おかんのネタ帳

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吉良川の町並み

2014-04-22 23:28:01 | 日々のつれづれ
さてさて、高知、同行二人の夫婦の旅。
まだ、もう少し、おつきあいください~ ・・・どんだけ書くねん~(苦笑)

海岸沿いを室戸岬に向かった走ってたら、

「伝統的建造物保存地区・吉良川の町並み」

という看板が目に入りました~
山手をちらっと見たら、なんか瓦屋根が幾重もある住居が目に入りました。
なので、「(室戸の)帰り道に、寄っていこう~」と私。

なんせ、その時点で、安芸の岩崎弥太郎の家も、
北川村の「モネの庭」も、香美市のアンパンマンミュージアムも、
とうてい時間がなくて行けない、という状況やったから、
せめて、道すがらの「町並み散策」ぐらい・・・と思った次第。

けど、なかなか面白い家がいっぱいです。

前に、徳島の脇町に行ったことがあったけど、あそこは「うだつ」でした。
昨年行った、吹屋は「ベンガラ」の町。

さて、吉良川というこの町は・・・・



最初に目を引いたのが、こういう壁。
ひさしのようなに、何列か瓦が並んでいるのは、
台風の多いこの地方で、壁を守るための水切りの役目をするんやとか。



煉瓦の壁の家も、ちらほらありましたね。

吉良川は林業が盛んで、明治期に木炭の生産が始まり、
大正期には、製炭技術が向上して良質の備長炭を産出したそうです。
それらを扱う商家や廻船問屋が隆盛を誇り、その名残が町並みに遺っているみたい。



炭やさんがありました~
今も、炭を製造しているみたいです。



なまこ壁がある家ですね。
炭問屋「細木家住宅」らしいです。
明治時代に建てられた住まい。現在も商売されてるらしい。



焼き板部分は、貼り直されたのかな。キレイですね~。
突き当たりは、御田八幡宮。

この先に、新しく建てられたような住まいが・・・
「吉良川おまつり館」という町の歴史などを紹介している建物でした。
コミュニティセンターとしても使わわれているようです~



写真を撮ってたらおばあちゃんとすれ違いました。軽く会釈したら、

「5月3日もきいよ~ 御田さんの祭りがあるさけな」

「ありがとうございます~」

と、言うたものの、そんなに気安く来れませんがな(汗)
御田八幡宮の祭礼が、5月3日にあるらしいですね。

国指定の重要無形民俗文化財に指定されてる、田楽、猿楽が奉納されるって。
・・・・う、うっ、祭り好きとしては見たい~



石ぐろに囲まれた民家。
半割にした石を割り面を表にして貼っています。
ユニークですよね~



二階建ての建物ですが、「つし二階」というようで、
天井高が低く、物入れやタンスなど家具を納めていたようです。



建て替えられるときも、同じように建てるんですね~

ところ変われば品変わる。
住まい方も、変わるんでしょうねぇ~

さてさて、あとは食べ物、かな。

また、紹介します~