CuniCoの徒然・・・岩下邦子の独り言

日々の暮らしの中で、立ち止まったり、すれ違ったり。私の中のアレコレを思いつくまま、気の向くまま。

香り

2013-07-24 07:24:20 | 日記
7月22日は、恋愛についていつもより少しだけ多く考えた。
7月22日は、お弁当を作る時間がなかった。

職場のある駅に到着して、何を買うかを考えた。
朝、ちびの作ったパスタを食べたし、軽めかなぁ・・・
ふと・・・あれ?お財布・・・昨日触ってないと思った(笑)
カバンを見ると、案の定、財布がない。

あれま・・・どうしましょう・・・

いつもより、朝ごはんしっかり食べたし、
まぁ・・・昼抜きかぁと思いながら、コンビニ前を通過した。
あっ・・・そうだ、休憩室の冷蔵庫には、スイカがある(^_^)
先日、上司がスーパーで一番『大きなスイカ』を買ってきてくれた。

スイカでなんとか、ごまかせそうだ。

私は、一度にたくさん食べられない。
だからなのか・・・わりとお腹がすいていることが多い(^^ゞ
でも・・・お腹がすいてる時に、食べないから、空腹を忘れる。
空腹を忘れるけれど、お腹がすいていることが多い・・・
私はお腹がすいているときの自分を
『腹ペコリーナ』と呼んでいる・・・
この呼び名、結構定着している(笑)

さて、腹ペコリーナは、スイカをいただきその日の昼は、凌いだ。

午後になり、土用の丑の日だったことを思い出した。
鰻、買って帰るぞぉ(^_^)って考えた。
よし!今日は、川崎の大沼の国産鰻だ!
奮発しちゃお(^_^)

一人で想像しながら、幸せだった。
幸せだったのは五分くらい・・・
思い出してしまった・・・お財布がない(;_;)

「土用、いつかな~と思いながら土曜日に大沼の鰻買ったんだ」
と遅番の先輩が話し始めた・・・「やっぱり、美味しいね」
先輩は、鰻を買うときに少しだけ落ち込む出来事があって
せっかくの香りなのに、気持ちがしょぼんとしていた話をしてくれた。
気持ちがしょぼんとしていたけど、いい香りだったと。

結構、何でも話せるお姉さんみたいな存在の先輩で・・・
私のランチはスイカ話でも、盛り上がって・・・

で、先輩が、お財布から大きなお札を一枚取り出し、
「鰻、美味しいよ・・・食べな!食べな!」

もちろん、お返しします(^_^)

帰りがけに、並んで蒲焼購入。
なんと、しあわせな気分。

日々の暮らしが、ちょっと厳しくても・・・鰻だ!

夏は、鰻だ!

そんな暮らしの中の季節感があって・・・
焼きあがるのを待つ時間さえ、幸せな感じ。
なにしろ、あの香りが鼻をくすぐる。

夏の海の醤油のこげた匂い・・・
さざえのつぼ焼き・・・とうもろこし・・・
醤油のこげた匂いは、日本人のハートをくすぐる。

バブリーな頃、六本木交差点には、磯辺焼きの屋台。
隣の花屋さんで、店用の花を買って、両腕に抱えながら
いつも磯辺焼きを買っていたなぁ・・・
芝居をしていた頃の夜のバイトの日課。

鰻の袋をぶら下げて、歩く商店街。
ジンギスカンの香り、カレーの香り・・・

残念でした・・・今日は鰻に限る。。。

そんなことを考えながら、帰宅した。

音楽や歌に思い出があるように
いろんな『香り』にも懐かしい風景がついてくる・・・

そんなことを考えながら、美味しい蒲焼いただきました(^_^)
・・・・・センパイ、ありがとでした。

今日は、歌と片付けといういつものプログラムが進行する。
・・・・・今日も素敵な一日にしようと思う