能登の旅・・・二日目

天気予報は、雨だった。
ところが、日差しさえ感じる朝だった。

源泉かけ流し温泉に入る。
そうそう、この温泉が面白かった。
どこかの温泉付きのビジネスホテルに宿泊したことがある。
最近、大浴場付きのビジネスホテルが、結構ある。

で、その時も１階フロント前を通過して、お風呂に行った。
女湯は防犯上、フロントでお風呂の鍵を受け取るシステムになっていた。
なるほど・・・
ビジネスホテルの１階なんて、誰でも出入りできるもんなと感心した。

で・・・今回、ちょっと笑えたのは
お風呂の入口の壁に鍵がぶら下がっていて
『防犯上、施錠してありますので、この鍵で開けてお入りください』
と書いてあるではないか・・・

つまり、いつでも誰でも鍵を開けることができる(笑)

なんと、のんびりした防犯である。

お風呂にゆっくり入り、二日目スタート。

輪島ですもの・・・もちろん朝市に行きました。
ゆっくりスタートしたので日差しは既に強く、暑いくらい。

歩いていると、あっちこっちで声をかけられる。

お腹いっぱいで良かった・・・と思いながら、
おばちゃんたちの声を振り切る・・・

しかし、この朝市を歩くのは精神衛生上良くない。
だって、おばちゃんたちの声を無視するわけで
なんとなく、心が痛む・・・
しかし、おばちゃんたちの声に反応していたら
ぜったいに、心が折れる・・・
結果、いらないものを買い込むことになる・・・

声をかけられ、楽しく話、
「よそ見てから決めるねぇ」とサラっと言える性格の人は
輪島の朝市・・・楽しめると思うなぁ・・・

私には、それができない(^^ゞ
だから・・・あまり楽しい場所ではなかった。


唯一１００円で購入した『わらじストラップ』

背景のiPadには、能登の写真いっぱいあるんだけどなぁ・・・(笑)

朝市をあとにして、珠洲市に向かった。

レストラン典座（てんぞ）をカーナビに入力できず・・・

そうそう、私の車にカーナビはついていない。
地図が好きだし、迷いながら、考えながら、走るのが好きだから。
レンタカーだったので、カーナビがあるわけです。
ところが、この使い方・・・最後まで慣れなかったな(笑)

何度も典座に電話をかけながら、向かうことになる。
途中、揚浜式塩田がたくさんあった。
立ち寄りたかったけれど、時間もなく通り過ぎた。
次回はぜひ体験したいものだと思った。

曽々木海岸の窓岩を眺めるため、少しだけ車を停めた。

下調べなしの行き当たりばったりだから、
気が向けば車を停める・・・そんな感じ。

とはいえ、典座への到着時間も気になる。
のんびりはしていられない・・・車を進めることになる。

電話を何回かかけながら到着した『典座』は、素晴らしい所でした。
出迎えてくださったご主人が、本当に穏やかな方で・・・
『典座』の空間に流れる空気に溶け込むかのように存在されていました。

『典座』の話は、明日にしましょう。

今日も既に暑いけれど・・・庭の雑草と戯れてくるとします