風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

夏が来る

2006-05-17 15:36:48 | 農業日記
風の谷通信 さん農園たよりNo.49

読んで頂ける人は少ないけれど、相変わらず田舎の思いを都会へ

向けて発信しています。

さて、立夏から10日も過ぎると世間の姿がなんとなく夏めいて

きます。 都会の皆さんでも郊外電車に乗る人ならばその姿が目に

入ることでしょう。 まず 冬草の実が熟して黄色くなり、草も

枯れ始めました。 つい先頃まで青々していた麦の穂が心なしか

黄色味を帯びてきています。大麦よりも小麦のほうが早いみたい

です。菜の花はもう実を結び始めて、はなびらが少なくなってき

ました。 庭先ではつるバラが咲き、芍薬のつぼみが膨らんでき

ました。こならの葉は若葉から青葉へと完全に生長し終わりました。

楠木の古い葉が変色して落ちて行き、薄紅を交えた若葉に交代しま

した。 季節は確実に夏へと移っています。間もなく梅雨ですね。

田植えの季節です。山の神様が里へ降りてきて田の神になり、

農家は今年も豊かな実りを祈ります。宇宙の無限力に感謝。合掌 

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。