021-09-20 22:01:30 | 演劇・舞台
先週、ひこね文化ホールで、劇団民藝の朗読会がありました。
民藝所属の俳優、篠田三郎さん、樫山文枝さんによる朗読劇です。



篠田三郎さんが、藤沢周平の短編「山桜」、樫山文枝さんが、山本周五郎の「夜の辛夷(こぶし)」を朗読。
ほんとうに、良かったです!!

これに先駆けて、滋賀民報で紹介記事を書いたのですが、そのために図書館で原作を借りました。
山本周五郎の作品は探しきれなかったのですが、藤沢周平の「山桜」は短編集にありました。

朗読会ということで、Youtubeにアップされてるのを見た(聞いた)のですが、ラストで涙が~~
寄る年波、本当に涙もろい私です~~

「山桜」は、昨年映画化されていて、ちょうどBSで放送されていたので録画、朗読会の前に観ました。
そしたら、やはり、ラストで涙がこぼれて~~~

あらすじは、チラシを作ったので、こちらに掲載してます。

※クリックすると大きな画面になります。

映画では、ヒロインを田中麗奈さん、父親を篠田三郎さんが演じてました。

藤沢周平の時代小説は、他にもいくつか映画化されてますよね。
『蝉しぐれ』とか、代表作ですね。

情景描写が繊細で、本当に絵というか景色が見えるように書かれているんですね。

今回、ひこね演劇鑑賞会の特別例会で、一般の方にも来ていただける朗読会でしたが、いつもと同じように、キャストインタビューができました。

15分でという規制はありましたけど、篠田三郎さんにお話をお聞きしました。
篠田さん、もう70歳を過ぎているんですね。
72歳・・・あのウルトラマンタロウがねぇ~

とても紳士な方で、「山桜」を選んだ理由、藤沢作品に対する印象とか、普段の芝居と朗読会の違い・・・
演劇鑑賞会に対する印象、好きな言葉、などなど。
決行が一番なので、歩いています、っておっしゃったような。
詳しくは、鑑賞会の会報(25日発行)に掲載されます~~

山本周五郎の短編を樫山文枝さんが朗読しました。
キレイなお着物で、台詞部分は声色変えて、岡場所で働く女と訳アリの男の話を語ってくださいました。

コロナ対策で蜜を避けるために、グランドホールで一席飛ばし。
広いステージの中央に、椅子、テーブル、衝立が置かれ、大きな花器に篠田さんの時は「桜」、樫山さんの時は「こぶし」が飾られてました。
音響、照明、普段のお芝居に比べると動きはないけれど、やはり演劇人やなと思った次第。

来月は、オペラシアターこんにゃく座の舞台「イヌの仇討 あるいは吉良の決断」を上演します。
なので、先日は、紹介記事を書いたり、会報用の資料を書くのに、ずっと赤穂事件や忠臣蔵ばかり調べていました~~
井上ひさし原作。2018年に上演されたDVDもチェックして。
サザンシアターでこまつ座の「イヌの仇討ち」を観てるので、そちらの感想も参考に、書きました~。

今月は、中止になった作品もあり~のですが、けっこう観劇三昧です。
感想がいっこも書けてないんですけども・・・

4日、愛知県稲沢市で、こまつ座「化粧二題」。
有森也美さん、内野聖陽さん。それぞれの一人芝居。
いなざわ演劇鑑賞会の例会に参加しました。井上ひさし原作。
井上作品、こまつ座、ほんと好きやわ~

9日に、兵庫文芸でケムリ研究室「砂の女」。
ケラリーノ・サンドロビッチさん脚本・演出で、あの安部公房の作品が舞台化されました。
・・・いや~~、すごいです。これは、配信も観るつもりなので、その時感想が書ければ・・・

16日がひこねで朗読会。
18日、19日、大阪のTTホールで「ネバー・ザ・シナー」。
1928年、アメリカで実際に起こった事件を題材にした法廷劇。
主演はジャニーズの方々ですが、検事役でノブオさんが出演なんでね。
いや~~、カッコ良かったです。渋みもあって!!
これは、Twitterでちょこっと感想を書いたんですが、またまとめます~


そして、ざっくり、演劇関係の今月の予定。

京都文芸会館で、女優・栗田桃子さんの朗読会「銀河鉄道の夜」
舞台「ETARNAL」配信。
舞台「砂の女」配信。
松下洸平くんのCD発売記念「つよがり」Online Release After Party の配信・・・

市民カレッジもあるし、鑑賞会の会議もある。
相変わらず、今週も予定ビッチり。
先々週からいくつか請け負っていた仕事が、なんとかキリが付けられそうなので、ホッ。




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